いじめられているのを目撃したら

実体験をもとに、お願いしたいことをブログとして書きました。

学校で起きているいじめを第三者として見ている人、先生、親などの人にぜひ読んでいただきたいです。

 

 

多くは語りませんが、私はあらゆる望みを失くしていた時期がありました。

学校に行けば、
廊下を歩いているだけで笑われ
掃除の時間が来る度に用具で叩かれる身体はいつも痣だらけで
身に覚えのない噂が飛び
過食症で吐けば汚いと避けられ
人と向き合うと恐怖で震えてうまく振るまえなくなった
それで笑われる、その繰り返し

 

「いじめじゃないよ あなたの被害妄想でしょ」
中学に通う3年間、言われ続けた言葉

 

当時、15年しか生きていませんでしたが
それでも人の負の感情の多くに触れて捻くれきっていました
困っている人から話しかけられても無視するようになった
変に手を貸すと利用されるだけだと思っていたから

側に寄ってくれる友人のことを馬鹿にした
自分の弱さを知らなかったから
強がることでしか心を保てなかったから
自分が汚い存在で、近寄っても良いことがないと伝えたかったから

喜ぶという感情を忘れた
これだけは、理由がわかりませんが
今でも「嬉しい」という感情だけは、うまく湧きません。
「中学生は難しい時期だからね」
全てはそれで済まされていました
生きるための望みが無くなって
それでいて、私らしくいようとすると馬鹿にされてしまった

 

それなら、自分じゃなくて他人の望みを叶えられる人になろう

そこから、親の望みを叶えることにしました
そこまで良くない頭を半ば虐めるような形で猛勉強して
手が届くわけないと思っていた高校に合格

知人に「頭が良くていいね」と皮肉を言われるのが一番腹が立ちました
捻くれていたから、もともと頭が良くて得して楽していると思われたくなかったのです
でも表に出ていない努力なんて、他人にとっては無いも同然で
そう思われてしまうのも当然でした

 

そして、ある時を境にして、私の心を締め付けて食い込んでいた糸が解けてきました

親友との出会いでした
高校で出会ったから、自分がいじめられていたことを知らない
一人の女の子
仲良くなった頃に
笑い話のような感じで、いじめられていた話をすると
大変だったね、と一言

大変だと感じたことは一度も無かった
大変だと感じる余裕すら無かった

それなのに、その一言だけで
なぜか、涙が止まらなかった

 

他人の望みを叶えられる人になろう
不思議な涙を合図に、その願いが明るい方向へ進むようになりました。
ここのメンバーになったのもその決意の一端です。

私が幸せかどうかなんてどうでもいいです。

ただ、「いじめられているのを目撃した人」にお願いしたいことがあります。

いじめられている子供の悩みを
「難しい時期だから」で
済まさないであげてください

難しい時期「だから」のあとは
「仕方ない」「どうしようもない」「諦めるしかない」
それらの言葉が隠れています

傷ついて強くなれるなんて嘘でしかない
「強い人」は皆、自信を持っています
自信は、傷つくたび薄れていく
本当に強くなれるのは「傷ついた状態から立ち直る時」なはず

傷だらけの状態から立ち直るとき
貴方は一人で立ち直りましたか?

「難しい時期だからこそ」
手を差し伸べる人がいなければ
簡単に壊れてしまうんです

私も親友をはじめ、多くの人に救われて

今まで、こうして生きてきて、春から社会人になることができます

 

悩みを抱く子供を
「仕方ない」と見殺しにしないでほしい

それが一人でも多くの人に伝われば、弱くて脆い私の生にも、少し意味が生まれる気がします。

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コメント一覧

全2件
  1. schedule2016.06.25

    ur

    葉音さん♪

    コメントと歓迎のお言葉、ありがとうございます!(o^^o)
    なけなしの文章力で書いたブログでしたが、そう思っていただけて本当に嬉しいです。
    傍観も立派な自己防衛ではありますが、いじめられる人も一緒に生きてる人間なので
    もし目撃したら、自分がその人の立場だったら…と、一度考えてみてほしいなと思っています。

  2. schedule2016.06.25

    葉音

    urさん、お帰りなさい!

    そして、このブログを書いてくださり、ありがとうございますm(__)m♪

    手をさしのべること、ってとても難しいことだけど、その手が誰かを救えるなら、誰かのためになれるなら、って本当に思います。
    大変な過去を語ることは本当に辛かったことでしょう。
    でも、その勇気のおかげで、今いじめを受けている人、傍観している人、過去にいじめを受けた方、すべての人に手をさしのべている、urさんのあたたかみを感じました。

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