知能検査ってフランスから!? ビネー・シモン式知能尺度と、その発展 進化

こんばんは ゲスの極み乙女です。

ココトモメンバーズデイで、様々な方々の価値観に触れ合える楽しい一時を過ごすことが出来ました。聴いてるだけでも勉強になったし、幅広い知識の方々に出会えて本当に感謝です笑いやぁ、ほんとにまったりした空間でリラックス出来ました☆

さて、本日のテーマはビネー式知能検査について。

そもそもビネー式知能検査とはなんなんでしょう?

  • ビネー式知能検査(ビネーシモン式知能尺度)とは。

ビネーシモン式知能尺度とは、1905年、アルフレッドビネーとその弟子 シモンにより開発された、IQ検査です。発祥はフランスで、政府の委託により、知的障がい児を識別するべく、開発された検査です。知的障がい児を識別することにより、知的障がいのある子にも平等な環境を築いていける社会を目指す、というのがフランス政府の指針でした。

この委託を受け、ビネーとシモンは次のような判定基準を設けます。

“目標に向かい注意集中を維持させる能力”

“自己批判をする能力”

“一定の方向を維持する能力”

これらを判定基準とし、障がいがあるかどうかを見極める検査を開発しました。

いやぁ、フランスって本当に教育先進国だな、と、しみじみと感じます笑

検査は着実に成果を上げ、知的障がいの発見を助ける重要なツールとして、現在の鈴木ビネー式検査 田中ビネー式検査と、IQ検査の原点となっています。

そもそも知的障がいって?

知的障がいとは、IQが概ね25未満、又は25〜75のIQ水準にある状態を指します。

現在で、障害の度合いは

0〜25未満が重度の知的障がい

25〜50が中度の知的障がい

50〜75が軽度の障害

と、定義付けられており、それぞれの度合いに応じた支援や、福祉、公共機関の優遇などの措置が、取られております。

障害の度合いが大きいほど、特別支援や、療育の制度が手厚くなり、デイサービスなどの制度も手厚く受けられる、と、いうことです。

検査ってどこで受けられるの?

主に児童相談所や、療育センター 障害者支援センターで受けられることが多いです。

検査は先ほどにも挙げた ビネーシモン式知能尺度が発展した 田中ビネー検査 鈴木ビネー検査と、検査結果や解釈が分かりやすく示されるように検査が作られており、検査中の子供の様子、遊び方なども含めて、総合的に解釈を医師や、臨床心理士、看護師などが添えるようになっております。

ビネー式のみならず、wippis,waisR,wisc,また、wais3など、年齢に応じた検査が受けられるようになっております。現在でも、知的障がいの発見に高い精度を上げており、この他にも、発達障害の傾向なども知ることができます。

しかし、発達障害の場合、幼少期のデータなどが必要なケースが多いため、検査のみだと断片的な凸凹しかわからず、発達障害発見には疑問が多い と、コメントをする専門家も少なからずおります。

まとめ

知能検査は主にフランスで開発され、IQを調べ、知的障がいかどうか、また、発達障害の傾向が見られるかどうかなどに利用される検査です。

あくまでも個人のIQテストなどに利用されない ようにご理解を頂きたいと思い、この場に書かせて頂きました。

また、知的障がいや、発達障害だとわかっても、福祉のサービス 特別な支援 療育 デイサービス等の制度も活用できるので、お子様がそういう状態だとわかっても、前向きに向き合っていくことが大事だなと、思っております。

 

 

 

 

 

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