見た目は美魔女、中身は大阪の強いオバちゃん。気楽な理想の話

はじめに

こんばんは、なおです。これまでに書いた記事がご好評いただけてとても喜んでおります。誇張でなくマジで頬はゆるみ足はステップを踏みました。素直さが取り柄の私です。

先日、根本裕幸さん著の「こじれたココロのほぐし方」を読みました(表紙のぶちゃ猫があざとくてかわいいので猫好きさんは良かったら画像検索してみてください)

書いてある内容は他のいろんな自己啓発本や一般向け心理学系の本とだいたい共通しているのですが、書き方、語り口調がマイルドで使われる言葉がシンプルなので、けっこうゆるんだ気持ちでサックリと読み通せました。

そのうち今回特に心に留まったひとつの項目、『理想の自分は、ゆったり構えていれば近付ける』に書いてあった内容になぞらえて、今日は私の「あんな風にありたいな」像のお話を書いていきます。

理想は、今の自分を否定するためのものではないのだ

私は小さい頃からドラえもんが大好きで、今でも単行本7巻の一話目を読むと涙がにじむし、藤子F不二雄ミュージアムへ行けば子ども同然に素ではしゃぎます。声優さんが総入れ替えしてからアニメはほとんど見ていないという懐古厨なのですが……それはさておき。

ドラえもんの何が良いかって、あくまで

「こんなこといいな、できたらいいな」

って言って、楽しんでいるところです。

「あれができなきゃ、これができなきゃ、俺はもうダメだ……」っていう主題歌だったら、たぶん私は好きじゃなかったでしょう。いやそこまで言うほどダメじゃないからさ、落ち着けよ!って子どもながらに突っ込んだんじゃないかな……笑

理想とか目標も、そんなもんで良い。あってもなくても別に困らないんだけどできたら楽しいな、ってフワッと掴んどくぐらいで良いんじゃないかなーって思うのです。

楽しいから抱いたはずの理想や目標、夢といったものが、自分を苦しめて否定するための材料になるのは悲しいし、本末転倒よね……って言うことです。

私自身、再入学後の大学4年間では、自分でお尻に火をボーボーつけて走りまくっているような追い込んだ過ごし方をしていて、予定と頭はパンパンでした。時間割は常に単位上限まで詰め込み、取れ得る限りの科目で高い評点を取る。空き時間はバイトやサークルに行ったり、ためた課題をこなしたり、何も無ければ楽器を弾きにガツガツ練習室へこもっていた。一度大学生活でコケた分、いわゆるリア充みたいになりたい(なれたならきっと寂しくなくなるんだ……)っていう欲求がより募ったんですね。それはそれでもちろん楽しい時だっていろいろあったけど。

で、それが充実ってことだと勝手に思い込んで、理想の自分に近付くための道のりだから努力も我慢も必須!そしたらいつか、いつかは幸せになる……誰かが見つけて引き揚げてくれる……って考えて、誰に頼まれてもいないのにジタバタしていました。

本当はとっくに周りも気に留めてくれていたんだけど、それが自分の望んだような形ででは無かったから受け入れられなくて、他者の厚意に気付く余裕さえも無いぐらいにいっぱいいっぱいだったんですね。

そのうちいつの間にか、目標を叶えても人に褒められてもまったく嬉しくないどころか悲しくて泣き出すぐらいに心がカピカピギスギスになってて、自覚はなかったけどとってもムリをしていたと後で気付いたので、考え方を変えてみたのでした。

ここちよい理想のとらえかたと、理想の真実

カピカピの燃えカス状態になっていた頃、「ちひろ」と「ちひろさん」という連作の漫画に出会って好きになりました。今でも好きでしげしげ読み返しています。ココトモのおすすめ本特集にも投稿させていただきました。

私は、主人公のちひろさんの生き方を、良いなぁと感じます。が、だからと言ってちひろさんを真似て近付くために、タバコを吸おう!とか親元を飛び出して名前も捨てよう!髪の毛を黒のロングにしよう!とか、そういう表面上の行為の一部をわざわざムリして真似ようとは思いません。

これは理想としたい人だ!と思った時に参考にするのは、その人がどんな気分や空気をまとって生き、動いているかとか、物事に遭遇した時にどう捉えて処理しているのかということのヒントです。

ちひろさんで言うならば、私が彼女に感ずる魅力は

・肩の力が抜けてる・ムリをしてない・思ったことを言う・ウソも冗談も本音も言う・好きな仕事でのんびり気ままに楽しんで働いている・一人を楽しみ、一人の時間と領域を尊重している・一方で、好きな人や周りの人とも面白がって絡んだりもする・その時やりたいことをシンプルにやる

というようなところでしょうかね。

で、ここからがものすごく大事なのですが

同じ「ちひろさん」を読んだとして、感想は人によって異なるでしょう。今私が挙げた要素を見て、「え!?私にはちひろさんが全然そんな風には見えないんだけど」と言う人もいるだろうし、「あんな風にはなりたかないわ~」と思う人もいるでしょう。

あくまで私が、「ちひろさん」を通して、勝手にそういう像を抱いて好意を持っている、ってだけのことです。

で、相手に見出だした要素、やたらと目につく要素というのは、実は自分の心の中に似た要素や関心があるからこそ目につくのだ、っていうメカニズムらしいのですよ。心理学用語で「投影」と言います……が詳しくは解説できないんでそういうのが好きな人に任せます。

つまり、私がちひろさんにいくつかの憧れの要素を見出だし、そうありたいなぁ~と感じるということは、もうそうあれるだけの要素が自分の心の中に既にある、っていうことなのですね、実は。隠れていたりねじれていたり気付いていなかったりするだけで。

で、それを踏まえて、今の私がほんのり抱いている理想の話をします。

今の私の理想像その1:年齢不詳の美魔女

再入学した大学で、私は一目で「素敵!!」と思える先生に出会いました。若々しく年齢不詳の見た目、少女のように無邪気な振舞いとおふざけ、スリムな体躯、御年○○歳(明かされた時、広い講堂が一斉にえーっ!とざわめいた程度のギャップでした)の人生経験によるたっぷりの広大な知識。頭の中が図書館みたい、と例えた学生がいたほどです。

こういうのを兼ね備えた人も世の中にはいるんやね~、と思ったこと、そして憧れを抱けるほどの大人を生で身近で目の当たりにできたことが嬉しかったのを覚えています。

実際に先生と付き合っていくにつれ、「どんなに完璧に見える大人も、あくまで一人の不完全な人間なんやなー、そういう点においては、私とも同じやな。」ということを学び取るに至るのですが。

でも、今でも「ああいう要素を含んだ○○歳の美魔女になってみたいぞ!!ああいう人だっているのなら、歳を取るのも結構楽しそうだぞ!!」という、楽しみな理想のひとつとして、切実さはもう無いですが心の中の思い出箱にそっとしまわれてあるのです。

それがひとつの理想。

今の私の理想像その2:大阪の強いオバちゃん

もうひとつの理想は、

吉本新喜劇の座長すっちーが演じるキャラクター、すち子さんです。あくまでキャラクターの話なんで、すっちー本人のお話ではないですよ。

ご覧いただいたことのある方はきっとお分かりでしょうが、とにかくあのキャラクター、がめつい。金に汚い。自分勝手。傍若無人。周りを振り回す。ものっそい存在感。タフ。下品。仕事をすぐクビになるけど、どこに言っても発言や行動に遠慮無し、変わり無し(これ全部誉め言葉です)。

一方で、空気を読まず無神経なこと言ったかと思ったら、締めるとこでピシッと言いたいことを言って場を収めたりピリッと切り替えたりもする。

人の神経を逆撫でしたかと思えば、いろんなキャラクターと息ぴったりで絡んだりもする(それが座長すっちーの人徳と技だと思います)。

そして、常に飴ちゃんを持ち歩きばらまくファンへの愛情は忘れない。笑

そういうところが好きで、憧れるんですよ。実際すち子さんみたいな人が身近にいたらきっとたまらなくウザったくて腹も立つでしょうが。笑

人目ばっかり勝手に気にして縮こまっていた私には、あくまで劇中の役柄とは言え、衝撃だったのですね。あー、今まで考えてもみなかった、人に迷惑を掛けるのは言語道断とばかり思っていた、けど、こういう人がいてもいいのかもしんないな、きっとそれでも、生きてはいるよな、と。

真逆の考え方を見せてくれたキャラクターだと思っています。

そして今まで散々真面目ちゃん良い子ちゃんできる子ちゃんをやろうと努力して転げ回ってきた私は、いっそこのぐらい思いきって真逆に振り切ってみちゃうぐらいの気構えでやっとちょうどいい真ん中ぐらいの力加減になるんでない?と思って、ちょっとこのすち子さん的要素を試してみる実験をしてみているのでした。遊ぶ気分でね!笑

ちなみに、新喜劇の中で他に特に好きなのはMr.オクレ(あの脱力感、なのにとてつもない存在感と笑いを取れるテク、すげぇ……っていつも思う)と、珠代姉さんです。好きです。

おわりに 理想は着せ替え的に楽しんでみては?

あなたには憧れの人や人間像がありますか?あったら、行動を実際に真似て見るのも楽しいですが、ぜひその人がどんな姿勢とものの考え方で生きているか、というところにも目を向けてみてくださいね。

特にそういう理想や目標はありませんか?それなら別に無くても良いと思います。私も、ああいう風に歳をとれたら楽しそうだな~という気持ちでいるだけなので、それが叶わないとしても今の自分もこれはこれでなかなかまぁまぁ好きだから良いよ、と思っています。

自分の抱いた理想や目標に自信が持てませんか?あるいは、自分にはなれないような気がして苦しいですか?苦しかったら立ち止まって一息ついて、一旦理想を見直してみましょう。

もしかしたらもうとっくにあなたは理想に届いていて自分で気付いていないだけかもしれない。いつの間にか理想があなたの器に合わなくなった、とかもあるかもしれません。あるいは、理想の器の中に計画通りにきちっとした成果が収まっていなくても、実は今まで目を向けなかった場所にたくさんの果実がゴロゴロ転がっていたりするかもしれないのです。

まとめ

理想を抱くにあたり、自分で変えられること(たとえば物事の捉え方とか、今この瞬間の行動とか)と、自分の力ずくだけでは変わらないこと(たとえば他人の気持ちとか、過去の事実とか)を見分けておくことも、自分が苦しまないために大切なことかなと思います。

はたから見た今のあなたは、今のあなたが必死に追い求めている理想のあなたよりもよっぽどリアルであたたかくて個性豊かで素敵、かもしれませんよ。

だって、頭の中の理想はあくまで虚像に過ぎないから。今目の前にいる現在の、現実のあなたは、血が流れてるし体温もあるから触れればあったかいし、今まで必死で歩んできたなりのフィクションでは無い生きた道のりがあって、それらを全部含んだ中身の詰まった存在なんだから……。

それが生々しすぎるからイヤなんだよ!綺麗なものだけの世界に行きたい!!いつまでも夢見ていたい!!みたいな気持ちもなんとなくわかります、が、

意外とその汚く見えていたものをじっくり見てみたら面白かったり、怖いとばかり思っていたことをやってみたら案外なんてことは無かったり、生きていればたまーにそんなこともあります。

そしてそれらには夢とは異なり間違いなく手触りがあります。だから生きてるのって案外楽しいし、いろいろある中をなんだかんだで必死に生き抜いてきた今の自分って結構やるじゃん?っていう気にもなる、んですよ。なれ、なんて全然言いませんが、私はそう思っています。

 

ではではそんな感じで、今日も読んでくれてありがとうございました。

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