発達障害でありがちなこと
edit2016.07.18 1,204
こんばんは ゲスの極み乙女です
僕が障害の当事者として、よく感じる、ということを書いてみたいなと、思います。
人付き合いが苦手
小学校の頃から、人付き合いの苦労は感じていました。
学校ではあまり話せない性格だった為、殆ど1人、冗談を間に受け、真面目に返す傾向にあるため、冗談がわからない奴だと思われる傾向にありました。
冗談が通じない という風に周りから捉えられる為、上辺の付き合いすら築き上げることも難しいし、何よりも、心のダメージが人一倍大きいということにも繋がりました。
また、会話することも苦手な傾向にあった為、会話を繋げられない(中学に入り気付きました)自分から話しかけられない、集団に溶け込めないなどの悩みがありました。
その為、学校では基本的に殆ど誰かと話すというよりは、自分の妄想に浸る
自分の空想の世界に楽しむなどのことを頭の中で繰り返し行っていました。
やはり基本的に殆ど誰とも話さない為か、クラスのミステリアスな人ランキングのトップスリー入りしたり、友人が1人ほどしかいない、などの現象が起きておりました。
自己開示が苦手、のレベルで済めばいい方でしょうが、自己開示の仕方が分からない、という表現の方が近いかもしれません。
親からの理解を得られるわけでもなく、むしろ、”お前が話さないから悪い”の一点張り。
ますます自分に自信をなくし、イジメの対象にもなり、両親に相談しても、父からは、”お前の心が弱いからダメだ”、という一言で殆ど済まされた一方で、母からは、同情されるなど、”どちらを信じたら良いのか分からない、もう自分はダメなんだ”そんな気持ちになってしまう学生生活を送っていました。
イジメの件は、主に母が取り合ってくれた、ということもあり、表面上は解決しましたが、それでもコソコソと噂される、耳元で言われるなどのトラブルが待ち受けており、人間関係そのものが、ますますよく分からなくなりました。
“健常者なら、上手くやれたのかな、、、”
と、思うこともありますが、障害という現状を受け入れて生きていくしかない、そんな風に感じています。
また、自分の考えが否定されると、攻撃的に成り、攻撃的に成ることでその先のことが予想出来ないなど、想像力の面でも、対人関係で苦労をしたことが多いです。
結局、その頃の自分からしたら、”何の取り柄もない、ダメ人間”
そんな事ばかりを考えていました。
なので、人間関係では、苦労が絶えませんでした。
得意科目は頭に入るが、興味の無い科目に入っていけない
得意科目に関しては、塾で5時間連続で集中して勉強するなどの、過集中がありましたが、興味の無い科目に関しては、頭に入らないし、過集中も起きない、1分1分が長く感じるなど、本当に興味の無い科目、得意な科目でかなり開きもあるなどといったことも経験してきました。
それがテストにも反映され、社会のテストは偏差値70付近を維持する一方で、数学は偏差値20レベルを維持してしまうなど、得意不得意が両極端になりがちということが、よくありました。
“社会のテストだけなら良いのに”
と、思うことがよくあり、勉強面でも苦労が絶えなかったこともよくあります。
バランスの悪さが極端に目立ちやすい現象が、起きていたのです。
発達障害とわかった今でも、バランスの悪さは痛感しますし、むしろバランスが取れる、といったことは未だにありません。
以上、障害の苦労や、ありがちなことを一部、書いてみました。
また機会があれば、発達障害で苦労していることなどの続きを書いてみたいと思います。
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