二重拘束という言葉の意味

どうも。 ゲスの極み乙女です。

夏の暑さ、日差しの長さ、独特の湿度が本格的になり、日本らしい夏を満喫しております笑

さて、本日は二重拘束という言葉について。

“二重拘束ってなんだろう”

二重拘束とは、簡単に言うと、人の言うことといった人自身の言葉がマッチングしていない状態を指します。

例えば、親が子供に

“怒ってないからこっちに来なさい。”

と、言ったとします。

子供は言葉の通り、その親のところに行こうとしません。

それは、親の表情が、言葉に対して、相反する、怒った表情になっているからです。

これを受けて子供は、

“どうしよう。怒っていないって言ってるのに、表情が怒っているから、僕はどうしたらいいんだろう。。”

という強い葛藤に衝突してしまいます。

私の両親もそうですが、表情と言葉が一致していないと、私個人としても、どのように振る舞えばよくわからなくなってしまうことが、よくあります。

それで、その場に尻込みしてしまった、という経験がよくあります。

この二重拘束とは、本人が思うように行動できなくなってしまうだけではなく、心理的な発達にも大きく影響してくるということが、わかってきています。

このことがきっかけで、誰かの言葉を思うように信用できなくなってしまう。

心理的なトラウマを抱えてしまうなど、子供にとって、強いストレス源となってしまうことがよくあるのです。

場合によっては、愛着障害 境界性パーソナリティ障害 うつ 自己愛性障害などの引き金になってしまうことがあるのではないか、と、言われているほど、二重拘束がもたらす負の遺産は大きいものがあるようです。

家庭的な環境が、子供の心理的な生育に大きく影響する、ということですね。

先ほど私の両親も似たような行為をしていたことがあった、と、触れました。

具体的には、父による怒った表情で、かつ、怒鳴りつけ気味に言われた、こっちに来い!何もしないから!という言葉や、母による遊びたいなら遊べよ!という、内容を怒った表情で言われた時ですね。

父の元に言っていいのか、本当に遊んでいいのかという葛藤に揉まれ、その場にモジモジしてしまう。モジモジしてしまうから、さらに怒られてしまう。そして、段々に自信をなくしてしまう という負のスパイラルを味わったことも良くあります。

このような症状が積もり積もることで、本人にもたらす影響は大きいかと、思います。

最近になって注目されている 親が子供に甘えすぎてしまう。。 親が子供に認められたい、といった感情も結局は、二重拘束につながるところも非常に多いかもしれません。

子供が生まれて始めて関わるコミュニティが家族であり、両親であり、母であるということ。このことを実感して子育てに注力しなければ、子供の生育に大きな障害を負わせてしまうことは、いうまでもありません。

子供は親の表情、行動、言動、仕草、愛情を敏感に感じ取り、それを今後のコミュニティに活かしていこう、と家庭内でも社会性を身につけていこうとするのです。

そして家庭内で社会性を感じ取り、学校に通い、進学し、就職する。

このような段階を踏み、子供から大人へと成長してゆくのです。

大人へと成長するには、家庭内の環境が大切であり、子供への接し方が大切である、ということです。

いかがでしょうか。

子育ては確かに、大変な部分が根強いかもしれません。しかし、子供の生育に大きく関わっていく以上、子供が将来的に安心して暮らしていける準備を整えるのも、親の役割ではないでしょうか。二重拘束や、二重拘束に間接的に関わってしまうことが、個人個人の生育や、トラウマに大きく発展してしまうのだと、私は感じております。

以上、ゲスの極み乙女でした。

 

 

 

 

 

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