あなたがくれたもの

今朝、我が家の愛犬、空が亡くなったそうです。

母から連絡が来たのは、ほんの数時間前。

急に、実家の犬の訃報から始めてすみません(^_^;)

過去に同じような思いをされた方は、読んでいた辛いかもしれません。

もし苦しくなったら、読むのを止めてください。

書こうか悩んだけど、私はやっぱりこんな風にブログにして感情に出す方が性に合っているみたいで。

気持ちの整理を付けるために、書かせてください。

泣きそうになりがらタリーズでブログを書いている今。

正直、連絡来た時は、想像していたより冷静でした。

でも、なんだかボーっとしていて、今もそんな感じ。

半泣きしては、外なので抑えつつ…。ちゃんと泣くのは多分、家かもしくは年末実家に帰った時かな?

亡骸に触れることはないけど、それもそれで、自分の精神がヤバくなりそうだし、明日からまた仕事なので、止めておきます苦笑

モフモフ温かいあの感触、もう二度と味わうことないんだなぁって。

カーペットやらクッションやらいくらモフモフでも、いくら他のモフモフした犬に触れても。

同じ感触は、決して味わえない。

生きとし生けるものは、それが動物でも植物でも人間でも何でも、本当に唯一無二なんですね。

私と同じ日に生まれた子

本当に偶然だけど、空の誕生日は2月28日です。

我が家に来たのは、11年前。

私の誕生日は、空の誕生日で。

動物嫌いな母親が、室内犬なんてとんでもないと思っていた母親が、第一印象で可愛い❗️とビビビ購入したチワワです。

名付けは妹。

名前のお陰で、今日錦糸公園を見上げた時に見た綺麗な空が、良い天気なのに、辛くて悲しくて、しょーがなかったです。

粋な名前付けるよな、妹よ。

退職してから恐くて行けなかった錦糸町に久々に来て、メンタル的に割と平気そうで安心し、HiGH&LOWの映画見て、色々心に思う事があった…そんな心が割とカオスな状態に飛び込んで来た訃報でした。

実家を出てから3年間、欠かさず実家に帰っていたのは、大好きな空と祝う為でもありました。

自分が年をとるのは嫌だったけど、空が1年1年生きていてくれていたのは、本当に嬉しかった。

5.6才とかで病気になってから、健康は心配していたんです。

一人暮らしを決めた時も、空は懸念点でした。

いつ何があるか、とても不安で、これまで目の前で亡くなり大号泣して泣き叫ぶ夢を何度も見ました。

あ、そうそう。昔、ワンピースの漫画で大号泣していた私に『くーんくーん』と言いながら駆け寄って来てくれたのは、ビックリした。

人が泣いてるの、分かるんですね。

今年に入ってから、耳がほとんど聞こえなくなって、私が実家に帰っても、玄関まで迎えに来てくれることはなくなりました。

寂しかったけど、それでも生きててくれて、触るとまだ体が温かいことが、当たり前なのにいつも嬉しかった。

きっと、今実家で本当に泣いていて辛いのは、11年以上ずっと一緒だった母親と父親でしょう。

ペットロス間違いなしだと思います。

私にとって空は家族

ペットを家族と思うか?自分にとって大事なものやかける愛情は、人それぞれだと思います。

私が空に思う愛情や気持ちは、多分かなり重いほうだと思います。

3年間、実家に帰る時しか会わなかったけど、19歳から飼い始めた空は、私が就職して鬱っぽくなった時も、転職を繰り返して辛かった時も、親といて苦しかった時、嫌だった時、苦い空気のクッションでした。

短気な父親といる時も、空がいなかったら、父親と正に2人きり。そりゃあ、恐い中での唯一の癒しです。

母親と2人きりも気まずい。空がいてくれたのは、とても幸せでした。

私は、自分が社会人となり苦しさを抱えて、生きているのが恥ずかしいと感じ始めてから、親と本当に2人きりはありません。だって、私が社会人になった時、既にあの子は側に、リビングにいつもいてくれたから。

いない時なんて、ほとんどなかったんですから。

だから、この先実家に帰るのは、恐い。

でも、前より全然良いんです。自己否定しない、無理はしない、自分を好きになると決めた私にとって、空がいなくなったのが、今みたいに変われた今で、本当に良かったと思います。

欲を言えば、自分が結婚したら、子供が出来た時、一緒に遊んで欲しかったとか、思わなくもないけど、年齢的に厳しかったでしょう。

結婚式に、一緒に正装して出るとか、たまに考えていました。

相手がいない今、そんな空想繰り広げても仕方ないですね苦笑

家族といるのが気まずくて、妹ともあまり仲良くなかった私にとって、言葉が話せないからこそだったかもしれないけど、自分を絶対攻撃しなくて、辛い思いをさせない存在、家族は、空だけでした。

泣いてる時には近くに来てくれるし、抱っこすれば温かくて心地よい。

夏は暑いけれど、やっぱり触りたくなるんですよね。

言葉を話さないから、無職だったりニートだったりする私に不安をかけることもない。

ありがたかった。家にそんな存在が、1人でもいてくれることが、私にとって救いでした。

だから私は、かろうじて実家で暮らせたのかもしれません。

もっと言えば、今生きているのは、空のお陰なのかもしれません。

感謝ですね、空に。

短気な父親も、会話にはほぼ100パーセント空を挟むと楽でした。笑顔になってくれるので。

不器用なところがあるので、私に直接話しかけるより、空を介して話すほうが楽そうだったな…。

そんな存在だったからこそ、言っちゃ悪いけど、もう実家に安心出来る、心から信じられるような家族はいないってことになります。

言葉にすると悲しいですね。

言葉を話せる、色々な行動が出来る、人間である親だからこそ、やっぱり不信感を抱くことがあったし、嫌な思いも沢山しました。

動物という存在だったからこそ、空はここまで私にとって必要で素晴らしい存在でした。

少し不思議ですが、自分も心配ですが、両親のショックも地味に心配です苦笑

母は私よりメンタル弱いのでキツイだろうな。事故とか起こさなきゃ良いな、とか思ってます。

車通勤なので。父親も、母親の心配ばかりしていそう…。

空は、今頃やっと痛い思いもせず、健康体になったのできっと元気でしょう。

亡くなる前から食べることがなくなり、注射ばかり打っていたそうです。薬も飲んでて、多分薬嫌いだし、嫌だったでしょう。

食べ物も体質の関係で途中から割と制限されたので、つまんなかっただろうな。

これからは、好きな物を食べられるね。

良かったね、空(^^)

実家にいるのが苦しかった私の唯一の居場所は空の近く。

空がいる部屋でした。

だから私、両親といるのは好きじゃないのにリビングにばかりいたのかもしれません。

1人の部屋、あんまり好きではなかったんですよ。親といるのも好きではなかったけど…。

今、私には空以外にも居場所があります。

実家にいた時より、随分増えたような気がする。

私が強くなるまで、自分で自分をちゃんと生きられるまで、生きていてくれてありがとう。

でもね、今更言ってもキリがないけど、もう少し一緒に生きていたかったな。

しょーがないよね。死は、どんな存在でも避けられない。

いつか来ると思ってた。

あなたが死んだ夢を見た後に、母親から連絡が来たらどうしようって、いつも怖かった。

もう恐がる必要は、ないね。

辛いけど、私が死ぬまでは、しばらくサヨナラだね。

バイバイ、11年間、本当にありがとう。

またね、空。

涙でブログが書きにくいし、ここ外w

泣くのは家に帰るまで、もう少し我慢。

私は、空がいなくても、大丈夫。

自分を大事にするって決めたから、辛いけど、ちゃんと乗り越えられる、きっと。

今まで、生きててくれてありがとう。

あなたがただ生きててくれるだけで、私は充分でした。

幸せでした。嬉しかったです。

最後に会えなくて、ゴメンね。

でも、存在がなくなった今は、思えばいつでも一緒にいられるのかもね。

年末に帰るから、会いにいくね。

その時きっと、亡骸はもうないだろうけれど。

大泣きするかもしれなくても、大丈夫だから。

空を可愛がってくれた、前にブログに書いた、祖母の命日も実は15日なんだよね。

もしかしたら一緒にいたりして笑

重なるなぁ。

あなたがくれた喜びや嬉しさや感動や癒しや居場所をくれた感謝は、忘れないよ。

本当にありがとう。安らかにね。

0
ココトモInstagramはじめました♪

このたび、ココトモの取り組みや想いを発信するInstagramをはじめました。ココトモメンバーたちが試行錯誤しながら運用してくれているので、ぜひ応援&フォローいただけると嬉しいです(*´`)

Instagramはこちら

コメント一覧

全4件
  1. schedule2017.12.04

    ohana

    ぬいさん☆
    いないより、いないと思うことが寂しい…。奥深いですね…。
    でも、なんだか分かるような気がします。
    その事実よりも、感情として思うことの方がずっと重くてずっと深い。

    少しずれたことを言ってしまうかもしれませんが、孤独と似てるかもしれません。そこで独りぼっちだという事実よりも、『孤独だ』という感情のほうが、しんどかったり…。

    結局、見た目よりも、何よりも、『感じ方』が全てなのかもしれませんね。

    話が少しそれたかもしれませんが、きっと寂しいと感じる私の気持ちを、空は喜んでくれるのではないか、と思います。
    犬なので、言葉を話したことなど勿論ありません。
    でも何かを大切に思う気持ちは、とても愛おしいものです。
    そんな気持ちは自分の中で、大事にしていきたいと思いました。

  2. schedule2017.12.03

    ぬい

    いないことより
    いないと思うことが寂しい
    もう会えないんだなって実感するとき
    それが一番寂しい気がします
    けれど
    会えなくて寂しいと
    思ってくれる人がいることが
    なにより嬉しかったりするのかな
    なんて思ったりもします

  3. schedule2017.11.14

    ohana

    おっくんさん★
    先日はありがとうございました。
    そして、コメントもありがとうございました。

    私も、実家にいた時は何かあったらと不安でした。
    今は、亡くなったので、逆に一緒にいる気がしています。
    目に見えないのなら、一緒にいると感じるのも、あの世に逝ってしまったと思うのも、個人の自由。
    今もこれからも、自分が一緒にいると思えばずっと一緒だと思います。
    20年、長いですね。きっと沢山の思い出があったはず。家族ですね、幸せな時間を、きっと貰ったのでしょうね(^^)
    私も、おっくんさんのように、出会えた事や過ごした時間を、大切にして生きていこうと思います。

    ありがとうございます。

  4. schedule2017.11.13

    おっくん

    僕も一昨年に、20年間連れ添った猫が天に行きました。
    人生の多くを共に過ごした猫。
    思い出もたくさんあります。
    まだまだ、時々思い出します。
    でも、その時、思い出を通して、一緒にいる感覚を持ちます。
    この出逢いと時間を大切にしていきます。

コメントを投稿する

コメントを投稿するにはログインしてください。

keyboard_arrow_up