はるかカナダの旅④

今年もラスト約一か月 さしせまってまいりましたね いかがお過ごしですか

先日 飛騨高山出身の友人宅へお邪魔し 冬の合作鍋などやってみましたよ

野菜は友人の地元から送られてきた無農薬の白菜と長ネギ たっぷりめに投入
北海道出身の私の入れ知恵で メインは牡蠣と真だらの白子 冬の醍醐味
いいお出汁がでて 二人でのけぞった後 〆は雑炊 あったまるひと時でした

ああ 写真撮っておけば良かった 妄想させるだけで画がなくてゴメンナサイ

さてさて 間が空いちゃったけども 第四弾 気晴らしに読んでやってね

今頃のバンクーバー どうなんだろ 北海道より北にあるけど 暖流のおかげで
余り雪も降らず 東京と同じ位の寒さとか 既に懐かしく想う 彼方のカナダ。。

7日目 ダウンタウンにある2か所目のホームステイ先へ

バンフから帰還し チェックインまでの時間つぶしに一本観光 今回はシーバスで
ノース・バンクーバーまで渡ってくルート でもすぐ乗っちゃうのももったいない
数本遅らせレンタサイクル 海沿いとダウンタウン内を徘徊 爽快~ ヤホ~

いざ出発 目指すはキャピラノ渓谷 名物の吊橋超楽しみ どれ位怖いものかしら

この日は結構 アジア系の人たちに沢山遭遇しました 週末だから? 関係ないか

北の玄関口 ロンズデール・キーに到着 海の向こう側に見えるのがバンクーバー

海沿いにあるマーケット この近くにある路線バス乗り場から渓谷へ向かいます

バスの中で「これグラウス山まで行きます?」と聞いてきた台湾からの女性 今夜
バンクーバーを発つという 自力で登ってから帰りたい ケーブル使い頂上へは
「Too easy(容易すぎる)」て カッコいい(笑)「Have a nice lastday!」と
エールを送り バスを降りて さあ私もいよいよ渓谷へ突入 おーすごい人人。。

見た瞬間(爆)(爆) この吊橋137メートル 高さ70メートルで一応世界一らしい
思ったより安定感あり 多少ゆれるが 高所恐怖症にとって生きた心地しないか
止まらないでとアナウンスしてるが なんせ人一杯で先に進まない 進めない

近年できたも一つの名物 クリフウォーク 断崖絶壁に遊歩道が延々 渓流美しい

こちらツリートップアドベンチャー 木と木にかかる吊り橋は高さ30m 計7つ
なかなかスリリング~ ゆれる~ けど視界一杯の常緑樹の森 気持ちいいなぁ

フクロウ!憧れのペット 。。飼ってみたい。。でも餌が で毎度そこで思考停止
東京じゃなかなかお目にかかれないから見溜めしとこ 笑った顔の寝顔 カワイイ

またも憧れのペット 鷹ベビー これまた餌が。。で思考停止 うーかわえぇのぅ

鷹のママ(パパ?)凛としててなんと麗しい よし満足 そろそろ戻らなくちゃ

再びダウンタウンへ ガラス張りの高層タワーばかり 建築業界に約20年ほどいた
私としては 吊橋よりもゾッとする 地震起きたら世界的な大惨事必死です これ
カナダは ハリケーンや大地震などの天災にこれまでほとんどあったことがない国
地理的な特色も その国民の生き方に随分影響あるだろうな なんてしみじみ考察

写真に写り込んでる某タワマンが2つめの滞在先 幸運な事に近くにスーパー発見
早速!と荷物置いて 念願の地元食材にて手料理を実現するべく買い出しへGO
新鮮で安価でしかも大量 かつ大きいカナダ食材 く 食いきれるかしら。。

おかしい この牛肉の塊が500円ですって? どゆことよ 驚愕&衝撃続く。。

このケーキ群 高さが約10cm程ある 値段対大きさが日本とは違いすぎる。。

キッチンをお借りし今夜は自分でステーキ!カナディアンビーフはあっさりしてて
普段も日本産より好んで食す私 出来上がりは撮る間もなく胃へ 達成感&大満足

疲れと満腹で眠気到来。。このまま眠ってしまいたい。。でも今夜を逃したら

この先しばらく週末の異国のクラブへ突入する機会は訪れない よしっ出陣
と意を決しグランビル通りにある人気クラブ「The Roxy」へ向かいました

通りはあのガイドさんが教えてくれたように ホコテン化していました 人人
普段の3~4倍の人たちが溢れかえり イケナイ草の匂いまで漂い パトカー
2台 救急車までスタンバイしてるという準備万端さ(笑) 店入口には屈強な
ガタイの強面なお兄さんが立っていまして 恐る恐るパスポートを見せたら
「Okey!Come in! Welcome to CANADA!!」と意表をつく優しげな笑顔で
招き入れてくれ中へ キャッシュオンでドリンク頼み ドキドキワクワク。。

そうこうするうちにステージでライブスタート この店はDJが曲を回すのでは
なく地元のバンドが流行った曲などを演奏してくれます 90年代からテイラー
スウィフトまで 彼女のヒット曲 シェイクイットオフ はフロアが揺れるほど
盛り上がりました 騒ぎに紛れてお触りしてる愚か者が居たけどね まいいや

この日 ステージの脇にある観客がいました 車いすに乗った青年 水筒にマイ
ドリンク持ち込みで みなと同じように全身でリズムを刻んでる 見てると私も
更に楽しくなってきてしまい そして何だか嬉しい 僕も一緒に楽しみたいって
自由意志 そして店のどうぞがなければ決してありえないこのシーン そっかぁ
これもカナダなんだ 大きいの国土だけじゃない 人に対してもそうあるんだね

一度入店したら何度でも出入りOKだよ いってらっしゃい! のスタンプを貰い
休憩しに外へ 週末の夜はどこの国も同じく弾けてる事に どこかホッとする私

経済でも面白味がないと言われる程 安定成長の優等生気質なイメージのカナダ
それでも 若年層のホームレスが増えてるらしく この日もリュックを沢山抱え
レトリバーを連れた家なき集団たちが あちこちでにわかコロニーを形成してた

酔ってしまったのか 誰かのはしゃぐ声 楽しそ つられて心が解き放たれてく

日本に戻りたくないなあ ってこの時ほど 思ったことないかもしれない

カナダも自殺者がいない訳ではないから 国全体生きやすいかというとそうでは
ないだろうが 先進国の中での自死率は下位に属してるらしい わが日本は残念
ながら上位に属していて こんな人少ない国なのに若年層が深刻レベルってどう

人生の中で多分 死にたいと思う状況に陥ってしまう事が若年期に集中している
としても 踏みとどまる何かが日本には少ないかないのか 結果の数と見ている

全てが同じとはいかないにしても 可能な限り多くの仲間たちが 毎日いろいろ
ありながらも 前を向いて ありふれた今日を無事に過ごしてると信じたいのに
今の日本はそれすら叶わない 絵空事の空想で理想論 二次元だけの話に思える

自分一人が 例えばすごい幸せを手に入れたって 周りのみんなが哀しい顔をし
今にも死にたいくらい 苦しそうに生きていたらやっぱり自分幸せとは言えない

生きにくい日本 生きやすいカナダ 何がそんなに違うんだろう

国の政策を見ると確かに カナダは数段先を行ってしまっていて 生涯に渡り
国が国民に提供できるほとんどを もう実現してしまってるような印象をうける

それゆえ 上手に突き放してもいるかも それ以上を求める場合は 自力で と

最終的にそれが人生を自己管理するという意識に繋がっていくのか カナダには
結婚や出産を機に 遺言書を作成し見直してくのが習慣としてあるんだそうな

財産をどうするとかいうよりも 自分がままならぬ状態 意識がなくなったりし
意思や想いを伝えることが困難になった場合 自分はどうしたいのかを記し残す
日本でその頃 心を占めてるのは対人の悩みが大半な筈 人生のプランではなく

私が初めて 遺言書なるものを書かなくては と考えたのは30歳の時
白い紙に向かいペンを持ったまま しばらく何も浮かばなかったことを覚えてる

日本は今 80年生きるとされてはいるけど 実際意識をもって動ける時間は違う
加齢に伴う病が出始めるのは50代として 自由な時間が20年強とすれば うち
3分の1は眠りでカット また食事・休憩・排泄も差っ引くなら一日残り14時間

加えて生きてくには資金が必要で その為 労働に数時間代償として奪われる
人にもよるけど 資金を得ながら人生のために使える自由は日に実質3~5時間
計算してみて改めて実感する 人生は短い というのはこういうことなのだ と

時間は全ての人に平等に流れるもの それゆえに 短い・長い・早い・遅い の
感覚の違いは個人の使い方 つまり とり扱い次第 ということでもあると思う

それを踏まえた時 超心配性だった当時初めて想い至った私の考えはこうだった

何事も先読み不安になり悩み貴重な時間を浪費する。。 起きてもいない前に
実質不安でスタートが遅れ 挽回に追い込まれる場面がはるかに多くて それで
何の徳があったか 現実起きたら凹むなり悩む それからでもよかったのではと

メメント・モリ というラテン語の言葉がある 死を憶(おも)えという意味
自ら選ぶ死と違い 本来人に訪れる死は 時間と場所を選ばない・選べないもの

どこで知ったか忘れてしまったけれど この言葉に出会い ふと気づいたことは

選べるのは自分の 残り時間の使い方だけ 時を直視する程に 今目の前にある
事の重要性が 自分にとり本当に意味あるものかいくつかは区別がつくってこと

改めて私も選り分けてみたら 放ってもいいような悩みが全体の3割くらいあり
中には答えがない 要は 人の数だけ答えがあるような人生の質的なもの含まれ

たかだか30年の人生データで しかも偏ったそれ しかない私に理解は困難だ
と認めざるを得ず それ以降 考えても時間の無駄と思えるような問題 例えば

本人に聞かねば分からない真意や感情 自分へのそれ「想像しない事 本人の
口から聞くまではなしとする」
 また状況においても 起きてもいないうちから
「先回りし妄想で空回りしない」知ったら「その時対応したり何かすればいい」

このたった3つのシンプルな考え方に至り 生きにくさから少しずつではあるも
生きやすさへと動き始めていったと思い出す それだけでない部分もあるけれど

生きにくさは 想像や思い込みを現実と捉えてしまうこと 常に余裕がないこと
何か起きたときに どうするのかまだ決まっていないということ

生きやすさは 心が軽くあること 何か起きてもこうするが決まっていること

て 思うんだなぁ。。 なんとなく。。と

これまでの回想にひたりながら ボンヤリ 街の灯りで 星一つ見えない夜空を
見上げていたら「こんばんは 星を見てるの?そんなに星がある?」て 横から
上機嫌のカナダ人が 笑いながら話しかけてきました んー空に星は見えないな

だけど 地上に たくさんの星たちがいる それを見てるところでした(笑)

 

。。時計を見たら日付が変わりかけている

一生忘れたくない夜 名残惜しくて グランビル通り。。デイビー通り。。 と
あてどもなく歩き回り目に焼き付ける 涙目になる もっと居たいなぁ でもな
鼻の奥がつんとしながら部屋に帰還 明日の為に寝なくちゃ。。とうとう最終日

8時に某ホテル前でピックアップされ 船に乗ってホエール・ウォッチングへ
。。シャチのジャンプ 実際に見れるかな 見れたらいいなと眠りに落ちました

⑤へつづく

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コメント一覧

全2件
  1. schedule2017.12.25

    恭子

    そうですねぇ。同じ先進国と言われる国の同性代がどう今を過ごしているかとか、我が国日本は何十年教育現場がブレまくっているかとか。。知ったところで十代のその願望が踏みとどまる。。謎が解けるかというとちょっと怪しいですけどね(笑)女の子の自死から始まりその理由に迫っていく作品に「13の理由」や「明日、君がいない」などがあるんですが、観たことありますか?人によってはその理由たちが「謎」としか目に写らないんだろうな。。なんて感じるところもあるんですが。別の映画で「死にたいんじゃない、私を消したい」というセリフがあって、ある程度の年齢を経た人間と最も認識がズレるのはここらへんなんじゃないのかなあって思った事があるんですよね。実際、死なないで、生きててという言葉がもうありふれすぎてしまったのもあるし、何か響いてこない、ピンとこない、抑止力としても僅かでしかないんじゃないかなって。彼女たちが「消えなくていいんだ」→「まだ消えちゃいけないんだ」って思える何か。。「心無い人」によって受けた傷は「そうじゃない人」の存在で救われていく可能性をひめてはいるように思うのですが。。自分の孤立も恐れず救おうとする、そうじゃない人が圧倒的に身近にいないっていう一因はある気がするんですよねぇ。。これは日本だけの話じゃなく。

  2. schedule2017.12.23

    ぬい

    日本の何が若者を死へと誘うのか
    いろんな説がありますが
    やっぱり謎は謎のままなのかなと私は思います
    その謎解きのヒントは一つは海外にあって
    もうひとつは私達の歴史の中にあるんじゃないかなと
    私は思ってます

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