前に進むということ

前回のブログで、猫の手さんから温かい言葉をいただきました。
「自分を卑下することは、自分の言葉に共感した人たちを卑下することと同じ」
この言葉に、大きな感動を覚え、勇気をいただけました。

この言葉は、皆さんにとっても大切な言葉になるはずです。
無価値な人間などいないということです。
皆さんも、この素敵な言葉を胸に刻み、その意味を噛み締めてみてください。

猫の手さん、本当にありがとうございます。

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前に向かっていこうとはよく言います。
でも、それって、何かを捨てることではないと思うのです。

想い出は、過去にしがみ付くことではない

悲しいこと、辛いことがあった時、それを振り切って前に進むということは、よくある話です。
いつまでも立ち止まっていないで、前を向くべきだ。
僕もそう思います。

でも、それは「過去を捨てる」と同義ではないと思うんです。

悲しい、辛いという「感情」のままでいること、ずっとネガティヴでいる状態です。
それは、いつか自分自身を卑屈にし、屈折したものにしてしまうでしょう。

しかし、そこで得た感情をプロセスとして見ていけば、そこから気付けることもたくさんあります。

そして、過去を線で繋いでみると、中には楽しかったこと、心が揺さぶられたこともたくさんあったはずです。
そういったものは、これからの「力」になっていくんですよね。

「過去」をどう捉えるか…
「過去」を言い訳にするか、次の糧にするか。

「過去」と向き合わなければ意味がないのだと思います。

向き合いながら、歩いていく

「過去」と向き合うことで、「過去」は「想い出」に昇華します。
「想い出」は、寂しい気持ちになった時に、自身を奮い立たせる力になります。

僕は、ただのポジティブはポジティブではないと思っています。
それは、誤魔化しでしかありません。
もちろん、一時的には誤魔化しも必要ですが、それは麻薬と同じです。
誤魔化しに依存してしまうんです。

自分と対峙し、過去と対峙する。
ネガティヴさも含めて、きちんと向き合うことが大切だと思います。

向き合うことで、自分なりの「本質」を捉えることができるのだと思います。
それこそが、ポジティブさなのではないでしょうか。

前を向くことと自分を知ることは、似ています。
向き合い、自分の答えを導き出すこと。

自分の弱点を強みにしていくことも同様です。
その弱点と向き合い、その根っこにあるものを理解した上で、その根っこの良い側面を探す。
その答えは、人それぞれです。
大切なのは、向き合うこと。

前に進むことも同じです。
「過去」と向き合い、「想い出」として自分なりの答えにする。
それと共に歩んでいくことも、前に進むことだと思います。

前に進むことは、捨てるということではないと思います。

向き合うことは、考え続けること

向き合うことで得られるものは、必ず経験として蓄積されます。
経験は、あなたに深みを与えてくれ、洞察と視野を広げてくれます。

全てのことに無駄はないのです。
その意味をどう捉え解釈するかは、自分次第なのですから。

考えよう。
思考を止めてはいけないと思います。

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コメント一覧

全2件
  1. schedule2018.02.18

    おっくん

    ぬいさん
    コメントありがとうございます。

    感情をそのまま感じる点は、同意です。
    ただ、思考も同時並行的に進め、その意味を考えることも重要だと思います。

    右脳と左脳の同時処理です。

  2. schedule2018.02.17

    ぬい

    思考を止めて感情のままにそれを感じる
    それもひとつ大切なことなんじゃないかなと私は思っています
    絶望の底に行くのが怖くてなかなか感情を開放するのが怖いのですが
    それもまた自分と向き合うことの一つなのかなと私は思います

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