人と関わったり、組織とかチームなんて嫌い!!って決めつける前に考えてほしいこと
edit2018.03.05 1,483
どうもNAOKIです。
学校や社会などであっても、プライベートであっても、人と関わることは避けられないことです。
複数の人が集まると、1人じゃ経験できない楽しさなどもありますが、
1人でいれば遭遇せずに済む面倒もあるでしょう。
複数人で集まった時に、あまりにも不愉快な思いをすると
「1人でいる方がいい!人と関わるなんて嫌だ!!組織とか集団なんて嫌いだ!!!」
という気持ちが湧いてくることもあります。
(気持ちは痛いほど分かるんですけどね…)
でも、そういう気持ちが湧いてきたときにこそ、考えてほしいことがあります。
嫌いなのは本当に組織そのものなのかな?
「罪を憎んで人を憎まず」という諺があります。
「憎むのは、その人が犯した罪であって、その人そのものじゃないよ」という意味です。
これを組織での人間関係について考えるとどうでしょうか?
僕の知り合いの中にも組織や集団を嫌う人は何人もいるのですが、(ちなみに僕もそうです)
話を聞いていると「嫌いなのは組織そのものではなく、組織だからこそ生まれやすい悪い部分なのかな」
と感じることが多いです。
例えば以下のような状況でしょうか。
- 身勝手な考え、メチャクチャな考えなのに「それが組織の考えだから」という答えで正当化されてしまう。
- 物の言い方がキツイ人、チームでエース的存在となっている人を無駄に腫れもの扱いする。
- 困っている他人を助けないのに、自分が困った時だけ「仲間だから助けてよね」と要求してくる人間がいる。
- 良くない行動をしているのが仲の良いひとだと注意しない。むしろ便乗する。
- 「赤信号、みんなで渡れば怖くない」のように集団の勢いだけで物事を進めてしまう。
本当に嫌いなのは上記のような状況という人が多いのではないでしょうか。
「嫌いな●●が生まれやすくなるから組織が嫌い」と考えてしまう人が多いように感じます。
僕は上記状況が生まれやすいような組織なんて「ぶっ壊れちまえよ。こんな組織いらねぇよ」て思うんですけどねぇ。
全ての組織が嫌いじゃないと思うんだ。好きな組織だっとあるはずだよ。
組織とは簡単なものではありません。
組織とは人数、性格、雰囲気など複数の要素が複雑に絡み合って成立している複雑なものです。
- 人数(相手は1人?少人数?大人数?)
- 性格(相手は大人しい人?にぎやかな人?冷静な人?etc)
- 雰囲気(穏やか?オラオラ系?etc)
例えばある人が大人数やオラオラ系を苦手に感じても、
少人数や相手が穏やかであれば人付き合いができるとします。
ということであれば、この人は組織が嫌いな人ではありません。
組織に対する好き嫌いについて、原因を可能な範囲で切り分けてみてください。
「相手が1人、少人数だったら組織でいても大丈夫」というプラスの部分があると思います。
心無い人間の行動が原因で組織を嫌いになってしまうことは勿体ないです。
組織を嫌う人 = 自分勝手な人じゃないよ。
組織が嫌いというあなた、自分のことを協調性がない人間、自分勝手な人間と思っていませんか?
でもよく考えてみてください。先ほど僕が挙げたケースの中に、もしくは似たケースに
組織を嫌いになったきっかけ、原因はありませんでしたか?
そうであれば、あなたは自分勝手ではありません。
むしろ他人のことをよく考えている優しい人ではないでしょうか?
- 「自分勝手な行動をしている人間を、なぜ注意しないんだ。なぜ便乗するんだ!!」
- 「立場や権力があれば、横暴なことをしても許されると思っているのか!!」
- 「ミスを減らす努力を何もしていないのに、仲間なんだから助けてよねとか、ふざけるな!!」
自分が常識的でいることを馬鹿らしく思ってしまったり、疲れてしまったりで
その結果、組織そのものを嫌いになったのではないでしょうか。
もしそうであれば本当に気の毒だと思います。
真面目に生きていたり、周囲を思いやれる人が損する環境は嫌いです!!
組織が嫌いだからと言って、自分自身を自分勝手と誤解なさらないでください。
あなたの優しさを見ている人は見ています。理解してくれる人は理解してくれます。
その優しさ、大事にしてくださいね。
それにしても組織ってわけわかんねー。
これ、僕はよく思いました。ついでにこの記事の論理展開に対しても思いました。いつものことですけど。笑
自分勝手な人間の横暴が許されていたり、非論理的かつ支離滅裂な理論が組織の持論になっていたり、
そのような場面を見て、わけわかんねーって感じていました。
子供の時に「思いやりを大事にしましょう。自分勝手はいけません」と何度も教えられたはずなのに、
学生の時に「論理的であることを大事にしましょう。自分の考えに筋を通しましょう」と何度も言われたのに、
組織に出ると、それらが蔑ろにされてしまっている場面に数多く遭遇します。
何のために思いやりや論理的思考を教わるのでしょうか。
大事なものと教えられてきたものが、粗末に扱われることが残念でなりません。
じゃあ、組織の中でどうやっていけばよいの?
さて、このような理不尽な状況に対して対応方法を考えてみましょう。
まず「組織の考え ≠ 正しい、筋が通っている」と割り切るのがよいと思います。
というのも組織の中には先ほど僕が例で挙げたように、自分勝手な人間などの好ましくない者がいます。
そのような人間を受け入れようとすると、どうしても組織はゆがんでしまいます。
残念ながら、これは変わらない理論だと思います。
次に「自分勝手な人間には期待しないようにする」のはいかがでしょうか。
誰にも注意されないなんて、かわいそうだね、でも私、知らないもん。と接してよいのではないでしょうか。
どうしても接する場面が出てくる場合は関りを最小限にしましょう。
そして一番大事なのは「周りへの思いやりを持つ事」です。
自分勝手な人間を批判していても、肝心の自分が身勝手なことをしていてはいけません。
まずは自分が組織や他人を思いやることを継続しましょう。
組織の中には、あなたと同じように優しい人で組織の理不尽に不満を持っている人もいるでしょう。
その人は、あなたが周りを思いやる行動をしていれば、あなたの優しさや思いやりを理解してくれるはずです。
これからも理不尽なこと、やりきれないことに遭遇することが多いかもしれません。
それは僕も同じです。一緒に組織の中で生きていく方法を考えていきましょう。
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