訴え 自分の都合で子供を怒っている大人達へ

ウォール・ストリート・ジャーナル 9月9日(月)13時32分配信

思春期の子どもが悪いことをしたとして親から怒鳴られると、抑うつ症状や攻撃的な行動のリスクが上昇するなど、たたかれたときと同じ問題が生じる可能性のあることが、新たな研究でわかった。

 

母親や父親と温かく良好な関係を築いていていても、10代の子どもが親から怒鳴られたり、ののしられたり、「怠惰」だの「おろか」だのと侮辱されたりすれば、悪影響は免れない。ピッツバーグ大学とミシガン大学の研究者が行ったこの研究は、4日にチャイルド・デベロップメント誌のウェブサイトで発表された。

 

米国ではおしりをたたくことがタブーになっている共同体が多い一方、怒鳴ることはそれほどには世間体が悪くない。実際、親たちは怒鳴れば子どもが言うことを聞き、行いを改めると考えることもある。だが、今回の研究ではその逆であることが示された。

 

共同で研究を行ったピッツバーグ大学教育・心理学部のMing-Te Wang准教授は「怒鳴っても、子どもの問題行動を減らしたり直したりはできない」と指摘し、「逆に悪化させる」と述べた。

 

ニューヨーク大学ランゴーン・メディカル・センターのティモシー・バーデュイン臨床学准教授によれば、親は、テレビなどを見る時間や車のキーといった特権を取り上げることで、子どもを十分に罰することができる。

 

ただ、「そうする際に、批判的、懲罰的、侮辱的な言葉を大量に使わないことだ」とバーデュイン氏は語った。「人は尊敬し称賛している人に言われたときのほうがずっと、自分の行動に責任を感じる。子どもをしかったり恥ずかしい目に合わせたりするようなことをすれば、親の持つ力が損なわれる」という。バーデュイン氏は今回の研究には参加していない。

 

研究では、両親と13ないし14歳の子どものいる家庭976世帯を追跡した。子どもにさまざまな質問をし、問題ある行動、抑うつ症状、親との親密度を判断した。親には戒めとしてひどい言葉を発しているかどうかを調べる質問をした。

 

子どもが13歳だったとき、母親の45%、父親の42%が、前年に子どもにひどい言葉を浴びせていた。13歳の時に親から特にひどい言葉を受けた子どもは、翌年に同年代の子どもとのケンカ、学校でのトラブル、親へのうそ、抑うつの兆候といった問題が増える度合いが高かった。

 

親が戒めとしてひどい言葉を使った時と、たたくなどの体罰を与えた時では、問題が増加する度合いは似ていた。口論を除く親子の親密度が高くても、ひどい言葉の悪影響は変わらなかった。逆に、子どもの問題は親がひどい言葉による戒めを増やすことにつながり、悪循環がエスカレートをさせていた。

 

10代が怒鳴られるとこれほど悪影響を受ける理由について、Wang氏は「思春期は(子どもが)自分のアイデンティティーを見極めようとする、非常に微妙な期間」であるためだと述べた。「親が怒鳴ると、子どもの自己像を傷つける。能力や価値がなく、無駄な存在だと感じさせる」のだという。

 

 

 

 

 

私は養子に来る前の里親の家で虐待を受けていましたが、

何が悪くてそんな目に遭うのか理解できずにいたせいか

怒鳴られた記憶が薄いんです。

折檻が酷すぎて、

痛かったことや怖かったことの方の記憶が

強いからなのかも知れません。

けれど、

どんなことを言っていたのか思い出せないのに

ヒステリックにギャーギャーと鬼の形相で喚いていた姿が

まるでサイレント映画のような

音無しの映像として残っています。

 

つい先日、ある出来事があり、

上記の記事がとてもタイムリーに感じ、

成程と納得していまいました。

 

それは、

高校3年生になった息子の部屋から

突然不機嫌な大きな声が聞こえて

一瞬にしてビクッと体が硬直してしまい、

表現できないほど心がざわつき、

私は一気に不安で憂鬱な気持ちに陥りました。

恐る恐る様子を伺いに行くと、

息子はただ単に咳き込んだだけだったのですが、

そういうきっかけでトラウマのスイッチが入り、

記憶ではサイレントなのに

恐怖だけがフラッシュバックしたようです。

 

考えてみれば、私はいつも大きな音に怯え、

他人の突然の大きなクシャミや、

TV番組などの討論会で言い争う声や

感情的に声を荒げている人を見るだけで、

自分とはまったく無関係なのに

胃がギュッとなってしまい、暫くシクシクと痛みます。

 

私の友人も、

母親のヒステリックで理不尽な暴言を浴びながら

常に追い詰められて育ちました。

「お前なんか、いつでも戸籍から抜いてやる。」

最後には必ずそう言われたんだそうです。

彼女の家族は、この母親と血の繋がらない父親と

父親の違う妹と弟なので

この母親の決め言葉は相当にきつかったのだと思います。

彼女自身、大人になった今、

少しの都合の悪いことや軽い間違いでも

咄嗟に身を守るための嘘が過剰に次から次へと飛び出します。

せっかく親元を離れ社会に出たのに、

そういうことが多すぎて人間関係でも誤解が多く、

トラブルが絶えない彼女を思うと悲しい気持ちになります。

 

 

 

 

子どもを思って「叱る」のと

親の感情で「怒る」のは違う、と私は思うのです。

 

たとえ身体的な体罰はしていなくても、

常に感情的に叱咤叱責をしている親は、

その子どもにとって深刻な影響を与えるのだと知ることです。

 

自分の勝手な感情に支配されないで

愛情を持って叱ってください。

どうか、自分の子どもを

悲しい大人にしないでください。

 

 

 

 

 

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全2件のコメント

  1. 豆しば 2014/05/22 19:25

    匿名さん
    コメントありがとうございます
    自分の昔の経験からです

    理不尽な大人を増やしたくないんです
    子供は大人のサンドバッグじゃないんです

    だから、【親を心配する子】は報われないんですね

  2. 匿名 2014/05/22 19:09

    すごい、納得しちゃいました。自分にも当てはまるものがあったりと・・・。今だから、冷静に判断できるけど、難しいな・・・。これから、何かしらの形で子どもを育てる立場になったとき、このことを忘れないようにしよう。

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