僕がカリスマ占い師になった理由
edit2015.11.05 1,544
皆さん、秋の夜長に何をしてますか?五郎丸選手のルーティンを密かに練習していたりするのではないでしょうか?(注:seo対策ではありません)
今回のブログはつれずれなるままに書きます。面白くしようと思ったのに、とても真面目な感じになってしまいました。なお、前半はラブコメ風、後半は純文学風に書いてますので、飽きの来ないテイストになってます。お暇な方はぜひお読み下さい!
社会人デビュー!!しかしそれは波乱の幕開けだった。。
今から遡る事7年ほど前、大学をストレートに5年かけて卒業したあと、私はついに、社会人デビューを果たします!プロデュースから宣伝、販売まで、すべてをセルフで行い、念願の人材派遣会社にひな壇芸人として採用されました。社会人デビューをした僕は、社交的な人間であろうと、心の窓と社会の窓をいつも全開、はりきって仕事に取り組んでいたのですが、突然に番組の打ち切りが決定し、自宅警備を余儀なくされたのです。
その頃は、リーマンショックのまっただなか、新たな所属先を探して婚活をするも、なかなかうまくいかず・・。そうしている間にも、貯金は減っていくばかり。とにかくなんか楽なバイトがないかと思っていたところ、日本語できればOKという誠実きわまりない求人を見つけたのです!!
占い師ジョジョ、誕生!!
この仕事こそがまさしく運命のリクナビといわれる、占い師という仕事との出会いでした。占いには、タロットやスピリチュアルから四柱推命、動物占いなど色々あるわけですが、僕が主に担当していたのがスピリチュアル占いです。スピリチュアル占いには、カードや水晶、○と×を書いた鉛筆などの特殊な道具は必要なく、自分の感覚や感性のみが頼りの占いです。
といっても、僕は霊感や霊能力はまったくなく、持ち合わせるものは倦怠感ぐらいでした。せっかく占い師になったのに・・、このままじゃ駄目だ。オーラの泉どころか、徹子の部屋にも呼ばれやしない。そう思った僕は、必死なふりを必死にして、勉強を始めます。
カリスマ占い師への道!!
霊とはどこからきたのか?神様ってなんだ?二千円札ってどこいったの?そんな疑問の一つ一つをググッていくうちに、少しずつですがスピリチュアルというものが分かって来たのです。犬が人間にはわからない匂いを感じ、マギー四郎の耳が大きいように、私達人間には、言葉では説明できない確かな世界の存在を感じ取れるようになってきました。
こうして実力をつけた私は、仕事の合間を縫って、ヤフー知恵袋の占いカテで質問に答えまくります。時には仕事を一時間で終わらせ、その後十時間知恵袋に集中するという荒行もこなしました。来る日も来る日も、質問に答えているうちに、気が付けばカテゴリーマスターになっていたのです。
そろそろこの力を活かして、仕事を真面目にやろうと思った頃には、私のヤフーページにリクエストが大量に押し寄せるようになりました。同時期に、会社でも人気No1占い師として選ばれるようになり、自称カリスマ占い師として不動の地位を手にします。
そして伝説へ・・・。
しかし、占いをすればするほど、そこに解決の道はない。いつしか僕はそんなふうに思うようになりました。占いだけでなく、その人の環境や性格を変えていかなくては・・。
何より人生がヤッフーするようなワクワクがなければ、真の悟りはひらけない。こう考えた僕は、人気絶頂のままに引退を決意し、新たな道を探すことにしたのでした。
以上が、僕が自称カリスマ占い師として働いていたストーリーです。この裏には、波乱の人生が控えていたのですが、その話はまた気が向いたら書こうと思います。それでは、お元気で!
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