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ADHDとの(仕事・家族・生活での)折り合いのつけ方

閲覧数960 コメント数2 person退会したユーザー edit2017.02.16

こんにちは。以前、家族との悩みでトピック(https://kokotomo.com/nayami/%e7%a5%96%e7%88%b6%e6%af%8d%e3%81%a8%e3%81%ae%e6%82%a9%e3%81%bf/)を立てたものです。

現在はとある有期契約の事務員として働きながら、正規の職員を目指して祖父母と同居を続けています。ADHDの診断を数ヶ月前に受け、障害者手帳の交付待ちの状態ですが、家族には過去に適応障害やうつ病を患っていた際に、とても辛い対応をされたため、未だ話せていません。

今の職場環境は大変良く、出来れば長く働きたいのですが、数ヶ月の有期契約なので、平日でもお昼休みにハローワークで求人を探し、電車の中では転職サイトを開くか履歴書を書き、休日も面接に向かいと、大変忙しいです。
そんな中、祖父には「家にお金を入れろ」「通勤が遠いのなら家業を手伝って就職活動してみれば」「嫁を探せ」等々言われ、祖母には「このまま一人暮らししても、家事が出来ないから困るだろう」といわれ、遠方の叔父には「部屋を掃除しろ」と度々ショートメールが来ます。

お金に関しては、転職活動であちこちに面接に行っている関係で余力が無い旨を、
家業を手伝ってもトラウマのある実家(両親が離婚して父親に捨てられ、家を追い出されています。)の近くで働くから嫌だし、職歴を説明しにくいから難しい旨を、
嫁さんについては・・・笑

家事については、自分でやることは大変だけれども、一般論(健常者・定型発達者的な論?)としていつまでも祖母には頼れないことを自覚しています。それに、老人ゆえか生活習慣が合わないことが多く(例えば朝が早いのにゼリーでなくキッチリと朝食を取るように迫られたり、仕事の後で遅くなる旨を話しているのに夕食を家で食べろ食べろと言われたり、休日は5時から食べ始める夕食に間に合わない用事があると、早く帰ってこい帰って来いといわれたり)、心情としてはさっさと出て行きたいこと山々です。しかし、極端に不器用なタイプであると自覚しており、今のまま家事に時間を取られると生活が破綻するのもありうると考えています。

部屋の掃除については、必要を感じています。ただ、リビングやダイニング等の共用スペースを汚しているのでなく、自分の部屋で、かつ祖父母は普段使わない2階のスペースが汚れているからといって、不都合は全くないはずです。過去に祖母が勝手に部屋を掃除したことがあり、その際にADHD治療薬の入った精神科の薬袋を見つけ、「まだこんなものを飲んでいるのか?」と言われたこともあります。伯父には、(かつて2階が自分の部屋であったことについて触れ)「私の部屋であるから、掃除しろ!」とメールされたことがあります。両方とも、自分にとって屈辱でした。性質的に掃除が困難(一度掃除をすると、どこに何を置いたのかの記憶が飛び、物をなくしやすくなる)だから、それを抑えるためとに処方された薬を「こんなもの」扱いされ、家を追い出されたトラウマを知っている人間に、「私の部屋」が無いと知らしめさせられたと感じたからです。

上記のような理由から、①手帳を取得したら、それを根拠に家族に困難を話す②仕事についても、自分の得意な事務処理をする傍ら、将来的なステップアップを目指す③仮に①と②が失敗した場合、障害者雇用で就職を考え、一人暮らしをして足りない分は障害者年金で補えないか考える
という方針を立てています。

しかし、どれもこれもかなり険しい道で、①はこれまでの仕打ちから、理解してもらえるか自信が無い上に、失敗した時に二次障害が起こらないか心配であったり、障害者手帳が届く前に耐え切れなくなり爆発しそうな気がしています。事実、最近アルコールの量が増え、ハローワークの人に「ハローワーク以外の求人で何度も相談するな。仕事中に電話されても迷惑」と怒られ、忘れ物が増えたり体調が悪くなってきていたりします。話を聞いてもらった友人の一人(遠方から一人暮らしをしている方で、ホームシックにかかっているのに、うっかり家族のことが辛いと話してしまった)に迷惑がられました。

②についても、前職でADHDを告白した際に「そんなの誰にでもある」「障害を理由に仕事を諦めて欲しくない」等々言われたことが今でも頭に残っています。比較的定型の仕事は覚えてきたものの、報・連・相がぎこちなく、先輩や上司にキョトンとした顔で見られている気がします。事務であっても、苦手である空間認知や手先を使う部分もあり、その部分で失敗して怒られないか、いつも不安に思っています。

③については、そもそも障害者雇用の賃金が安いために一人暮らしできるか微妙で、家族に干渉されて暮らすのなら体が倒れてしまいそうな気がしています。年金についても、主治医に「君のレベルじゃ年金はムリ」と言われていて、収入不足をカバーする方法としては不可能であるかなと言ったところです。


細々と長文を書いてきましたが、端的に家族や職場に障害であることを受け入れて欲しいなと思っています。少なくとも「家族・職場・自分(≒生活)」のうち、二つは満たされないと前進できないと考えています。

今の状態は地獄です。診断はされたけど、手帳はまだないから障害者として就職活動が出来ないし、かといって職場では「フツーの人」となるべく努力しなければならないし、家族は「甘え」「努力不足」「頑張ればフツーになれる」とプレッシャーをかけつづけて来ています。四六時中「フツー」を'演じて'いるから疲れるのです。

孤独を感じています。ありのままを受け入れて欲しいのです。ハローワークや医者、しゅうぽつ、市役所の職員さん、、、それぞれの専門と強みで私を支えてくださって嬉しいのですが、ここまで書いたとおり、自分の中では全てが渾然一体となって物凄く大きな不安となっていて、「誰にどこまで話して良いか」を選ぶことが困難なのです。そのために友人やハローワークのかた等々に怒られたりしましたが、反省しつつも余計に辛いのです。(ですから、ココで書いています。気を悪くされる方がいたら、ごめんなさい。)

混乱しています。どこまでが「甘え」でどこからが「必要な支援・配慮」なのか。自分自身分かろうと努力はしていますが、認知にズレがあることと、それを周囲に伝えることに物凄いエネルギーが必要だからです。

自分に酔ったり、反対に卑下するのは良くないかもしれませんが「自分は精一杯やってる。分かって欲しい!!」といつも思っています。どこまでやっても、上手くいかないこと(具体的には手先や空間認知を伴う作業)は上手くいかないし、ぎこちなさは残ります。でも、何度も何度も工夫して予習復習した結果でやっとこの成果なんです。好きで部屋を散らかしたり、オフィスの作業でもたついたり、上司から見て頓珍漢なコミュニケーションを図っているのではないのです。

但し、文章を組み立てたり、視覚情報から得たものを使うことには自信があります。この文章を思いつきの校正なしでここまで書ける人間は、そうそういないと自負しています。だからこそ、これを活かして人生を切り開いていきたいと考えていますが、どうやって周囲と折り合いをつけていけばいいか・・・

長々とすみませんが、相談に乗って下さい。どうかお願いいたします。

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コメント一覧

  • refresh約7年前
    退会したユーザー
    初めまして。未熟な高校生のコメントですが
    読んでくださるとうれしいです。
    わたしも 正式な診断は受けていませんが、
    知り合いのお医者さんから アスペの傾向があると
    言われたことがあります。

    わたしの場合、
    *人の説明がまったくきけない
    *スケジュール管理能力がない
    *ほうれんそう が苦手。
    なにかトラブルがあったとき、機転がきかない
    というようなことがいっぱいあり、
    よく先生にも叱られます。情けなくて泣いたことも。

    でも、そういうところも含めて自分だし、
    自分からは逃げられません。
    なんで他の人はできるのに自分は、と思うのではなくて、
    どうしたらよいのかな、って考えるようにしています。
    今日なにをやるべきか、なんの予定がいつあるか、を
    手帳に書き込んで、決めた時間に見るようにしました。
    人の説明をきくときと、受けっぱなしじゃなくて、
    メモをとって、質問するようにしています。
    なにかトラブルがあったら、小さなことでも
    周りの人に話して、わたしはこう思うけど
    どう思う?と尋ねます。
    しつこいって思われたり、手帳魔とか笑われたり
    したこともあります。
    でも、嫌な思いをしたぶん、人の痛みもわかる人に
    なれるはずだから。

    周りの人に、わたしはこういうことが
    苦手だから、自分でもこんなふうにしたり
    頑張るけど、失敗したら本当にごめんなさい
    って伝えています。
    そして、こまめに いついつこうしてくれて
    ありがとうって 助けられるたびにお礼を言います。
    ミスして叱られても、「先ほどは申し訳ありませんでした。
    どうしたらもうこんなことしないか、考えているのですが、
    ご教示いただけませんか」なんて叱った人に言うと、
    どんなに怖い人でも 少しは柔らかくなるし、
    誠意は伝わるはずです。

    障がい者手帳を取得しても、どんなにみえない障がいに
    理解ある世の中になっても、
    自分がへたでも誠心誠意やっていることを
    伝えられることが一番大事なんじゃないかなって思います。
    オバマさんかだれかの言葉だったんですけど、
    「彼は失敗することはあるが、
    素直にすぐ認め謝り、次は必ず直せる人だ、と
    言われる人になりたい 」みたいなのがあったんです。
    わたしもそうなりたい。
    ちょっとでも参考になれたらとても嬉しいです。
  • refresh約7年前
    退会したユーザー
    kouさん

    こんにちは。はじめまして。私は、二年前に発達障害の自閉症スペクトラムの診断を受けました。ですから、その道を少しは先を行っている観点から、二つ書きたいと思います。

    1.壁にぶつかるまで、社会資源を使う
    精神障害がわかったというのは、大変な変化が人生に生じたと思います。その変化に適応するのは、それなりに時間が必要です。まずは、地道に、一つ一つ、そのなれないことの中から、できそうなことを見つけて、行ってゆき、その世界のことを知ることが重要です。石の上にも三年といいます。いきなり、全部をやるわけじゃなく、とにかく、一つ一つ、積み重ねるしかありません。

    たとえば、私は、病院のデイケアなどで、ほかの当事者たちがどうリハビリをしてゆくか、自分の参考にしつつ、2年間やってきました。2年くらいじゃ、飛びぬけてすごい人っていませんでした。みな、地道に、デイケアに通う、地域生活支援センターを使う、ハローワークなど、使う道具は一緒でした。その中で、次のステージに進んでいく人は進んでいくし、私のように停滞してしまう人もいます。

    2.『死に至る病』を読む
    さて、二年のリハビリで、壁にぶつかった私は、最近、キルケゴールの『死に至る病』を再読しています。キルケゴールによると、人間はみんな絶望しているそうです。そして、それに気づいている人と、気づいていない人がいます。絶望に気づいてしまうと、死ぬことが唯一の希望に思えてしまいますが、しかし、死ぬこともできない、そういう状況が、この病の特徴です。まだ全部読んでないんですが、ある解説書に、キルケゴールが言いたかったのは、絶望は決して、悪いことではなく、むしろ飛躍のチャンスであるということです。そして、美的実存や、倫理的実存、などの人間社会での生き方ではなく、解決策は宗教的実存にある、と書かれているようです

    ただ、この本について紹介するのは、いまではないかもしれません。いつか、壁にぶつかったとき、覚えていたらぜひご一読を。

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