アダルトチルドレンと生きづらさ

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こんばんは、やっさんです。

先週、久しぶりに「アダルトチルドレン」に関する本を読みました。
「やっぱり俺はアダルトチルドレンなんだ」、「今まで自分の本当のつらさや問題に向き合うことを避けてきたんだ」と思いながら、読みました。

アダルトチルドレンとは、「機能不全家庭で育ったことにより、成人してからも心に傷を抱えている人」を指します。

アダルトチルドレンの本を読んでいたら、自分に当てはまると思うことがたくさんありました。
情け容赦なく自分に批判を下す、楽しむことがなかなかできない、他人からの肯定や受け入れを常に求める、真面目すぎるなど…。
アダルトチルドレンの生きづらさは、人によって違いますが、アダルトチルドレンに共通して言えるのは、「成人してからも生きづらさを引きずっている」ということだと思います。

僕はココトモのブログで亡くなった両親のことを書いてきました。
僕の両親はアルコール依存症だったのですが、僕はその影響をかなり受けていると感じています。
両親と暮らしていたときは、自分の感情を抑圧しておとなしくしているのが最も無難だったということもあり、今も自分の気持ちや言いたいことを主張することは苦手です。
昔からどんな場所にいても、心を楽にできない感じがしています。
最近はお酒を飲んでいると「俺もアルコール依存症なのかな…」と思うことがあります。

どんな人でも、生きづらさや心の隙間、心の傷のようなものを抱えながら生きています。
心が健康な人は、「生きづらさや心の隙間は、誰にでもあるものだから仕方ない。割り切ればいい」、「このくらいの失敗なら大丈夫」と思えます。
しかし、僕は生きづらさや心の隙間をなくそうとして何かに依存してしまったり、大した失敗ではないのに、極端な自己否定に走って、その後余計に辛くなることが多いです。

それと、僕はアダルトチルドレンという言葉に自分を当てはめることに、大きな違和感を感じてきました。
「自分がどうしようもないのは、アダルトチルドレンのせいだから」という言い訳にすることが、ものすごく嫌でした。
でも、アダルトチルドレンに関する本を読んでいて、アダルトチルドレンという言葉が、自分にきちんと向き合う大きなきっかけを与えてくれるのではないかと思えるようになりました。

僕は今、生きることがつらいです。
特に昨年末から鬱々とした気分になることが増えましたが、気持ちが沈んでいるときに、自分の本当のつらさや問題に「気づく」ことが、大きな飛躍をもたらすのだと思っています。

気づくことは、それだけでつらさをともないます。
また、気づくことには、実が熟すような時間が必要です。
そこで、「他人や世の中を変えることはできないけれど、自分の問題であるならば、変えることができる」ということに気づけると、今までの傷や嘆き、問題などのすべてが、回復とともに自分の財産となるのでしょう。

いつも駄目だと思ってしまう自分を茶化しながら、馬鹿は馬鹿なりに生きればいいと思えるようになると、楽しいと思えることが増えてきそうです。
また、悩みをなくそうするのではなく、「安心して悩みながら生きていくためには、どうしたらいいのか?」ということを意識できるようになると、「白か黒か」という極端な行動パターンから解放できそうです。

自分の弱さをカミングアウトできるようになると、生き生きとした自分を取り戻せるようになると思ったので、この度ブログを書くことにしました。
道程は平坦ではありませんが、生き生きとした自分を取り戻していくことで、新たな自分を構築できるようになると思っています。

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コメント一覧

全6件
  1. schedule2016.02.27

    やっさん

    ぬいさん、コメントありがとうございます!
    人間って、弱いですよね。
    僕はアダルトチルドレンの本を読んでいて、すべてを心の傷のせいにするのが怖いと思えていれば、適度に自分の弱さを受け入れられるのではないかと思いました。
    僕も自分の弱さと上手く付き合っていきたいと思っています。

  2. schedule2016.02.27

    やっさん

    鷹れんさん、コメントありがとうございます!
    僕もすごく怖いですが、弱さをカミングアウトすることで、関係がより深まったり、新たな気づきがあるのだと思います。
    僕もまずは自分のためにというところから始められるといいと思っています。
    またブログを書きます!

  3. schedule2016.02.27

    やっさん

    ゆきえさん、コメントありがとうございます!
    今回のブログを書くのは勇気が要りましたが、公開して良かったです。

    僕の感受性について、そのようにおっしゃっていただいて、とても嬉しいです。
    自分を受け入れられるようになると、人生が好転していくと思えました。

    また本音のブログを書きたいと思います!

  4. schedule2016.02.25

    ぬい

    心の傷がある
    そのことを認めて
    自分が苦しいことの原因だと思う
    そのとき
    なんだか全部その心の傷のせいにして
    逃げてしまいそうになって怖い
    私はそんなふうに感じます
    自分の弱さをうまく付き合えるようになるといいな
    と思っている今日このごろです

  5. schedule2016.02.25

    鷹れん

    弱さをカミングアウトする、というのはとても勇気のいることで、すごく怖いです。

    やっさんが現在進行形で悩んでいること、考えていることをブログにしてくれて、いつも勇気をもらっています。ありがとうございます。

    「アダルトチルドレン」という言葉も名前を知っている程度でしかなかったことに気がつきました。
    今度、あらためて勉強してみようと思います。
    まわりのため、みたいなカッコイイ理由ではないけれどね。自分のために。

    次のブログも楽しみにしています(*´`)

  6. schedule2016.02.25

    ゆきえ

    すごいです!こうやって吐き出してくれたことで、わたしも勇気をもらいました。と同時に、やっさんのような素晴らしい感受性をわたしは一生身に付けることはできないだろうなぁと思いました。
     
    ほかの人にはない素晴らしいモノを持っているって気づけば、もうころころと人生が好転していくのではないかしら。と、えらそうなことを言ってしまい申し訳ありません。これからも、このような本音のブログをぜひ書いていただきたいです。みんな勇気づけられると思うなぁ。

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