殉職された警察官の話
edit2015.02.04 1,188
こんばんは(*‘∀‘)寒い日が続きますね。。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私が勤めている施設はインフルエンザがこれでもかという位に流行っております(汗)皆さんも手洗い・うがいは徹底ですよ。必要ならばマスクも着用です(`・ω・´)
そんな感じで皆さん体調管理には気をつけましょう!!
さてさて、今回は2回目のブログを書かせていただこうと思います☆
今回は私の好きな本から話をしようと思います。
・・・さて皆さんは「偉人」ときいて誰を思い浮かべますか?
・・・きっと大半が、名前を聞いたことがある人を思い浮かべたのではないでしょうか??
私もそうです!!
ですが中には本当に身近な人にも「偉人」という言葉が当てはまる人がいるかもしれません。
私の愛読書に「殉職・宮本警部が伝えたかったこと」という本があります。
このニュースはもしかしたら知っている人もいるかもしれません。
2007年線路内に立ち入った女性を助けるために殉職された警察官 宮本警部。
この話は千の風になってスペシャルでドラマにもなって、たまたま観た私の心にとても響きました。
その為、この宮本警部についてを書かれている本があってついつい書店で購入しました。
この宮本警部は、近所の人から「宮本さん」と呼ばれていた様な、地域の人たちに愛されていた警察官だった様です。
日ごろから、地域の安全だけでなく、小学生の自転車が壊れた際は直してあげたり、お年寄りの手を引いて踏切をわたってあげたりしていました。
補導された子には、父親のように諭し、いじめられっこにも不良にも平等に接していました。
厳しさだけでなく、やさしさ、正義が人格の中にまっすぐつながっているような人だったそうです。
そんな宮本さんが踏切内に入った女性を助けるために、自ら踏切にはいったのです。
走りくる電車に宮本さんは自分を犠牲にして女性を守ったのです。
宮本さんがその後、意識不明になった時、近隣だけでなく全国から見舞いの手紙や花束などが続々届いたそうです。
・・・しかしその後宮本さんは6日間意識を取り戻すことなく、この世を去ってしまいました。
宮本さんが亡くなった際に奥さんの言葉で「夫の人間性・性格から考えて、これも天命として受け入れようと努力します。」とおっしゃっていたようです。
日頃からの人に対しての姿勢が、この真の勇気を問われる場面で、この行動を起こしたのだと思います。
私は自分の身を挺してでも、一人の人間を守ったこの宮本警部の勇気ある行動に、ドラマと本を読んで涙しました。
暗いニュースが日々流れる世の中ですが、警察という私たちの身近にいる一人の人間の行動が、本当に心に残りました。
この本の中の一説で著者がこのように述べています。
勝ち組・負け組と人を過酷・無神経に色分けし
誠意と信用を商いの道具と見
衣食足りて礼節を忘れ
尊い自己犠牲を冷笑し
自分の利益と欲望だけに忠実で
自分が何者かを見失った大人が巷にあふれ
子供の目から光が消えた世の中に・・・
宮本さんは一筋の光を投げかけたのです。
と。
なかなか暗い話が多い世の中かもしれませんが、そんな中でもこんなにも人のために尽くすことができる人が世の中にはいるっていうこと。
今なお、この宮本警部が勤めていた交番前には、地元住民や全国の方々からの志によって建立された「誠の碑」があるそうです。
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