私はびっくりだった耳のお話
edit2016.03.27 1,144
皆さん、こんにちは紅蘭です
ブログを書く予定はなかったのですが、今日はある講演を聞いてきたたのでブログを書くことにしました
今日のテーマは…『きこえ』について
~赤ちゃんからお年寄りまで~
でした
講師は、言語聴覚士の方でした
私は、子どものこ頃に見たテレビドラマをきっかけに手話に興味があり、大人になってから縁あって手話の勉強を始めました
いろいろ今まで自分なりに勉強して来ましたが、今日の講演を聞いて改めて『きこえ』について考えました
『きこえにくさ』がもたらすこと
一次的にはきこえない
二次的には言語の発達、コミュニケーション、情緒や社会生
三次的には社会生活、学業、就業、結婚
改めて考えるとこんなに大変なことになるんだと私は思いました
次に『きこえのしくみ』
久しぶりに見た耳の構造の図
耳介で音が集められ
↓
音波が鼓膜を振動させ
↓
耳小骨で骨の振動を蝸牛に伝え
↓
蝸牛内部のリンパ液を振動させ
↓
有毛細胞を振動させ電気信号に変え
↓
聴神経により大脳に伝える
自分の耳の中でいつもそんなことが起こっているんだなーと思いました
そして、難聴とは人それぞれで高い音や低い音の一部が聞こえないことによって音を感じることができても言葉の判別ができない
スピーチバナナというところから外れると日常生活で大変ということです
実際にこんな感じと英会話とクラシックとロックを聴いて、不思議な体験をしました
また、みなさんも補聴器を装着している方を目にしたことはあるでしょうか?
私はあり、補聴器をつけているからといって完全に聞こえるわけではないのは知っていました
今日補聴器をつけると、音をマイクロホンで取り込み、増幅し、耳に届けるのが補聴器の役目
だから、増幅して音を拾うことはできても、基から自分が聞こえない音は増幅しても変わらない
それで言葉として判別できない、音楽ならリズムはわかってもメロディーはわからない
結果、音楽を楽しめない
この話を聞いてなるほどと思いました
次の驚きは、加齢に伴うきこえ
20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代と加齢と共に自覚症状が」なくきこえにくくなっていくそうです
原因は、鼓膜弾性、耳小骨筋、腱、靱帯の剛性、連鎖可動性に現れる
関節は、こわばる、ゆるくなる、中耳喚起が悪くなるなど
中枢聴覚路にも加齢変化が生じる
外耳道軟骨が硬くなる
自浄機能の低下
有毛細胞数減少、らせん神経節細胞脱落、 神経線維萎縮、血流低下など
ヘッドイヤホンを利用し長時間音楽を聴くと有毛細胞を壊し再生できなくなり難聴につながると聞きまたまた驚きでした
きこえにくさを感じたら耳鼻科受信は早期に
また、耳鳴りは誰にでもあり、その音が小さい為、自覚症状がないだけだそうです
多くは内耳の神経の以上興奮が原因
音響療法(TRT)の有用性が報告
また耳鳴りの治療に
音響 療法心理療法認知行動療法リラックス法カウンセリング法薬物療法ビタミン剤抗不安剤があるそうです
難聴による不利益で
脳萎縮、孤立、認知症、うつ、意欲低下、要介護、死亡にいたるということも驚き
みなさんも驚くことありませんでしたか?
またこれは女性限定だそうですが
日本聴覚医学会では、きのこ類の摂取が多いと難聴発生リスクが有意に低い。砂糖および甘味類は難聴発生を有意に増加させていたという話も驚きでした
それから、聞こえない方にイントネーションなしにゆっくり話すのは、かえって伝わらないというのも驚きでした
小児の難聴は早期発見と早期療育で語彙の発達と構文の発達に影響するということで実際にお子さんの様子を動画でも見てきました
人の成長ってすごいなと感じた動画でした
当たり前に聞こえる耳
その存在のすごさを感じたり、脳やさまざまなことにかかわっていてとても改めて意識しなければいけないなと感じた休日でした
今日も読んでコメント入れてくださる方がいたら嬉しいです
もう 夕方有意義な休日をおすごしくださいね
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