お財布がからっぽでもこんなに遊べるんだと知った話

こんばんは、なおです。

お金が無くなる不安にとらわれている時は、お金が無くなった時自分がどうしてるのかなんて想像もできなかったけど、頑張って稼ぐのをいざ止めてみたら、「なんだ、お金もいらない遊びってこんなにあったんじゃん」ということに気付きました。

今回はそんな話をします。

1.図書館はオレの本棚

今までわたしは、「本は買わなきゃ身に付かない」という説を、何を根拠にかはもはや忘れたが、かたくなに信じてきたような気がします。

もちろんそれにも一理あるっちゃ~あります。あるっちゃ~ある、けど、ないっちゃ~~ないな、どっちでも好みの方を選んでまったく問題無いな、とも今は思います(  ̄▽ ̄)

なぜかと言うと。あくまで私の場合はですが、「買えば身に付く」って考えだとしたらそれは「お金を掛けたからモトが取れるはずさ」「お金を掛けたからには掛けた分知識を絞り尽くして得てやる、損はしてなるものか」「絶対に私のものにしてやる」っていう、強迫観念めいた考えに近くはないか?って思ったからです。

逆に考えましょう。「買わなければ身に付かない」つまり「お金を掛けずに得られる知識は役に立たない」ということが成り立つなら、それって、無償でいつでも解放されているすべての知恵を全否定して認めないことになるじゃないですか。それってホントにそう?

私は違うと思う(  ̄▽ ̄)お金を払おうと払うまいとに関わらず、クソの役にも立たない(……と、本人がそう感じる)ような知識を掴んでしまうこともあれば、とっても嬉しい知識を拾っちゃうこともあるじゃないですか。別にそこに、無理にお金を因果関係へ絡めつけてこじつけなくてもいいんじゃない?と思うのです。別問題。

お金を使う、という行為には人によってはある種の覚悟が伴うから、その覚悟を賭してまでも得たかった、という気持ちを否定するつもりはありません。

けど……それって、そんなに無理せんでも、意外と身近にあってあっさり手に入る知識だったりはしないかい?で、もしもそうだったら、あっさり手に入るに越したことはなくないかい?とも思う。

ポイントは、「安いからor無料だからダメ(または、良い)」「高いから、苦労したから良い(または、ダメ)」という風に、得た知識への評価に表面的なこじつけをしないことだろうなってことです。知識はあくまで中立で、役に立つも立たないもその人次第でしかないからね。

で、じゃあ。身近で、お金もかからず、しかも大量の知識がよりどりみどりに詰まってて解放されてるところと言えば……きっといろいろあるだろうけど……その筆頭は図書館!!と私は思います。

私はと言うと、まず住んでる市内の図書館すべての資料がある。そして、隣の市の図書館からも借りられる。その上、通ってる大学の資料だって使える。もっと範囲を広げれば、借りられなくとも他の地域や大学の図書館で調べたって良いし、なんなら家族、先生(大学教授の蔵書量と情報検索の技術は往々にして及びもつかないほどハンパ無いのです)、友達などなど人から借りたりもらったりしたっていい。

あらためて書き出せば、すでに居ながらにして知識の宝庫!!どころか、その網は脈々と視認しづらいほどに広く張り巡っていて、しかも溢れ返っている。笑

こんだけ多くの知識がいつでもわたしの手の届くところにあるなら、焦ってあれこれ詰め込んで抱え込まなきゃ!!なーんて思わなくても、必要な時に必要なことはちゃんと気付けるようになってるんだ。

って気持ちになったので、今は、昔みたいに読みきれない量の本を抱え込んでおぶおぶしたりはせず、その時にパッと読みたいものだけを手に取るようになりました。笑

もちろん、本だけじゃ得られない知識もあるとか、手に入りにくい貴重な本もあるとか、いつでも手元に置いて愛でたいほど大好きな本があるとか、そういうのを取り込むためにお金や努力を掛けることはまったく否定しないですよ。こういうこと言ってるわたし本人がわざわざ好きで大学通って学生やってる訳だし、自室の本棚にも本は入ってるし笑

という訳で、その1。「図書館はオレの本棚ととらえてめいっぱい満喫する」でした。わたしは読書が好きだから、これも遊びのうちに含めます。

2.音楽のつまみ食い

本と同じく、音楽も「CD(ないしはレコード)を買って聴かなきゃ身に付かない!個別にデータをダウンロードなんて形が無いもの、けしからん!!」とかたくなに信じ込んでいたフシがあります。これがもっと行きすぎると「否否そんなん生で聴かなあかんに決まっとろうがボケナス!!」という考えになる。

これも否定はしません。形があって手に取れると安心できる、いつでもここにあると感じられるってのはある。わたしは歌詞カードという代物が好きだし、ジャケットやデザインをしげしげ眺めるのも楽しい。データはちょっとの変化で飛んじゃったりもするし(でもそれを言うならCDやレコードもちょっとの変化で破損したり劣化したりするけどな)。生で聴いて体ごと感じられるモノがある、研ぎ澄まされる耳がある、ってのは言わずもがなです。

けど……ここもまた、本と同じになるのですが。

「イイと思うものはデータだろうがディスクだろうが生だろうがやっぱりイイ。本質の良さは衰えない。それは感じ方の違いなだけで」「しっくり来ないものはデータだろうが(以下略)やっぱりしっくりこない」ということに気付いた訳ですね。

で、いくら人からあれがイイだのこれはダメだのこうすべきだのと言われても、そう感じた自分の感覚を信じることにした、のです。

「勉強のためだから」とか思ってホントは興味のないコンサートに無理矢理足を運んだり。「ホントはあの曲だけが聴きたいんだけど、でもまぁアルバム全体の雰囲気を掴まないとな……」とか言う訳のわからない義理みたいなもので無理矢理アルバムを買わなくても、別にいいのだ、と。まぁそれらをやったらやったで意外に楽しかったこともあるから別にいいけど。

そんな訳で、最近になって音楽データのダウンロード購入サイトを利用するようになったのですが、今まで知らなかったけど、あれって多くの曲が試聴できるようになってるのですね……!!!!

ちょっと試聴するだけでもピンと来るものは来るし、フルでなんべん聴こうと来ないものは来ない。試聴の段階で、だいぶ自分の感覚のふるいにかけることができるんだ!!!え、すげぇ!!!こんなん出血大サービスじゃん!!!って。知って衝撃でした。

なにより、単に試聴してるだけでもいろんな曲が垣間見られて、楽しい時間が過ごせる。笑

無理になんでもかんでも全力投球で投資しなくても、つまみ食っちゃって垣間見ちゃってピンと来てから投資先を絞り込んで、本当に大切なものを選んだっていいのだ。そんなことに気付かせてくれたのでした。笑

という訳で、その2。「つまみ食っても良い」でした。

3.後払いって、なんて懐の深いシステムなんだ!

最近通販を利用して知ったのですが、一部のショッピングサイトでは後払いシステムが利用できるのですね。

これはクレジットとはまた別で。品物が手元に届けられてから数日後に請求書が郵送されてきて、期日までに振り込むというシステムです。ショッピングサイトと信販会社が提携していて、後払いの管理はショッピングサイトの方ではなく信販会社が請け負っているために、請求書が郵送されるまでにちょっとタイムラグがあるのです。振込み期限はだいたい2週間ほど。

……で、これって、すごくないですか?

注文の段階では後払い申し込みが済んだだけ。会計は終わっていない。にも関わらず、相手は私を全面的に信用して、先に商品を寄越してくれる。たとえ今わたしの手元にその支払いを済ませるだけの十分なお金が無いとしても、後で払ってもらえればいいよと。その上、振込みの期限に2週間もの猶予まで付けて!!

……ど、どんだけ寛大なの。そしてどんだけ未来のわたしを信じてくれているの……そしてこんな寛大なシステムがまかり通る日本って、どんだけ豊かな国なの……。って。ビビりさえ感じちゃいますね(  ̄▽ ̄)

もちろんクレジットのシステムも十分すごい。けど、いまだにカードに対して多少の距離を感じるわたしとしては、こっちの後払いシステムにえらく感動しました。

いや~…………世間って、マジわたしに優しい。どんだけ信頼寄せてくれてんの?って。笑

そして世間さえもそんな懐の深いまなざしをわたしに送ってるんだから、ましてや、私が私を信用できない理由なんかどこにもないや~~~ん!!ってね(  ̄▽ ̄)

以上。その3、「後払いで商品を先にゲットできちゃう=喜びを先取りできちゃう、のは、ものすごい信用の証」でした。んで、別に後払いが使えない人でも使えないなりに何かの手段はあると思うんで、そこは知らないんで言及しません(  ̄▽ ̄)

お金は目的じゃなくて、楽しむための手段のひとつだよね

……てなわけで、今回は、まさに今手元にお金が無くても楽しみを得ることのできるであろう方法、をわたしの体験からお届けしました。ほんとはまだまだある。古本屋の話とかもしたいけど、長くなるからまた今度。

「いや結果的に金払ってるじゃん」「普段見えにくいだけで実はしっかりお金が巡ってるものじゃん。ネット回線とか住民税とか」とかいう野暮な突っ込みは無し(  ̄▽ ̄)あくまで、今この瞬間自分が満足してイキイキしてるか?そして、それをするためには本当にお金って無きゃいけないものなのか?既に使える以上にもっともっとと自分を犠牲にしてまで求めなきゃいけないことなのか?いや違くない?本当に欲しいものに辿り着く手段は、実は”稼ぐ”以外の他の気付いてない方法だってあるんじゃない?という話がしたいのですよ。

そして、わたしは今の自分ができる範囲でやってみて気付いたことを書きました。立場や状況が変わっても尚、それでも、楽しみを生み出し続けることは考え方次第でできちゃう、って思っています。

読んでくれてありがとう(* ̄∇ ̄*)

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