人を助けることで生きる力がつく

自分が経験してきた不幸や苦労などといったことは、一生隠しておくべき汚点だと思っていました。
でも、その考え方は大きな間違いでした。
10代の頃は友人関係に恵まれず、トラブルが多く人間不信になっていました。
17歳からは難病になり、周りの人と同じような生き方や幸せを経験できないことに対して悔しい思いばかりしていました。1万人に1人の確率で罹患する全身性エリテマトーデスに対して「なんで、私だけがこの病気に選ばれてしまったのだろう」と病気を憎んでいました。

私はいまだに前向きで明るい性格にはなれていません。
でも、今の私が自信を持ってできるようになったことがあります。
これまで経験してきた事柄を事細かに分解することで、メール相談に寄せてくださる全国の方々へお伝えする人生の薬に姿を変えて彼らの役に立つことができたことです。
彼らから返信してくださる「ありがとう」の言葉。その言葉が私の心の薬となって活動継続したい意欲に変える作用に効果を発揮してくれるのです。
私だけが経験してきた病気のことだから、私ならではの専売特許的な人助けになるのかな。
少しずつ開き直って許せるようになってきたと思います。

それから、ブログで発信したことをきっかけに、理解してくださったり、興味を持ってくださったり。そして、私の活動について応援してくださる方もいらっしゃいます。
彼らからいただくそれらの言葉を聞いたり見たりするたびに31年間で経験してきた過去が貴重なものであることに気がつきました。

私には夢があります。
一人でも多く難病障害と共に生きている人の存在を理解し、自然に受け入れる社会に作り替えることです。
かわいそうで弱い存在だから何もできないんじゃないかという認識。健康そうに見える難病患者に対しての無理解や偏見を減らして、もっと当事者が生きやすい社会にする仕事をすることを切望しています。

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