直観(『ユング心理学でわかる8つの性格』より)

ぬいです

皆さんは第六感って信じますか?

シックスセンスなんて映画昔ありましたよね

今回は本の紹介です

今私が読んでいる『ユング心理学でわかる8つの性格』(福島哲夫著)PHPより第六感、つまりは直観について少し考えてみようかと思います

心の機能は4つある

『ユング心理学でわかる8つの性格』によれば心の機能には4つのものがあるそうです

以下本文より抜粋

“心の機能とは、さまざまな状況下でも変わることのない心的活動様式のことです。これは「心になんらかの刺激を受けた時に、その心がどういう動きをするか」というもので、どの働きがもっとも強いかによって、その人がどんなタイプの性格であるかを判断します。”

つまり、心の動き方の傾向によって性格のタイプを分類しようというわけですね

著書によれば4つの心の機能とは以下の4つになるそうです

 

思考機能

物事を論理的に捉えて理解しようとする働き

感情機能

何かが起こった時、そのときに生じる感情、気持ちを最優先に考える働き

感覚機能

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感が感じたものをそのまま情報として受け取る働き

直観機能

“ひらめき”で本質を把握する働き

本質をひらめきで把握する

心の機能を4つ紹介しました

実は心の機能にも関係があって

思考と感情、感覚と直観はお互いに対極にあります

どういうことかというと、思考機能が強い人は感情機能が弱い、つまり、ものごとを理論的に捉えやすい人は感情に流されにくいという具合です

もちろん思考機能が強い人が人の感情を全く理解しない冷徹人間かといえばそんなことはありません

右利きの人が左手より右手のほうが使いやすく感じるように、自分の得意な機能をよく使うというだけで、右利きの人が左手を全く使わないわけではないのと同じように、たとえ対極にある心の機能であっても充分使うことは可能です

そんな中で“直観”機能にすこし焦点をあてて考えてみたいと思います

直観と対局にある機能は感覚です

感覚とは五感で情報を得る機能のことです

直観はその逆なので、五感以外のところで情報を得ることになります

五感以外……

著書では“ひらめき”と紹介されていました

五感ではない“ひらめき”でものごとを把握する

なんとなく超能力めいた感じがするのは私だけでしょうか

自然科学の時代に生まれた私達は、五感を用いて得たデータに信頼をおくということをとても大切にして生きているように私は思います

しかし人間の心にはデータではなくひらめきでものごとを見抜く力を持っているみたいですね

なんだかとっても不思議な印象を私は受けました

直観機能を駆使する

私は今、ココトモで人の相談をうけるボランティアをしているわけなのですが、この直観機能ってこの活動をしていると不思議と自分の心にも存在していると感じることがあります

頂いた相談メールを読んでいるとき、相談メールには文字としては書き込まれていない部分が自分の中にふと流れ込んでくるような感じするときがあります

そんなとき自分の中の直観が働いているのかなと感じます

ただ、相談メールに書かれている部分から判断しているわけではないので全く明後日のことを考えているのかもしれませんが

ただそういう直観という機能もうまく活用して相談活動をしていければなと思います

 

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