初ブログ Thank you for …………

こんばんわー!

こたっちゃんです。
なにげに今回が初ブログでして、少し緊張しています。
緊張のせいで手がカタカタ震えて……文字が、あれ! 文字がいつもより早く打てる!(カタタタタタ……)
はい。そんなわけで、今回のテーマは「お礼参り」です。
俺は作家を目指しているのですが、残念ながらデビューはまだ先の様です。

そんな俺には、ありがとうが言いたい人、感謝を告げたい人が何人かいます。
今日は、その中の一人、女神様の話。

さかのぼる事、十年前。俺は高校生でした。

生徒会に所属していた俺は、その繋がりからボランティアをしていて、
小学生と触れ合ったり、遊んだり、みんなでレクして遊んだりしていました。(あと遊びました)

ボランティアをしながらも、当時の俺には欲しいものがありました。
パソコンです。(キラキラ)
当時から作家になりたかった俺にとって、パソコンは大切な執筆道具であり、情報源でした。
もちろん、家や学校にパソコンはありましたが、それらは持ち運びができず、自由に使えるものでもありませんでした。
当時、ノートパソコンは今以上の高級品。(だいたい20万する)
そんな俺にとって、いつでもどこでも書けるノートパソコンは喉から手が出るほど欲しい存在でした。

ある日。

俺は先生(女神様)に会いました。
その女の人は、どこの高校の先生……かも分からないのに、誰よりも存在感があり、
白い女神のオーラが漂っていました。

先生は言葉使いがとても丁寧で、表情もやわらかく、育ちの良さを感じました。(いや、何食ったらこうなるんだと……、その時はマジで思いました)

んで、ボランティアの最中。
先生は膝の上にノートパソコンを置いてカタカタしていて、言いました。
「もう寿命なのよ、このパソコン。そろそろ新しいのに変えないと……」
当時高校生の俺は冗談交じりに言いました。
「えー、じゃいらなくなったらパソコン下さいよー」
なんと厚かましいもの良いでしょう。
欲しいものがあったら、とりあえずねだってみるスタイル。
すると、先生は。
「いいわよ。データ消したらあげる」
と。
マジでポーンと、
バッテリー寿命が尽きたとはいえ、元は二十万近くするPCをくれたのです。
知り合って間もない、別に自分の生徒でもない、赤の他人の高校生に。

太っ腹なんてもんじゃありません。
それも、二つ返事で、「はい、どうぞ」「大事に使ってねー」と、お礼も欲しがらず。

それから、そのPCは我が家にやってきて、大切な相棒になりました。
毎日学校へ持っていき、文をカタカタ。時にはノベルゲームをインストールして、
友達と模写したり、オリジナルの(友人は二次創作)小説を書いたり、音楽を聞いたり。

俺の青春はそのノートPCと共にありました。
今は流石に現役ではありませんが、そのPCは今も机のそばにひっそりと鎮座しています。
俺の基礎能力は、そのノートPCによって培われたと言って過言ではありません。

先生には、なんと感謝すればいいのか。
初めて先生を見た時「天使か女神がいたら、こんな感じなのかな?」と思いました。
その通り、先生は女神様でした。

単にモノをくれたからというわけではない(それもあるけど)
「あなたにあげるわ」と言った先生の姿は本当に優雅でした。

こんな人が世の中にいるんだ。と、ある種の衝撃を当時の俺は覚えました。

そんな先生にもう一度会いたい。
会って、ちゃんとお礼がしたい。

そんな風な気持ちを込めて、
俺は今日も机に向かうのです。

 

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コメント一覧

全7件
  1. schedule2015.07.09

    モニコ

    こたっちゃん
    ノートPCをポンとくださるなんて
    良い人だぁ♪
    そしてそんなラッキーを引き寄せた
    こたっちゃんも“持ってる”人なのですね(≧∇≦)b

  2. schedule2015.06.15

    こたっちゃん(小説)

    弘恵さんへ
    わーい!コメントありがとうございます!(つ∀`).+°o*。
    写真は壁に突っ込む2秒前です(嘘)
    ちなみに乗っているの電気自動車で、トヨタ市内だとあの車でウロウロできるみたいですよー!
    確かに、先生的には自然な流れだったとかありますね。……そういう点も再会した時にお話できたらいいなー(´ー`*)

  3. schedule2015.06.14

    弘恵

    こたっちゃん、初ブログおめでとうございます✲゚。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:₀。
    プロフィールの写真、良いですね。
    なんかすごく良い写真☆時々見たくなるような写真だなぁ。

    女神様のお話、きっと本人はそこまで考えずに、(そろそろ買い替えようと思ってたし良いか…)と思って、ポ〜ンと言った言葉だったのかなぁって感じます。
    お互いのタイミングがマッチングしてこういう風になったのかなぁって。
    きっと普段から本当はそういうことの連続で生きているのかもなぁって思うと、漠然と、私なんかはちょっとワクワクするなぁ^^

  4. schedule2015.06.14

    こたっちゃん(小説)

    ゆきえさんへ
    はっ、褒められた! 嬉しす!(´∀`*)
    いやー、それだけ先生がすごかったんですよー!

    ちなみに今調べたら、先生あの後だいぶ偉くなられたようで……。
    今は某大学の教授(学長代行という謎の役職)についているそうです。だんだん会うのが難しくなりつつあったり……ヾ(・ω・`;)ノ

    ほんとうに、もう一度お礼を言いたいものです(^-^*)(・・*)

  5. schedule2015.06.14

    こたっちゃん(小説)

    ぬいさんへ

    そうなんです!出会いの一つ一つが大事件なんです(・∀・)
    人間の一生が始まるのも終わるのも、すごいことだと思うんです。
    みんないろんなことを乗り越えて生きていて、
    そんな誰かと誰かが出会うことは、それだけですごいことですよね。
    今まで生きていなければ、こうしてぬいさんから素敵なコメントを頂くこともなかったわけですから(○´ω`○)ノ

  6. schedule2015.06.14

    ぬい

    思いがけない出会いが人生を変えちゃったりする
    偶然の出来事のひとつひとつが実は人生の大事件だったりするわけです
    人生を変える出会いができたことは本当に素敵なことだと思います

  7. schedule2015.06.13

    ゆきえ

    女神さま~!すばらしいエピソードですね!
    共有ありがとうございます。
     
    そして、その感謝の気持ちを忘れずに生きておられる
    こたっちゃんさんも、素敵です!!

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