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子供の頃の暴力について

閲覧数2247 コメント数2 person退会したユーザー edit2015.05.22

子供の頃の暴力についてです。
私は20代の社会人です。
少し長いのですが読んでくださったら嬉しいです。

私が小学生の時、頻繁ではありませんでしたが、親から暴力を受けていました。

当時の家庭状況は引っ越したばかりで、
父は朝から深夜まで仕事で、
母は慣れない環境とその他精神的に負担になる出来事があり、うつ病を患っていました。

どんな時に暴力を振るわれたというと、
主に金曜日や土曜日に私が何か母の機嫌を損ねる事、もしくは妹たちと喧嘩をしてしまうと、母は怒って、家出をその頃はよくしていました。
その度に妹たちを寝かしつけて、
私も寝てしまったら父が誰もいないと怒ると思ったので、父が帰ってくる深夜まで帰りを待っていました。
そして深夜父が帰ってきて、母が家出をしたと話すと、言葉の罵りと同時に殴る蹴るの暴力が始まりました。
部屋の隅っこに追い詰められて、殴られたり蹴られたら、今でも覚えてる言葉で「お前は物だ」というのは今でもハッキリ覚えています。
「お母さんは車でどこかに行ってしまった」と言ったのに「車の中にいるなら駐車場に行って謝ってこい」と言われ、
「車でどこかに行ったのだから場所がわからない」というと「車の中にいると言ったじゃないか!」と言われました。
子供ながらに理不尽なことをいってるなぁと思いましたが、反抗したってどうにもならないと思ってそのまま呆然と立っていると、外に裸足のまま出されました。
冬だったのでとっても寒くて、足や手が痛くて…中に入れてと言うのも近所迷惑になると思って外でずっと立っていました。
それと同時に死にたいなと思いました。
「私は物だし、私がいるからお母さんは家出をしたんだし、お父さんにも殴られるんだ」と思いました。
当時2階建てのアパートに住んでいて、ここから落ちたって死ねないし、骨折をして終わりだろうなと思って、そのまま外で1時間くらい待ってると父に入れと言われて、また沢山罵られて殴られて、もう寝ろと言われて寝ました。
とにかく悔しくて悔しくて、沢山泣きました。
朝が来る土曜日もしくは日曜日(母は決まって父が休みの日こ前日に家出をしていました)まだ許されたわけではないので、洗濯物を干したり、掃除機をかけたり、とにかく怒られないように、一生懸命家事をしました。
落ち着いた頃に父に「ごめんなさい」というと許してもらえて、父に抱きしめられました。ただ、私はそれがとにかく悔しくて、あんなに蹴ったり、罵られたりしたのに、なんでお前に許されなきゃいけないんだ、むしろ謝ってほしい、悔しくて悔しくて泣きました。
そうすると母から電話があり、友人の家に今いるからみんなでおいでと言われました。(その友人の子供さんと私は同い年で家族ぐるみで仲良くしていました)
その家に妹たちと父と私で行って、
「昨日はごめんなさい」と謝ると
「◯◯(私の名前)のことで怒ってたわけじゃない」と言われてびっくりして、じゃあ私が昨日あんなに怒られたのは何だったんだろう…と思いながらずっと呆然としていました。
なんで私ばっかりあんな目に遭わなきゃいけなかったんだろう、目の前で笑いながら遊んでる妹たちに対してなんともいえない気持ちがわきました。

毎回母が家出をした理由は違いましたが今でもよく覚えてるのはこの時です。
私が悪い場合もあれば妹たちが悪い場合もありました。
ただ殴られたり蹴られたらするのはいつも私でした。

暴力の頻度も少なく、母が家出をした5回くらいだけだったので我慢していました。
テレビでよく見る暴力は常にされていて、アザが出来たり、中には死んでしまったりする方もいらっしゃいます。
その方に比べて暴力の部類では浅いのかもしれません。
けどもあの時の父の行為は明らかに愛のある暴力ではなくて、行きすぎたものだったと思います。

あれからもう何年も経って、親との関係性はとてもいいものだと思います。
怒られる時はありますが、全部思ってくれて叱ってくれてるんだとわかります。
冗談を言い合ったり、一緒に出かけたり、送り迎えをしてくれたり、私のことを心配してくれたり…
大切に私のことを思ってくれてるのがわかります。私自身親に対して感謝の気持ちでいっぱいです。

ただ、私はあの時すごく傷付いて今でも思い出すだけで涙が出ます。
妹たちに対しても根本的な部分で庇ったのに、あの時のことを体験してないと思うとなんともいえない涙が出る気持ちになります。
親にとってあれは教育だったかもしれませんが、私にとっても辛くて理不尽な暴力でした。

テレビで暴力や虐待の事を見るたびに
「そんなことをするなんて…」と母は言うのですが、母だって私が父から殴られる原因を作ってたじゃないか…と思ってしまいます。

母もうつ病で自分の事で大変だったと思うし、父も仕事で朝から深夜まで大変でその上家に帰ったら母が家出…イライラするのはよくわかります。
私を殴ったのも気持ちが分からないでもないです。

だけど、私はそんな親には絶対になりたくないです。
少なくとも自分の気持ちで手をあげるような人にはなりたくないと思った出来事です。
この事は今まで親に改めて話した事はありません。
今後も話す事はないと思います。

今は親が憎いとかそういうことではなくて、こんなに仲が良くても人は暴力をしてしまうんだ…という暴力をしてた事実を思い出して泣いてしまうことが多々あるということです。
今日もその事を思い出して泣いてしまいました。

長くて分かりにくい文章を読んでくださってありがとうございました。






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コメント一覧

  • refresh約9年前
    退会したユーザー
    きっぱりいってしまうと
    あなたの父がやっていることはDVであり虐待です

    よく生きていましたね

    ですが、そのような大人にならないように願うばかりです

    僕はいまだに実母に対する復讐の念に刈られていますが…(´;ω;`)
  • refresh約9年前
    退会したユーザー
    ソラさん

    はじめまして、nanaと申します。
    小さい頃の、家庭での暴力は、心にとても大きく傷を残してしまいますし、一番忘れたいのに、一番忘れられない記憶になってしまって、つらいですよね。
    わたしも、ソラさんと同じように、幼少期に父親からDVを受けていました。そして、原因は母が作ったものも多くありました。(それでも、勿論父は理不尽な怒り方だったので、すべてが母のせいとは思っていないのですが)
    また、ソラさんと同じように、父は他の兄弟には暴力をほとんど振るわず、私にだけ、振るう人でした。
    思い出して、泣いてしまうこと、どうしようもないと思います。あんなに辛い記憶は、どうしたって、泣いてしまうと思うんです。きっと、どんな人でも、です。
    でも、ソラさんは、自分は同じようにはならない、そういう親にはならない!と強く思われていて、とても素敵だと思います。同じことを繰り返さない、という意思はとても大切なものだと思います。

    似た境遇を持つ者として、遠くからですが、ソラさんのこと、応援しています。
    そして、ソラさんご自身の幸せを祈っております。
    ソラさんが守ってきた大切なお体、ご自愛ください。
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