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素直でありたい
878 edit2018.06.08
私は大学生で、この夏に一ヶ月ほどひとりで海外旅行に行くことに決めていました。
私は、一度に色んなことが考えられません。
一つずつゆっくりと理解していかないと、頭がこんがらがって訳がわからなくなってしまいます。
自分できちんとそのことをわかっています。自分が馬鹿であることを理解しています。
また、去年に母親に留学関連の事を手伝ってもらって、話がややこしくなってしまい、母親から「私が行くんじゃないのに、これだけしてあげた。どうして行くあなた自身が何もわかってないのか」と怒られ、結局留学に対してトラウマが残った形になってしまうことがありました。
そういう訳で、今回は自分で航空券も宿泊も、スケジュールも自分で全部しようと思っていました。
その旨を母にも伝えました。「手伝ってもらうのは嬉しいけど、結局私がわからなくなってしまうから一人でやりたい」と言いました。母も「そう、なら頑張ってね」と言ってくれていました。
でも最近、母が執拗に私の宿泊のこと、スケジュールのこと、航空券のことについてアドバイスをくれるのです。
今日の昼に「留学を混ぜてみない? ネットにサマースクールやってるって書いてたよ」と言われたので、「考えておくけど、正直事前の手続きのことを考えると留学に前向きになれない」と伝えました。すると「私がエージェントに相談しておいてあげる」と。
とんでもありません! 私が自分ではなにもできない子であると外部の人間に言っているようなものではないですか! 「大学生にもなって親に航空券とってもらってるなんておかしい」と去年私に言ったのは母です!
なのでしっかりとお断りしました。自分で調べて自分で相談しに行くので大丈夫と、確かに伝えました。
けれど夕方、電話がかかってきました。
「検索でよく出てくるエージェントにフォームで相談を送ってみたんだけど」。
「見積もりまで出してくれたの、メール転送するから見て」。
もう頭が真っ白でした。昼に言われた留学のことで頭がいっぱいなのに、いきなり違う話を、それも勝手にエージェントに相談しているようなんです。
私の処理能力が人より劣っていることは、前述の通り理解しています。だから、普通の人はこのように私のためのアドバイスを素直に受け止められるでしょう。
けれど私は、そのアドバイスを聞いているといっぱいいっぱいになってしまって「きちんと自分でやるって言ったのに」「お昼も助けはいらないって言ったのに」と電話口で泣いてしまいました。できない自分に対して悔しく、悲しくなったのです。
けれどもっと事態が悪化しないためにこれだけは伝えねばと「アドバイスありがたいけど、自分で考えられなくなっちゃう。ちゃんとやるから、お母さんは何もしなくていいよ」と言って、電話を切りました。
そして泣きつかれてそろそろ寝ようかという頃、また電話が。
「さっき言ってたことなんだけど、〜〜〜でもいけるってホームページに書いてたよ!」と、再度アドバイスをくれました。
精神的に限界が来ていた私は、つい「どうして勝手に相談してるの」「話がこんがらがるから一人でやりたいって言ったはず」と少しきつく母を責めてしまいました。その後返事も待たずに切ってしまいました。
母親が悪いわけではないんです。私の要領があまりにも悪すぎるので、見ていられなくて助けたくなるんだと思います。
私は母のことが好きですし尊敬したいと思っているのですが、どうしても反発の感情が生まれてしまうのです。それが嫌なんです。
どうやったら、母のアドバイスを素直に受け止められるようになるでしょうか。
また、どうしたら要領良く生きていけるようになるのでしょうか。
そして、どうやったら母に私の要望を伝えつつ、母も傷つけずに済むでしょうか。
今日は神経が高ぶりすぎて、眠れそうにありません。
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