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自分が許せないです

閲覧数785 コメント数1 person退会したユーザー edit2016.11.23

かなりの長文失礼します。
今年大学を卒業し、働き始めた者です。

私は4人兄弟の長女で、母親には常に勉強で上位にいることを求められてきました。高校も進学校に進み、成績も上位を取り、今思えば母親に何か言われることが嫌で、それだけのためにやってきていたように思います。
母親はあるスポーツで全国クラスのエリートで、高校大学とその推薦で進みました。それだけの努力をしてきた人です。私は運動センスには恵まれなかったので、その才能を受け継ぐことはできず。せめて勉強では、とやってきました。

私が高3になり大学進学を考え始めた頃、絶対に進みたいと思える仕事に出会いました。自分で将来の夢を持てたことも、自分で選ぶことも初めてでした。何より母親が理解してくれたことが嬉しかったんだと思います。

ですが、希望の大学に進学することは叶わず。その仕事に関連した学部とは違う学部に進むことになりました。
お金をかけないことが親孝行という勝手な建前を自分に課して、今まで国公立に通い、予備校に通わずに進学してきたのですが、合格できたのは私立大学でした。

現役合格を増やしたい高校側の誘いにほだされ、浪人はせず進学を決めたのですが、進学を決めた後に、学費は出せないと言われてしまいました。考えてみれば、父親も定職にはついておらず、母親も専業主婦だったので、家計が苦しいのは容易に想像できました。

私は実家を出て、奨学金を借り、アルバイトをしながら学費を稼いで大学に通いました。勉強したかったことでもない興味の持てない授業、憧れだったキャンパスライフとはかけ離れた貧乏生活。
それでも進学を決めた自分を責めることが怖くて、学費を払い通い続けること、単位をとって卒業することに意味があると言い聞かせてきました。
アルバイトで勉強する時間がなかった、のもあるかもしれませんが、なにより何のために勉強をしているのかが分からなくなってしまいました。
これまで何かのために頑張ってきた、その何かがなくなってしまい、勉強に集中することができなくなってしまいました。今までどうやって勉強してきたのだろうと、優等生だった頃の自分が嘘のように思えました。

その頃実家では、今まで家を空けることがなかった専業主婦の母親が、どこに行ったのか分からないまま帰ってこないことが頻発するようになっていました。大学進学の際に揉めてからあまり母親と顔を合わすことはなくなっていたのですが、独占欲の強い父親の束縛が激しくなっていたようです。最終的に、母親は大学時代の同期の男性と関係を持ってしまいます。

彼の元へ通うようになってからの母親は、恋する乙女そのもので、家事もなにも手につかないという状況になってしまいました。当時小学生だった末っ子の弟でさえその変わりようから何かを察していました。
母親は私たち兄弟にはそのことを打ち明けていました。家族で知らないのは父親だけ。

大学3年のある日、私がたまたま実家にいたとき。
母親とその男性の交際を示す証拠を父親が発見してしまい、母親に暴力を振るって警察沙汰になったことがありました。

父と母の関係も修復せず、母親も精神的に参ってしまい、子供達に当たり散らす毎日。そして、母親は子供を置いて家を出て行ってしまいました。


半年後、卒業旅行で初めての海外に行くことになった私は、パスポートをとるために戸籍をとりにいきます。

そこで、両親が離婚したこと、弟妹たちの親権が行方知れずの母親にあることを知ります。
そこまではいいのですが、私の父親の欄には知らない人の名前が載っていました。

ショックでした。


私は母親の学生時代にできた子です。卒業してすぐに母親となり、遊ぶこともできず、スポーツで高みを目指す道だってあったはずですが、こんな不甲斐ない私の母親になることを選んでくれました。

父親だって、血も繋がっていない私を娘として受け入れてくれていました。

両親なりの考えがあったこともわかります。隠して、育ててくれたことには感謝しています。


なのに、なんだか許せないんです。
離婚したことさえもこちらには報告がないのか。私が書面で確認することがなければ、このままうやむやにされてしまっていたのかと。

それ以上に自分が生まれてこなければ、父親も母親もみんな幸せだったんじゃないか、という思いに苛まれてしまい、自分しか責めることができません。自分が許せません。


それ以来、かなり不安定になっていて、自分のなかの何かがぷつっと切れてしまい、人とのコミュニケーションが怖いです。4月で始めた仕事も職場に馴染めず、仕事にも慣れず、全くうまくいきません。

先日職場でたまたま、上司に家族の状況について話さなくてはならない機会があったのですが、涙が止まらなくなってしまいました。


自分では吹っ切ったつもりでいたのですが、単に深く考えることを辞めただけだったんだと気づかされました。潜在的にあの頃の出来事に悩まされているんだと思います。どうしたらいいのでしょうか。

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コメント一覧

  • refresh約7年前
    退会したユーザー
    私も進学高出身で、親の定年を控え私大に現役で進学したものです。
    大切なこと、確実なことは、itsu02mrさんが、今、生きていることです。
    でも、頭ではわかっていても、気持ちがついてこないのですよね。
    それは仕方ないと思います。
    いろいろなことが重なりましたから。
    今はお辛いでしょうが、そのうち、お母様も落ち着くでしょう。
    そうしたら、実の父親のこと、離婚のことなどを聞けると思います。
    きっと、聞かないとスッキリしないですよね。
    お母様も、話せることは話してくださると思いますよ。
    勉強の才能は、実の父親から受け継いだものかもしれません。
    それは、人生の大きな財産だと思います。
    だから、堂々と生きて良いのだと思います。
    自分を許せないところなどないと思います。
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