
らい
2015/05/20 18:56 コメントする
きいちゃん、おかえり。
雷、大丈夫?
何とかしてあげたい、一緒にいてあげたいけど、大丈夫しか言えないのがもどかしい。
きいちゃんがすごく怖がってるのに。
だからせめて、ここに書いてほしい。
何でも書いて良いんだよ。
どんなに小さなことでも良い。
きいちゃんの言葉は、どんな内容でも、僕の光だからね。
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そう。大学にもカウンセラーがいるんだ。しかも、中学とか高校よりも、レベルが高いカウンセラーがいることが多いらしい。
きいちゃんは、すでに、カウンセラーの人に言おうとしたことがあったんだ。
その時、本当の気持ちを言いたかったけど、怖くて泣いちゃったんだね。
頭では分かっていても、言えなくて。
それでも、今も、カウンセリングを受けたい気持ちがあるんだ。
焦らなくて良い。きいちゃんのペースで、受けられるかなって思った時に、受けるのが一番良いと思う。
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もし、受ける時が来たら、その時に思い出してほしいことがあるんだ。
それは、カウンセリングは、絡まっている糸をほどくような作業だってこと。
きいちゃんの心の糸は、今までの色んな経験で、がんじがらめになっていて、大きな糸の球になってるんだ。
その中心にきいちゃんがいる。
それが壁となって、本当のきいちゃんでいることを難しくしている。
ほどき方は、すごく難しくて、わからない。
もちろん、一気にほどこうとすると、余計、絡まってしまう。
カウンセラーは、まず、糸の先端を探り当てて、どこがどう絡まっていて、どの糸をどの部分に通せば、少しほどけるのか、っていうことを考えながら、カウンセリングを受けている人の心の糸を、少しずつ緩めていく。
つまり、何回も受けることで、徐々に、がんじがらめになってる心の糸がほぐれていくから、一回だけで諦めないでほしいってことなんだ。
けど、カウンセラーも人で、合う会わないがあるから、合わないって思っても、もしかしたら他の人に受ける機会があったら、全然違う結果になるかもしれない。
もし、受ける時が来たら、今、僕が言ったことを思い出してほしい。
きっと奇跡が起こることを信じたい。
きいちゃんにとっての希望の光が、少しでも大きくなりますように。