JA岐阜厚生連　中濃厚生病院

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school院長紹介

院長：赤松　繁

　中濃厚生病院は、岐阜市の東に隣接する関市を中心とした中濃医療圏の中核医療機関です。関市は、鵜飼で知られる長良川の中流部に位置し、名刀、関の孫六で有名な伝統を誇る刃物の町です。また、東海北陸自動車道と東海環状自動車道が交わる交通の要所であり、物流拠点としても発展しております。
　当院は、中濃医療圏の三次救急医療機関であり第二種感染症指定医療機関です。2020年3月にWHOがパンデミック宣言を行った新型コロナウイルス感染症は世界中で猛威をふるい終息を見ることなく未だコロナ禍の状況にあります。そこにウクライナ問題が加わり、現在の私たちを取り囲む環境は更に難しい社会情勢となっております。新しいスタイルの生活様式が求められる中、医療を取り囲む環境は厳しい状況が続いております。行政は行動制限のない社会活動を推し進めるようになってきましたが、新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数は収束というには程遠い状況が続き、どこに感染者がいてもおかしくない状況となってきております。しかしながら行動制限のない社会の一方で、医療機関においては十分な感染対策をとった上で医療提供を継続する責務を遂行しなくてはなりません。当院では、新型コロナウイルス感染症との戦いは継続しつつ、地域への医療供給体制を先端医療から地域医療まで充実させていきたいと考えております。
　国の医療計画である「５疾病・５事業および在宅医療」では、救命救急センター、地域災害拠点病院、僻地医療拠点病院に加え、2020年3月に地域がん診療連携拠点病院の指定を受けました。今後も地域の中核病院として地域医療連携体制の構築に努めてまいります。
　何かと不安の多いコロナ禍が続く状況ですが、当院の理念である、『患者さんに安心を、地域社会に信頼を、明日に希望を』提供することを改めて胸に刻み、職員一同、一層の努力を積み重ねていく所存であります。

　最後に、多くの皆様からコロナ禍における支援の品々をいただきました。マスク、フェイスシールド等の衛生材料、お弁当、牛乳等の食料品をはじめ、いずれも心温まる支援の品々で職員一同大いに励まされました。厚く御礼申し上げます。

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