社会医療法人公徳会 佐藤病院

star主な特徴

  1. 精神科救急

    スピードと治療・看護密度の重要性を問われる精神科救急。
    佐藤病院では、増大する傾向にある急性期入院に対応すべきシステムをいち早く導入しました。
    認可取得の難易度※で、全国でもまだ設置病院が少ない精神科救急を、2006年、東北では初めて設置し、急性期の患者さまを24時間受け入れるための、ハード面の設備と医師をはじめとしたマンパワー、質の高い治療・看護技術を完備しています。
    スピーディで実効性の高い短期入院治療を目指しています。

  2. アルコール外来

    過量飲酒により健康を害し、家族関係や生活の破綻につながることが多く見受けられます。
    「お酒の飲み方に問題がありそうだ、どうも心配だ・・・」とお感じになっているご本人やご家族がいらっしゃる様でしたら、以下に示した1~4について当てはまる項目があるかどうか試してみてください。

    1.自分の酒量を減らさなければいけないと感じたことがありますか?
    2.周囲の人に自分の飲酒について批判されて困ったことがありますか?
    3.自分の飲酒についてよくないと感じたり、罪悪感を持ったことがありますか?
    4.朝酒や迎え酒を飲んだことがありますか?

    これはCAGEと呼ばれるアルコール依存症のスクリーニング検査ですが、
    1~4で2項目以上あてはまれば、アルコール依存症の可能性が高まります。
    アルコール依存症は、慢性的に進行する「病気」ですが、回復可能な病気でもあります。
    あくまでも予防第一と考えていますが、アルコール関連問題で心配したりお困りの方はどなたでもお気軽にご相談ください。

  3. ものわすれ外来

    もの忘れには、正常なものと認知症が疑われるものがあります。
    加齢によるもの忘れと認知症によるもの忘れの違いの区別ができればよいのですが、現実にはなかなか難しいものです。

    認知症の症状には、記憶障害や見当識障害、理解力・判断力の低下などの中核症状と、行動・心理症状(BPSD)に大別できます。

    もの忘れ(記憶障害)
    ・数分前、数時間前の出来事をすぐ忘れる
    ・同じことを何度も言う、聞く
    ・しまい忘れや置き忘れが増えて、いつも探し物をしている
    ・約束を忘れる
    ・昔から知っている物や人の名前が出てこない
    ・同じものを何個も買ってくる
    時間・場所がわからなくなる
    ・日付や曜日がわからなくなる
    ・慣れた道で迷うことがある
    ・出来事の前後関係がわからなくなる
    理解力・判断力が低下する
    ・手続きや貯金の出し入れができなくなる
    ・状況や説明が理解できなくなる、テレビ番組の内容が理解できなくなる
    ・運転などのミスが多くなる
    仕事や家事・趣味、身の回りのことができなくなる
    ・仕事や家事・趣味の段取りが悪くなる、時間がかかるようになる
    ・調理の味付けを間違える、掃除や洗濯がきちんとできなくなる
    ・身だしなみを構わなくなる、季節に合った服装を選ぶことができなくなる
    ・食べこぼしが増える
    ・洗面や入浴の仕方がわからなくなる
    ・失禁が増える
    認知症に伴う行動・心理症状(BPSD)
    ・不安、一人になると怖がったり寂しがったりする
    ・憂うつでふさぎこむ、何をするのも億劫がる、趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなる
    ・怒りっぽくなる、イライラ、些細なことで腹を立てる
    ・誰もいないのに、誰かがいると主張する(幻視)
    ・自分のものを誰かに盗まれたと疑う(もの盗られ妄想)
    ・目的を持って外出しても途中で忘れてしまい帰れなくなってしまう
    (厚生労働省ホームページ 『みんなのメンタルヘルス』より一部改変)

    これらの症状、行動上の問題などでお困りでしたら、佐藤病院認知症疾患医療センターへ(0238-43-6040)、まずは一度ご相談ください。

  4. 児童思春期外来

    学校にいくのを怖がる、じっとしていられない、突然キレて暴れる、過食・拒食の問題、元気がない状態が続いているなどご心配なことがありましたら、まずはご相談ください。
    完全予約制になっており、新患予約はおおむね18歳未満の方を対象にしています。(予約状況によって、高校生年代の方は精神科一般外来をご案内する場合がございます。)

  5. 不安症・恐怖症外来

    不安感や恐怖感のために毎日の生活に支障を感じている方は、実はたくさんいらっしゃいます。

    例えば、
    ・トンネルに入るとなぜか動悸が激しくなりどうにかなってしまいそうな感覚に襲われる。
    ・歯医者さんや美容室の椅子に座ってじっとしているとなぜか苦しくなり耐えられない。
    ・人前で吐いてしまうのが怖く、人との食事を避けてしまっている。
    ・大勢の前でスピーチをしようとすると極端にあがってしまい、ぎこちなくなって体がこわばってしまったり、どうしていいかわからなくなったりする。
    ・何度手を洗っても、まだきれいになっていないと感じて、長時間の手洗いをやめられない。
    ・外出するとき、戸締りをしたか、家電のスイッチを切ったか、気になってしまい、確認行為にかなりの時間をかけてしまう。
    ・狭いところが苦手でエレベーターに乗れず、いつも高層階まで階段を使っている。
    ・飛行機に乗ることが恐ろしく、とても耐えられないので、旅行や出張をあきらめてしまう。

    これらのようなことでお困りの場合、精神科での診療がお役に立てるかもしれません。
    たとえば、パニック症、社交不安症、強迫症、特異的恐怖症などの診断がつく場合は、お薬の服用によって不安や恐怖がやわらいだり、生活内で決められた取り組みをこつこつ続けることによって症状を感じにくくなったりすることを目指せます。
    不安感や恐怖感のために生活に支障を感じておられる方は是非ご相談ください。

event_note診療時間

時間
8:30~11:30
13:30~16:30
休診日 土曜/日曜/祝祭日、公徳会創立記念日(7月1日)
お盆休み(8月13日午後~8月16日)年末年始(12月30日午後~1月3日)

location_on住所・アクセス

住所 〒999-2221
山形県南陽市椚塚948-1
アクセス・行き方 お車でお越しの方/米沢南陽道路 南陽高畠ICより5分
公共交通機関をご利用の方/JR赤湯駅よりタクシーで5分

school院長紹介

院長:沼田由紀夫

「開放的で、新しい、地域に開かれた医療を…」

昭和61年4月、医療法人『公徳会・佐藤病院』は、このような理想を求めてスタートいたしました。以来“保健”“医療”“福祉”が三位一体となったサービスを実現するため、山形県内における“先駆け”的な役割を担いながら、幅広い体制づくりを進めています。常に患者さまとそのご家族の幸福を願い、地域の方々とのふれあいを目指す私たちの想いは、今、精神医療の枠を越え、大きな輪となって地域に広がっています。

home基本情報

施設名 社会医療法人公徳会 佐藤病院
診療科目
  • 心療内科
  • 精神科
  • 児童思春期精神科
  • 老年精神科(物忘れ外来)
対応疾患
  • うつ病
  • 双極性障害(躁うつ病)
  • 統合失調症
  • 睡眠障害
  • 摂食障害
  • 強迫性障害
  • 不安障害
  • 発達障害
  • 依存症
  • 認知症(物忘れ)
アピール
  • カウンセリング
  • 心理検査
  • 女性医師在籍
  • 駐車場有
  • エレベーター有
電話番号 0238403170
メールアドレス shsoudan@koutoku.or.jp
住所 〒999-2221
山形県南陽市椚塚948-1
HP http://satohp.koutoku.or.jp/
ブログ 無し
SNS 無し
備考 24時間対応救急窓口
患者さまやご家族の方々の抱える様々な問題のご相談に対して、社会福祉の立場から、共に解決の道を探ることを目的にお手伝いします。色々考えると不安で眠れないなどの悩み、医療費や各種手当・年金等の経済的なこと、施設利用の手順、手続き方法など、ご相談ください。
はじめに電話、メールでご連絡ください。ご相談内容によっては予約をしていただき、専門のスタッフ(医師・臨床心理士・精神保健福祉士)がご相談に対応させていただきます。予約によるご相談は有料となります。
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