神宮前駅こころのクリニック
edit最終更新日:2023.04.04
主な特徴
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体と心の両面からの診療
精神科領域では全般の領域を診療しますが、特に気分障害(うつ病、双極性感情障害など)の鑑別診断と治療を重視していきます。
近年双極性感情障害については様々なことがわかってきて、昔ながらの「躁」「うつ」からイメージされる病像が変化してきています。若い方での発症が多いこと、他の精神科疾患と比べても社会生活への影響が大きいことから重要な疾患です。見逃しがないこと、過剰診断にならないことに注意しながら診断し、個人差の大きなこの疾患でそれぞれの方にあった治療を行っていきます。
また精神科でも診療を行う認知症は内科(特に神経内科)領域と重なる分野です。神経内科での経験をもとに、認知症の診断と進行予防のための治療、また精神科医として認知症に伴う精神症状や高齢の方で好発する精神疾患の治療を行っていきます。
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:00~12:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
9:00~14:00 | 〇 | |||||||
15:00~18:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
休診日:水曜日・日曜日・祝日 |
住所・アクセス
住所 |
〒456-0032 愛知県名古屋市熱田区三本松町18番4号 ミュープラット神宮前4階 |
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アクセス・行き方 | 名鉄神宮前駅改札を出ましたら、右方向(熱田神宮と反対方向)にお進みいただくと、下に降りる階段があります。この階段の左側の通路をお進みいただくと、そのままミュープラット神宮前2階に入れます。 名鉄神宮前駅隣接、隣接駐車場170台あります |
院長紹介
院長:長田 成幸
この度、μPlat(ミュープラット)神宮前4階に神宮前駅こころのクリニックを開設させていただきます。μPlat神宮前は名鉄神宮前駅に隣接する商業施設で、駅からの連絡通路を通り直結で訪れることができます。 1998年岐阜大学医学部を卒業し、同年より静岡済生会総合病院で研修医として医師歴をスタートしました。研修後、神経内科に進み、同院勤務後岐阜社会保険病院、名古屋医療センター勤務を経て、三菱自動車岡崎製作所・技術センター専属産業医となりました。今まで内科・神経内科を専門に診療にあたってきましたが、働き盛りの方々の集まる職場においてはメンタルヘルス疾患が大きな問題となっていました。産業医の仕事は、メンタルヘルス不調をきたしにくい環境づくり、不調をきたした時の対応、不調から休職された方の復職の判断と環境調整が中心で、直接治療に携わることはありません。働き盛りに、メンタルヘルス不調から自身の力が十分に発揮できず、安定した就労ができなくなることは、その方ばかりでなく家族の生活や人生に大きな影響を及ぼすことになります。そうしたなか、直接治療に携わりたいと考え、精神科への転科を決めました。 精神科臨床は、2009年より愛知県大府市にある、共和病院で学ばせていただきました。同院では働いている方以外にも、学生、主婦の方、高齢の方などあらゆる年齢層、立場の方の診療に従事してまいりました。当初、今まで学んできた内科・神経内科との違いに戸惑い悩んだことは今でも覚えています。ただ、経験を積んでいくと、精神科の病気が特別なわけではなく、「丁寧な問診、診察→精緻な診断→その人に最適な治療法の選択」という治療の手順は内科領域と変わることなく、治療、再発予防をしていけることが理解でき、内科領域での経験と精神科での新たな知識や経験をつなげることができたように思えます。 精神科、心療内科は検査や治療に大きな機器は必要ありませんが、気軽に受診できること、負担なく通院を続けられることは重要です。今回縁があって、μPlat神宮前という交通の便の良い地にクリニックを開く機会をいただきました。働いている、学んでいる、家庭を切り盛りしている、長年のお仕事を終えリタイア後の生活を楽しんでいる皆様が、何か「つらい」「今までの自分と違う」、そう感じたときに気軽に相談でき、穏やかで安心、安定した毎日を送れるようお手伝いできたらと考えています。
経歴
1998年 岐阜大学医学部医学科卒業
1998年 静岡済生会総合病院研修医
2000年 同院神経内科
2003年 岐阜社会保険病院神経内科
2004年 名古屋医療センター神経内科
2006年 三菱自動車岡崎健康管理室(産業医)
2009年 共和病院精神科
2022年 神宮前駅こころのクリニック開設
基本情報
施設名 | 神宮前駅こころのクリニック |
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診療科目 |
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対応疾患 |
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アピール |
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電話番号 | 0528842230 |
住所 |
〒456-0032 愛知県名古屋市熱田区三本松町18番4号 ミュープラット神宮前4階 |
HP | https://jingumae-kokoro.jp/first/ |
ブログ | 無し |
SNS | 無し |
よくある質問
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治る病気です。一般に使われる「うつ病」という言葉には、幅広い状態・病気が含まれています。まずどういう「うつ病」なのか細かく診断し、治療方針を立てることが重要です。
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治療期間は様々です。ストレスによる「うつ」であれば、休養により比較的短期間で改善します。うつ病と言われてよくイメージされる、「単極性うつ病」で、薬物療法に反応が良い場合、症状が消えるまで3ヶ月前後みます。症状が治まってから半年くらいは、再発予防に服薬を続けます。双極性障害によるうつ病は気分の波を安定させつつ、うつ症状の改善を図ります。個人差が大きいことと、他の「うつ」以上に、再発の予防も考えていく必要があります。
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休まなくても治療できます。ただ、症状が重い場合、普段なら簡単に済ませられる仕事や家事でも大きな負担に感じるようになります。このため、休養を取ることは特に重要になってきます。また症状の重い状態になるほど休むべきか自身では判断が難しくなるため、医師から仕事を休むよう勧める場合があります。
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受診し始めや調子が安定しない時期は、1、2週ほどで様子を見させてください。病状が安定したり、再発予防の治療が中心になれば、月に1度など延ばしていきます。
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服薬以外でも、治療法はあります。今のご自身の置かれている状態を整理すること(混乱した状況を整理する)、何が負担(ストレス)になっているのか考えそれを除く方法を考えていきます。
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精神科領域に限らずどの薬でも副作用がおきる可能性はあります。ただ、それを防ぐためなるべく副作用の出にくい薬から始めること、少量から始めて副作用が出ないか慎重に確認していくようにします。その上で副作用が出るようであれば、早い段階で中止、減量、切り替えを行います。
薬の副作用に関しては、いくつかの考え方があります。
① アレルギー等成分そのものへの有害な反応がみられた場合
基本的にその薬は中止します。
② 薬の量に関係する副作用
多くの方に丁度良い量でも、人によっては効果が強く出ることもあります。例えば、眠れないため睡眠薬を服用したところ翌日に眠気が少し持ち越した場合(=副作用)、量を減らすことで副作用(眠気の持ち越し)がなくなり丁度よく眠れるようになります。量の調整で解決が難しそうなら、薬の種類を変更することで解決を図ります。
③ その方の状態や病気に対し、薬の種類があっていない場合
こうした場合、服薬していても症状がよくなりません。そのためこの場合は、診断の見直し、薬の中止や種類の変更が必要になります。
副作用がなるべく出ない工夫をするとともに、早い段階で副作用の有無の判断をして対処します。 -
状態や病気の種類によって変わってきます。短期間の使用で良い場合もありますし、再発の予防のため継続した方が良い場合もあります。
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自己判断での中止は危険な場合があります。医師の指示に沿って、減量中止をするようにしてください。
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紹介状はいただけるようであれば、なるべくご持参ください。ただ、なくても結構です。お薬手帳等、過去に使われていた薬、現在他の科でもらっている薬がわかるものがあれば、忘れずお持ちください。
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当院では基本的に15歳・高校生以上を対象としています。
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時間の空きがあれば、当日でも診療可能です。まず一度電話でご連絡ください。なるべく待ち時間の少なくなるよう、来院時間のご案内をします。
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初診の方は受付から、終了まで1時間から1時間半ほどみておいてください。再診の方は診療時間は概ね10分ほどが目安になりますが、調子の悪い方では長くなることがあります。なるべくその都度、少しでも問題解決を図って帰っていただきたいと考えています。逆に、こうしたことで予約時間が遅れていくことがあります。申し訳ありませんが、この点ご理解をよろしくお願いします。
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いつ頃からどのような症状で始まったのか。今どのような状況でどのようなことで困っているのか、今までの生活歴(幼少児期〜学生時代〜働き始めてからの経過、今までのライフイベントなど。これらは不調の原因を探る上で重要な情報になります)などを伺います。
また過去に精神科・心療内科で治療歴がある方は、その治療歴やその時の治療でどのような変化があったかなどを伺います。 -
まず、ご相談いただくのが良いと思います。治療が必要ない状態であれば、そのようにお伝えします。
精神科・心療内科の疾患は、ご自身では客観的な把握が難しいこと、「考えすぎでは?」「性格の問題?」などと考えて、治療に入る機会を逸してしまうことが多いようです。 -
初診の場合は患者様ご本人に医師の診察を受けていただけない場合、家族相談ということになります。国の制度上、保険適用にならず、薬の処方もできません。
再診の場合にも原則としては患者様の来院および診察が処方の前提となります。但し、再診の場合で、かつ患者様ご本人がどうしても来院できない事情がある場合に限って、ご病状をおわかりになるご家族の方が来院して医師との面談でご病状をお伝えいただければ、お薬を処方することがあります。
※ その場合でも、患者様ご本人のご病状に変化があるときやお薬の変更を希望される場合には、ご本人の受診をお勧めいたします。 -
電話で再診の予約、変更を承ります。
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自立支援医療は、すべての精神疾患を対象に、通院による継続的な治療が必要な人が申請・利用できる制度です。
この制度は指定の医療機関・薬局のみで利用可能なものですが、通常3割負担の医療費が1割負担まで軽減されます。また世帯所得や治療内容に応じて月あたりの自己負担に上限が定められるため、原則として上限を超える分の医療費は負担しなくて良いことになっています。
精神疾患の治療は長期に及ぶこともあり、自立支援医療はその間の負担を軽減し、治療継続を支援してくれる仕組みです。
職場などに連絡が行くこともないため、安心して利用することができます。
なお他院で指定医療機関の手続きをされている方は、当院に変更の手続きをしていただければ取り扱い可能です。お住まいの自立支援医療受給者証申請先(名古屋市の場合は区役所)にご相談ください。 -
大変申し訳ありませんが、当院では現金のみとなっております。
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現在カウンセラーによるカウンセリングは行なっていません。
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東駐車場(ミュープラット神宮前隣接)に約170台、西北駐車場(名鉄神宮前駅熱田神宮側)に約35台ございます。お車でお越しの際は、会計金額に応じた時間の無料サービスがありますので、受付でお申し付けください。
※バイク・原付でのご利用はできません。