アイラの日記『毒親から生まれて。親ガチャ失敗した』

TBSで #ドキュメンタリー開放区 「貧困と居住支援」を見ました。坂本慎治さんは大阪で生活困窮者の方の相談と居住支援の活動をしています。ここで私の生い立ちを整理しておきますね。

2015年9月 母親が脳梗塞で倒れ入院。
母はギャンブル依存症で毒親だった(私も兄も給料を盗られてパチンコ屋に行かれ家出されたことも…)そんな母を兄は嫌い母親の面倒をみることを拒んだ。私はヘルパー2級の資格を持っていたが仕事には就かず介護も面倒を見ることもできない。母は半身麻痺で老人ホーム行き。

2016年1月 兄が借りてるマンションに居候。兄は既婚者だが若い女性を連れ込み泊まらせその彼女が深夜にピンポンピンポンドアをドンドン叩くようなヤバいやつで兄にも彼女にも関りたくなかった。嫁とは別居状態だがたまに姪っ子2人が泊まりに来ていた。

2017年10月 あることで兄がしばらく家に帰らなくなる。私は働いていたがこのままでは生活が困窮してしまうと不安になり社会福祉協議会に泣きつき2回お金を借りながら生活するようになる。私も兄もお金の使い方が下手であるだけ使ってしまう。市役所でお金の管理をしてくれるサポート科があり社協(社会福祉協議会)のケースワーカー(職員)と連携して私は通帳とカードを預け銀行へはケースワーカーと同行してお金を下ろさねばいけなくなる。

2018年8月 息苦しい生活から抜け出せるよう貯金0だったが一人暮らしをさせてもらえた。社協には感謝してもしきれない。それでもお金の使い方が下手で心配させることのほうが多い。

番組で「父親との関係」について悩む20代が出てきて私は母との関係について悩んでいた自分と重ねた。「毒親」といつ頃生まれた言葉なんだろう。「育ってきた環境を間違えた・失敗した」と嘆く「親ガチャ」も流行った。小さい頃の思い出なんて何一つない。ギャンブル依存症の両親。母親と金を借りに行ったり両親不在の時に借金取りが家に上がり込んできたり両親がいたが私はギャン泣きして(「無いなら友達から金を借りてこい」と言われた)「友達なんかいない」と泣き叫び借金取りの同情を煽り追い返したこともある。「生まれたことに感謝」?できれば別の家庭に生まれたかったよ。「両親に感謝」?感謝の言葉なんて一言もない。引っ越す時に家族とのアルバムの写真一枚も持ってこなかった。思い出なんてない。

だけどたった一人の家族(母)は放っておけなくて老人ホームからコロナだの風邪だの入院の知らせ受ければ心配するし車椅子押して通院の手助けだってする。兄には頼れないし。最近連絡あってLINE登録したけどね。だって老人ホームの入所の費用社協に立て替えてもらってるしね。いつまでこんな状態が続くのか…もうここに来て今年で6年になる。生活できること、仕事があること、食事ができること、趣味があること、今ある生活に感謝。この平穏がずっと続きますように。

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