JR奈良駅前こころのクリニック
主な特徴
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丁寧に説明し、患者さんと一緒に治療を進めていきます
同じ疾患、同じ症状でも、患者さんの背景や生活環境などにより、必要な医療や支援はさまざまです。
少しでも良くなっていただけるよう最善を尽くします。診断や治療については丁寧に説明し、ご納得いただける治療方法を一緒に考えていきます。
昨今、向精神病薬の乱用や多剤使用の弊害などが、医療界のみならずマスメディアでも繰り返し叫ばれています。私自身の診療経験でも、多剤併用で副作用に苦しまれたり、依存性のためにおくすりをやめられずにいる方を多く診てきました。当クリニックでは、依存性のある薬剤はできるだけ少量、また期限を区切った使用を心がけます。一方で、必要だと判断したおくすりについては十分な量、十分な期間使用する方針をとります。
こころの健康が崩れるとき、睡眠リズムや生活習慣、嗜好物などが悪影響を及ぼしていることもあります。これらを改めずに、おくすりだけの治療で症状を改善することは困難です。治療のために必要な生活指導も行います。
こころの病のように見えて、実は身体の病気が原因となっている場合があります。必要な際には心電図検査や血液検査を行う場合があります。またおくすりの治療を続けていく場合、副作用が出ていないかを調べるための検査を適宜実施します。
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:30~13:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
15:00~19:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
9:00~13:00 | 〇 | |||||||
※水曜、土曜午後、日曜、祝日は休診 |
住所・アクセス
住所 |
〒630-8122 奈良県奈良市三条本町2-20 マツダオフィスビル1階 |
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アクセス・行き方 | JR線「奈良」駅より 徒歩約2分 ※駐車場1台完備(ビル入口横) ※提携コインパーキングあり ・NSパーク ※受付で駐車券をご提示ください。 ※クリニックとNSパークの往来時は、遠回りですが横断歩道を御渡りください |
院長紹介
院長:松田 智宏
みなさま、はじめまして。院長の松田智宏です。
このたび、JR奈良駅前こころのクリニックを開院することになりました。生まれ育った奈良の地で、地域のみなさまのこころの健康回復をお手伝いできることを嬉しく思います。わかりやすい説明と丁寧な治療を心がけ、みなさまの「こころのとまり木」としてお役に立てるクリニックを目指します。気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。末長く、どうぞよろしくお願いいたします。
私は、もともと麻酔科医師として周術期、集中治療、救急医療などの身体的な急性期医療に携わってきました。意識がなく、症状をご自身では訴えられない患者さんに寄り添い、小さな変化も見逃さない姿勢が養われました。患者さんの声なき訴えに耳を傾ける、と言えるかもしれません。
こころの病では、生体モニターや各種検査ではわからないことが多いため、患者さんの訴える言葉がとても大切な情報で、さらに言葉では表れない面も同じように大切です。こころと身体、両方の診療に携わってきた経験を生かし、患者さんの訴える言葉はもちろん、声なき訴えにも耳を傾けて診療を進めてまいります。
経歴
【所属学会】
日本精神神経学会
日本認知症学会
日本麻酔科学会
【資格・認定医】
精神保健指定医
日本精神神経学会認定精神科専門医
日本精神神経学会認定認知症診療医
日本医師会認定産業医
麻酔科標榜医
【略 歴】
奈良県立医科大学医学部卒業
麻酔科医師として、奈良県立医科大学付属病院、同集中治療部、奈良県立奈良病院救命救急センター、ベルランド総合病院、JR大阪鉄道病院などで勤務。
その後、精神科医師として亀廣記念医学会関西記念病院、一般財団法人信貴山病院分院上野病院での勤務を経て、平成29年7月にJR奈良駅前こころのクリニックを開院。
【経 歴】
奈良県立医科大学付属病院
奈良県立奈良病院(現奈良県総合医療センター)
救命救急センター
ベルランド総合病院
JR大阪鉄道病院
上記の勤務先で、手術麻酔、救急医療、集中治療など、身体の急性期医療に携わっていました。
亀廣記念医学会 関西記念病院
一般財団法人信貴山病院分院 上野病院
上記2箇所の勤務先で、精神科一般、認知症、老年精神、労働に関連するうつなど、幅広くこころの治療に携わってきました。
基本情報
施設名 | JR奈良駅前こころのクリニック |
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診療科目 |
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対応疾患 |
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アピール |
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電話番号 | 0742276688 |
住所 |
〒630-8122 奈良県奈良市三条本町2-20 マツダオフィスビル1階 |
HP | https://jr-nara-cocoro.com/ |
ブログ | https://jr-nara-cocoro.com/blog/ |
SNS | 無し |
よくある質問
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気分がしずむ、やる気が出ない、イライラする、眠れない、食欲がない、不安が強いなど、こころの症状の診察をしております。また、内科などで検査しても問題がないと言われた痛みやめまい、動悸、吐き気などの身体の症状で受診される方もおられます。少しでもお悩みでしたらお気軽にご相談ください。
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初診の方は、30分程度の診察時間となります。診察前に問診票などの記載やスタッフによる予診がありますので、診察時間と合わせてトータル1時間程度かかります。
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当院は予約制としております。予約に空きがありましたらすぐにご案内することもできますが、埋まっていれば少しお待ちいただくこともございます。
お電話によりご予約いただく方法と、直接来院してご予約いただく方法があります。
直接ご来院いただいた場合は、予約状況によっては長時間お待たせすることがありますので、お電話でのご予約をお勧めします。ネット予約はできませんのでご了承ください。
ご連絡をいただいた際に、ご予約にあたりスタッフより少しお話をうかがわせていただきます。
ご協力をお願いいたします。 -
ご本人が精神的な不調を疑われていても、受診を希望されない場合があります。
この時は、ご家族のみで相談にいらしていただくことも可能です。
この場合は保険診療は使えず自費診療となりますので、あらかじめご了承ください。 -
医師が必要と認めた場合に、医師の診療と併用する形でカウンセリングを実施することがあります。カウンセリング単独ではお受けできません。当院在籍の心理師が担当します。通常の診察料とは別に、予約料(選定療養費)が必要です。
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医師が必要と判断した場合に、心理検査を実施することがあります。当日実施可能な簡易なものから、別枠で時間を設けて行う複雑なものまでありますが、いずれも保険診療内で実施できます。当院で実施可能な心理検査は以下の通りです。
【発達および知能検査】
WAIS-Ⅳ 成人知能検査
【人格検査】
TEG-3 東大式エゴグラム
描画テスト
SCT 精研式文章完成法テスト
ロールシャッハテスト
【認知機能、その他の検査】
HDS-R 改訂長谷川式簡易知能評価スケール
AQ日本語版
A-ADHD 成人期ADHD検査
LSAS-J リーボヴィッツ社交不安尺度
CES-D うつ病(抑うつ状態)自己評価尺度
など -
院外処方のため、クリニックでは処方箋を発行します。その処方箋を調剤薬局にお持ちいただき、お薬を受け取ってください。
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おくすりへ不安があるのは無理のないことだと思います。
おくすりだけが治療法の全てではありませんし、実際におくすりなしで心理的アプローチなどで回復される方もおられます。
一方で、症状から苦痛が非常に大きい場合や生活に大きく支障が出ている場合は、一時的にでもおくすりの力に頼った方が、回復が早くなるのも確かです。
状態によっては漢方薬が効果的な場合もあります。
おくすりを含めて、治療方法については患者さんと十分に相談した上で決定していきますのでご安心ください。 -
初診と再診の場合で異なります。3割負担の保険証を使った場合、初診の方は2,500円前後、再診の場合で1,500円前後です。なお、20歳未満の方、各種検査をした方は別途加算されます。診断書などの作成も別途費用が必要です。おくすりの処方があれば、薬局でおくすり代が別途かかります。
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申し訳ありませんが、当院ではご利用いただけません。現金でのお支払いをお願いします。
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はい、当クリニックで使っていただくことができます。新規でご希望の方は役所に申請していただき、審査で承認されれば使えるようになります。
他院ですでに受給されており、当クリニックへ転院して引き続き使いたい場合にも、役所での変更手続きをお願いします。
なお、自立支援医療に必要な診断書の作成についても、当院で作成できます。ご希望の方はまず医師にご相談ください。 -
初めての受診なので、ご不安なのは無理もないと思います。ただ、このページをご覧になっているのは、今のつらい状況をなんとかしたいという考えからだと思います。初めてのことで少し勇気はいりますが、一度受診されてみてはいかがでしょうか?
当クリニックでは、医師の診察前のスタッフによる問診、医師の診察と、しっかりお話を聞かせていただいて治療する体制をとっています。少しでもお役に立てるように、医師はじめスタッフ一同、対応させていただきますので、安心して受診いただければと思います。 -
相性についてはもちろん合う、合わないがあると思います。合わないと思っている状態で通院を続けても、治療がうまくいかないこともあるでしょう。
治療する場所を決めるのは患者さんご本人だと考えておりますので、受診いただいて合わないと思われたら、率直に医師にお伝えください。患者さんにとってベストの選択ができるよう、お手伝いさせていただきます。 -
医師はじめ医療従事者には守秘義務があります。たとえご家族や職場の方からの問い合わせであっても、患者さんの同意がないのに情報を漏らすことはありません。ご安心ください。