Ioriの日記『そうするしかなかった』
visibility10 edit2025.08.23
去年の冬、私はしにたいなって思いながら息をしていました。ずっとしにたかったです。自分の生きている意味がわからないからです。
その気持ちから逃げるには、食べることを選ぶしかありませんでした
食べている間は嫌なことを忘れることができました、食べ物に救われていました、だから、気持ち悪くなるまで、苦しくなるまで、なるべく体に悪いものを食べ続けました。
ただ暴食をしました。そうすると、太ったという結果だけが残りました。
私がつらい気持ちを抱えていたことの証明はなんにも残らなくて、だから誰にもわかってもらえませんでした。
過食までいかないから大丈夫だとか、食べれるだけ健康だからいいとか、ストレスが溜まって暴食なんてみんながしてることだとか、まわりの人が言いました
悔しかったです、目に見えることしか、みんな、興味ないんだと思って
にこにこ笑顔で、おいしいなぁと言いながら食べていたわけではありません
上機嫌で次から次に口に食べ物を運んでいたわけではありません
しにたい、逃げなきゃ、頑張らなきゃ、乗り切らなきゃ、そういう想いで必死に、ひとつも笑わずに、いい気持ちなどせずに、ひたすら食べました、毎日のように、食べました
しにたいと言ったら悲しませるから。そう思って、弱音を吐くことを我慢して、食べ物と一緒に飲み込んだ言葉は、なににもなりませんでした。
会う人会う人に、太ったね、と言われる。何度も、何度も、何度も。
ずっと、大丈夫なふりをしていました。でも、全然だめでした。
すごくつらいです。もう無理です。
もう誰にも会いたくない気持ちです。
地元の行事もなにもかもすっぽかしてしまいたいです。
人の体型に口を出すなんて、最低です
やめてほしいです
でも太った理由を伝えた人でさえ、体型をいじってくるのをやめてくれません
もう嫌になりました
私が醜いことなんて、私が一番よく知っているのに。何度も言わなくたって、もうわかってます。
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