粟の日記『私と彼女の生き方』
visibility27 edit2026.01.09
今日、ふいに思い出した一言。
「私、粟さんみたいになりたくないんで!^^」
当時24歳だった私が、ひとつ下の後輩・Aさんから、キラッキラの笑顔で言われた言葉だ。
その日はAさんの送別会だった。Aさんは入社して1年ほどで、寿退社することになっていた。
うろ覚えだけれど、「Aさん、キャリア思考かと思ってた」という私の言葉に対する返答だったと思う。
近くにいたAさんの同期も、Aさんに対して「コラッ!」と言った様子だった。
私もその場では「なんですって~!」なんて笑って流したけれど、内心はかなり刺さっていた。
正直、うん、かなり失礼だと思う(笑)
(まぁ、私の彼女への質問も、今の私からすると「それはどうなんだ?」と思うけれど)
とはいえ、そんなことを言わせてしまうような私も私だ。
思い返せば、当時は思い当たる節なんていくらでもある。ありすぎる。
ただ、当時の話の流れ的に、今までの恨み辛みというよりは、「私は粟さんみたいに、仕事『命』で生きたくない」ということが言いたかったのだろうな、と思っている。
たしかに、私は仕事『命』だった。
というか、厳密に言うと結婚願望が強くて、「誰かと生活するには、自分も稼げるようにならないといけない」と考えて、20代のうちは稼ぐ力をつけようと、ゆるい計画を立てていた。
もともと仕事をすること自体が好きだったから、計画がゆるい割に、目の前の仕事にはゆるみなく、本気で取り組んでいた。
Aさんは仕事を覚えるのが早く、彼女の同期の中ではいち早く成果を出していた。
理系出身なこともあり、数字にも強かった。
ただ、今となっては、彼女はなるべく早く結婚して、家庭に入り、専業主婦になりたかったのだと思う。
Aさんは内心、仕事ばかりの私を見て、女として憐れんでいたのかもしれない。
被害妄想かもしれないけれど、思い返す彼女の言葉の端々に、なんとなく馬鹿にされているように感じるところがある。
いずれにしろ、それ以外にも私と反りが合わない部分があったから、あの日、最後に言いたいことを言い切って、縁を切ろうとしていたのだと思う。
さて、当時の私はその発言を受けて、心に矢が刺さったまま、色々と反省することになり、若手の教育方針を見直した。
その結果、自分のチームから社内MVPを受賞する人も何人か輩出することが出来た。
もちろん一番は本人の努力なのだけれど、少なからず、Aさんが放った矢を、私なりに別の形で昇華することはできたのではないかと思う。
自分自身も、仕事で売上を出すことができた。ありがたい。
プライベートのほうは、色々あって長年付き合った彼と別れてしまい、結婚はまだだけれど、計画通りにいかなくても、ここまでやってきて、強くなれた自分に、少しだけど自信がある。
あれから、約10年近くが経とうとしているけど、Aさんはどうしているだろうか。
私の心の在りようも、当時から大きく変わった。
今あの頃のAさんを振り返ると、彼女も「女の幸せ」「女はこうあるべき」に、少し固執しすぎていたようにも思う。
それが今、彼女自身の幸せにつながっていることを、心から願っている。
お互い、若気の至りや未熟さゆえの失敗もあったと思うけれど、今、笑えていればそれでいい。
そんなことを回顧した今日だった。
読んでくれた人へのメッセージ
壁打ちごめんなさい!
ふと回顧しただけの話でした!
今日も皆さまお疲れ様です。
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