時計台メンタルクリニック

star主な特徴

  1. 「認知行動療法」と「栄養療法(分子整合栄養医学)」を特色としています

    当院では、心療内科・精神科クリニックとして、うつ病やパニック障害等に対し、
    通常の投薬や支持的精神療法を実施するほか、「認知行動療法」と「栄養療法(分子整合栄養医学)」を特色としています。
     認知行動療法とは、一言で申しますと、不適応的な思考パターンや感情反応をよく観察し、コントロールしていく心理療法です。また、「栄養療法」は、不安やうつに悩む方々のなかに、タンパク、ビタミン、ミネラル不足や、糖質過剰摂取・血糖調節障害等の栄養障害がしばしば認められることから、これを改善していくものです(詳しくは当ホームページをご覧ください)。
     私は、これまで勤務医として、このような診療に従事してきましたが、このたび、自分の診療スタイルをさらに活かしたく思い、交通アクセスのよい札幌市中央区(北2西2、ウエノビル)において、「時計台メンタルクリニック」を開業いたしました。どうぞよろしくお願い申し上げます。   

event_note診療時間

時間
9:30〜13:00
14:00〜18:30
休診日:月曜・日曜・祝日
予約制
臨時休診あり

location_on住所・アクセス

住所 〒060-0002
北海道札幌市中央区北二条西2丁目29-2
ウエノビル9F
アクセス・行き方 札幌市営地下鉄南北線 さっぽろ駅
JR函館本線(小樽~旭川) 札幌駅
地下歩行空間5万出口から徒歩2分

school院長紹介

院長:木津 明彦

私は、昭和61年に旭川医大を卒業後、同大学院に入学、精神医学講座に所属しました。大学附属病院や関連病院での臨床研修、
並びに神経精神薬理学の実験研究に従事し、平成3年に修了しました。
 その後は、市立釧路総合病院、函館渡辺病院など地域精神科医療に携わり、平成10年からは道職員(医系技術吏員)として、
道庁保健福祉部精神保健グループ主幹、渡島保健所長などに任ぜられました。
 平成19年から、再び臨床に戻り、22年から25年まで北海道札幌市の医療法人五風会・福住メンタルクリニックに管理者として勤務しました。

 私の臨床の特徴といたしまして、大学院在籍中から、精神科臨床の手技のひとつとして、日本行動療法学会に入会し、
認知行動療法の研鑽に励んできました。道職員時代は、専門性を活かしてメンタルヘルス関係の業務に参画するとともに、
行政学的・公衆衛生学的なものの見方を学びました。

 昨今、東京、大阪、札幌などの大都市において、メンタルクリニックは乱立気味ともいえる状況ですが、投薬や支持的な精神療法だけでは飽き足らないニーズがあるように思われます。
 パニック障害や、強迫性障害、うつ病に対する有効性のエビデンスが示されている「認知行動療法」につきましては、私の場合、
臨床心理士との連携によって、より効果的・効率的な運用の経験を重ねております。
 また、不安やうつを訴える患者さんのなかに、蛋白質、ビタミン、ミネラル不足や、糖質過剰摂取・血糖調節障害等の栄養障害が
しばしば認められ、精神症状にも悪影響を与えていることから、栄養改善についても積極的に取組んでおります。

home基本情報

施設名 時計台メンタルクリニック
診療科目
  • 心療内科
  • 精神科
対応疾患
  • うつ病
  • 適応障害
  • 強迫性障害
  • パニック障害・不安障害
アピール
  • 土曜診療
  • 完全予約制
  • 駅徒歩5分圏内
電話番号 0112001549
住所 〒060-0002
北海道札幌市中央区北二条西2丁目29-2
ウエノビル9F
HP http://tkd-mc.com/
ブログ 無し
SNS 無し

questionよくある質問

  • 学習理論に基づき、不適応的な習慣行動を減らし、適応的な習慣行動を増やす心理療法です。イメージとしては、トレーニングとか習い事に似ています。

  • 「疲れやすい」「元気がでない」「イライラする」といった訴えで受診される方のなかで、私がしばしば遭遇する3つの疾患について説明したいと思います。
    まず、今、挙げた症状は、「日本内科学会雑誌 2010年6月号:鉄欠乏-日本の現状と病態」に掲載されている「非貧血性鉄欠乏症」の症状です。「鉄欠乏性貧血」の一歩手前とお考えください。鉄は、赤血球の材料になるだけではなく、全身の細胞のエネルギー代謝の触媒のような働きをします。主に肝臓で蓄えています。いわば鉄の貯金ですが、この貯金が枯渇すると貧血が起こり、そこまで至らなくてもほとんど底をつきかけた状態、これを「非貧血性鉄欠乏症」とか「潜在性鉄欠乏症」というのです。貯蔵鉄の量は、「フェリチン」という蛋白質の血中濃度を測ることで推定できます。
    鉄不足は、月経のある女性に多くみられますが、「亜鉛欠乏症」は、老若男女を問わず、食欲不振、味覚障害、皮膚障害などの要因として最近注目されている病態です。肉類などの摂取不足や薬剤による吸収障害などが原因として挙げられます。うつ病に似た症状を呈することもあります。
    3つ目は「低血糖」です。これは、脳へのブドウ糖供給不足による機能低下(注意力低下,眠気,倦怠感,めまい,頭痛など)と,これに対抗する自律神経反応(発汗,ふるえ,動悸,不安,いらいら感)が生じます。まず、糖尿病のなりかけや初期に、血糖値が大きく変動し、低血糖症状がみられることがあります。糖尿病でなくとも、若くて痩せた方などで、体質的に糖質(炭水化物)を過剰に摂取すると、低血糖を起こすケース(機能性食後低血糖症)もあります。

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