公益財団法人復康会 大手町クリニック

star主な特徴

  1. デイケア・ショートケアの導入

    精神科通院医療のひとつで、通院中の患者様の社会復帰を目指す所です。 集団で行う活動を通して、活動範囲を広げ、対人関係の改善、生活リズムの維持・回復、社会生活への対処能力を身につけ、自信を取り戻して次のステップへ踏み出していくことを目的としています。

    デイケアとは
    ・何かしたいけれど何もしないで1日を過ごしてしまう。きっかけをつかめない。
    ・退院したけれどすぐに学校や職場に戻る自信がない。
    ・みんなと付き合いたいけれどうまくいかない。自信がない。
    ・働きたいけれど長続きしない。自信がない。
    このような思いを抱えている方、デイケア・ショートケアに参加してみませんか?

  2. 思いや願いに耳を傾けるクリニック

    私たち大手町クリニック看護師は、「皆様と共に歩む看護」を目標に皆様のお話に耳を傾け、コミュニケーションを大切にする事を心掛けています。
     診察では直接言えないことや、家族からのご相談、日頃の生活のご相談など、お気軽に声をかけてください。 具体的なことや、他の方がいる前では話しにくいこと等はお部屋でお伺いいたしますので、ご安心ください。

  3. 声掛けしやすい受付窓口

    受付窓口はオープンカウンターになっており、皆様からお声をかけていただきやすくなっています。
     窓口スタッフは常に皆様との対話を大事にし、またお一人お一人に合わせた様々な説明をさせていただくよう心掛けています。
     お会計までの待ち時間短縮の努力や、お薬の院外処方箋のお取扱いのご説明、制度の利用受付など、積極的にご理解いただけるように説明させていただきますので、お気軽に声をかけてください。

  4. 訪問看護、相談事業の導入

    皆様のご自宅へスタッフが訪問し、ご本人・ご家族の様々な相談をお受けし、一緒に考えます。

    精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)が、受診の相談や福祉サービスの利用について等、一緒に考えて問題を解決するお手伝いをいたします。
     相談は無料です。秘密は厳守いたします。

event_note診療時間

時間
9:00~13:00
14:00~17:00
【受付時間】 8:30~16:00

※診察の最後に次回診察日時間を決定し、「予約券」をお渡しします。
「予約券」は次回診察の際にお持ちください。

location_on住所・アクセス

住所 〒410-080
沼津市大手町3丁目1番地2
エイブル・コア6F
アクセス・行き方 【電車でご来院の場合】
最寄り駅は、「JR東海道線沼津駅」です。駅南口を出て徒歩2分です。

【バスでご来院の場合】
最寄バス停は「沼津駅」となります。沼津駅南口に停車するバスをご利用ください。

【車でご来院の場合】
大手町クリニックには、専用駐車場・契約駐車場がございません。沼津駅周辺の有料駐車場やコインパーキングをご利用ください。(料金はご自身でご負担願います)

school院長紹介

院長:志澤 容一郎

大手町クリニックは、昭和41年、沼津中央病院の関連外来部門(旧称:三枚橋診療所)として開設されました。 以来、名称変更や移転は経ましたが、一貫して、通院に至便な立地を活かし、精神科疾患の早期治療、早期回復、社会復帰の援助、再発予防等に特に力を注いでまいりました。

近年、医療をとりまく状況も大きく変化していますが、開設以来の変わらぬ使命を今後も大切に、沼津中央病院はじめ関連諸機関・施設と密接に連携をとり、よりよい外来医療サービスの提供に努めていきたいと存じます。

home基本情報

施設名 公益財団法人復康会 大手町クリニック
診療科目
  • 心療内科
  • 精神科
アピール
  • 完全予約制
  • 駅徒歩5分圏内
電話番号 0559627371
住所 〒410-080
沼津市大手町3丁目1番地2
エイブル・コア6F
HP https://www.numazuchuo.jp/otemachi/index.html
ブログ https://www.numazuchuo.jp/otemachi/information.html
SNS 無し

questionよくある質問

  • 精神科も他の科もそう変わった所は無い、とも言えます。例えば・・・
    精神科の病院、クリニックは基本的に『病気』に対する治療、助言、援助を提供する場所です。

    本当に軽いものから入院治療が必要なものまで様々な病態を扱います。 精神科に対するイメージは、世代や文化圏によってかなり異なります。 昔の人は、精神科に行くようになったらオシマイだと考える極端な偏見の持ち主もおりますし、いずれにせよ相当抵抗を覚える方が多い様です。 一方、若い人には余り抵抗が無く、他の科に行くのと同じように、不眠や意欲減退、コントロールできない強い不安、ゆううつ気分など、メンタルな問題を抱えたら精神科に行く、と当たり前の病院の利用の仕方をされます。(それが望ましいのですが)

    そして、精神科の治療とは、人生相談ではありません。 勿論、病気を診るとは言っても、その人自身の問題と無縁ではありませんので、人生の上での重要なイベントに関して、コメントや助言を行う事はあります。 しかし、人生相談や、ごく日常的な悩み事の相談等については、御希望に沿えません。 もっとも、ご自分で、病気なのかそうでないのかわからないと言った事でもご相談には乗れますので、ご一報下さい。

    外来通院での治療と、入院での治療の二つに分けられます。
    基本的に薬物療法と、生活療法やその他の精神療法などを併用する事が殆どです。 カウンセリング(話を聞いたり助言をしたり)のみの治療は行っておりません。 症状や病気の軽重、あるいは、ご本人やご家族のニーズに応じて治療方法もご相談にのらせて頂きます。

    扱うのは確かに『メンタル』な事ですが、身体的な病気の一症状として精神症状が出る事もありますし、『脳』そのものに問題があって(例えば腫瘍、出血その他)精神症状が出る事もあります。 従って、検査の項でも出てきますが、身体的検査や、脳そのものに対する検査を行う事もしょっちゅうです。

  • 一般科で行うような採血、尿検査、単純X線写真、心電図、CTスキャン、MRI 等も行います。身体的な病気の一症状として精神症状が出現する事もありますし、合併症として内科的疾患等を持っている方では、そちらの治療もおろそかにできないからです。 精神科独特の検査としては、脳波検査(頭部皮膚に、ペーストを塗って電極を取り付け、電気活動を記録するもの)や、心理検査があります。脳波検査からは、てんかん性の発作波(てんかんで意識が混濁したり、精神症状が出ることもあります)や、脳機能の低下(せん妄や、痴呆、肝不全その他の代謝性疾患による)の有無を見る事ができます。また、心理検査は、精神機能(知的、情緒的、その他)や性格、あるいは、認知の特徴、無意識の防衛反応の様式などを見る事を目的とし、診断に役立てたり、ご本人がストレスに対してより効果的に対処できる方法を模索するのに役立てます。雑誌によくあるような、質問に答える方式の検査もあれば、インクのシミの様な図形を見て、感想を言う等のとらえどころの無い検査もあります。

  • 病気の種類、軽重によって違うのですが、入院治療が必要なケースからお話させて頂きます。まず入院直後は『ゆっくり休んで』いただける様にするのが基本です。病気の種類によって薬剤を使い分けますが、極度に消耗し、考えることも苦痛だったり、できなかったり、あるいは、色々な処理能力が低下している場合、食事とトイレなどの基本的な事以外(時には食事やトイレも行けない方には点滴等で身体管理を行います)は寝て休んで居られる様にします。こうした治療の時期を急性期と言いますが、重症度に応じて1日~数週間、こうした時期を集中管理(PICU)室で過ごし(必要なら外界の刺激を遮断した個室隔離も行います)、急性期を過ぎ、自殺等の危険が消失したと判断され、現実との接触がかなり自在に行える様になった患者さまは一般病室に出て更に休養期、回復期の治療を受けます。典型的な入院治療は上述の通りですが、休養入院と言える様なケースもあり、その場合は、この限りではありません。 外来治療の場合、まず診断を行い、病態に応じて薬剤を処方します。生活上の助言(仕事を休んだ方が良いのか、あるいはいつ復帰した方が良いのか、どんな事に気を付ければ良いのかなど…)、を処方し、ご本人が何を苦しんで、何を求めていらっしゃるのかを明かにする様に努めます。必要に応じて、診断書を書いて、仕事を休んで頂く事をお勧めする事もあります。あるいは、軽い運動や生活プログラムを実行する様にお勧めする事もあります。

    精神科では病気と性格を分けて考えています。つまり性格が病気の原因とは考えていないのです。しかし、苦しんでいらっしゃる事が、例えば性格に強く関連した事だったとしたら、薬物を投与しない事もありますし、場合によってはあえて精神科的な治療をお断りする事もあります。かえって医療につながる事で、問題を強化してしまうと判断されるケースがあるからです。性格に強く関連しているケースでは、まさにケースバイケースなので、治療をお引き受けする事も、お引き受けできない事もあります。あるいは、心理療法の専門家をご紹介する事も、あえてご紹介さえもお断りする事もあります。性格がどの程度関連しているのか、自分やご家族では判断するのは困難です。一度、ご相談下さい。

  • カウンセリングとは、患者さまの話を聞いたり、助言を行ったり、行わなかったりする事で、心理的な援助を行う治療の事です。当院では、薬物療法の補助として、簡単なカウンセリングを併用する事もありますが、カウンセリング専門の治療機関ではありません。その様なニーズがあって、カウンセリングが適応と医師が判断した場合、カウンセリングの専門機関を紹介する事があります。そのような機関では、初回~数回、予備面接を行い、相性と適応を見定め、『治療契約』を交わします。その後で、週1回~2週に1回のペースで(契約次第です)カウンセリングを行うのが普通です。通常、カウンセリングは一回50分以内である事が多いようです。詳細は、カウンセリング専門機関におたずね下さい。 当院では、カウンセリングだけの治療はお引き受けできませ

  • かつては、精神病というと「治らない」とかまた逆に「性格の問題」「根性の問題」と捉えられてきた経緯がありますが、最近ではすぐれた薬剤が次々に開発され、精神科でも積極的に治療する時代がやってきました。 精神科で使用する薬には大まかに分けて幻覚や認知の障害を改善する抗精神病薬、うつ状態に使われる抗うつ薬、また不安を取り除いて気分をリラックスさせる効果のある抗不安薬などの種類があります。これらの薬は患者さまの症状に応じて医師が処方をしますが、よく言われることに、特に統合失調症やてんかんは持続的に服薬を続けていくことにより、再燃を防ぎ、人生の質(Quality Of Life)を高める効果があると言われています。

  • どの分野の薬であっても、必ず副作用はありますが、精神化領域の薬で比較的共通しているのは眠気が出やすいことでしょう。非常に個人差が強く比較的多い量の薬を使っても眠気が出ない人もいますし、その逆もあります。またこの眠気の副作用を作用として利用して睡眠改善薬として試用する方法も行われています。 抗精神病薬では、口や舌の不随意な運動(Oral diskinesia)や背中や足のむずむず感(Akathisia)または無表情、手の振るえ、などの症状が出ることもあります。抗うつ薬で比較的多いのは便秘や口渇などがあります。しかし近年では上記したような副作用が出にくい非定型抗精神病薬やSSRI(抗うつ薬の種類)といった新しいタイプのすぐれた薬が続々と発売になっており、患者さまが服薬しやすくなっているのも事実です。

  • 一般に「中毒」というと意味するのは大量の薬を服用したことによる「急性中毒症状」と「薬に頼ってしまう傾向(依存)」のことでしょう。特に患者さまが心配されるのはむしろ後者のことが多いようです。幸いなことに抗精神病薬や抗うつ薬にには依存性はありません。抗不安薬、特にベンゾジアゼピン系といわれている薬は発売当初は依存性はないと言われてきましたが、最近では弱い依存性があることが知られています。急性中毒症状には意識障害や血圧低下などを起こしますが、特に問題になるのは抗躁薬(躁状態の治療に使われる)の炭酸リチウムやある種の抗てんかん薬で、有効治療量(症状に効果のある薬の量)と中毒量(急性中毒を引き起こす薬の量)が近いので大量に服薬すると急性中毒症状を起こしやすいと言えるでしょう。医師は血中濃度(血液中の薬の量)を定期的に測定しながら処方しています。

  • 当院は保険診療機関ですので健康保険は使えます。受診される際は、保険証を忘れずにお持ち下さい。

  • 保険証の現物が提示された時点で保険診療を適用致しますので、初診当日にはとりあえず10割分の金額をいただきます。当月のみ保険証を持参し提示された時点で、自己負担分を差し引いた額をお返しいたします。(コピー等での提示は認められていません。) なお、国民保険や社会保険に加入されておられない場合は、その旨を受付時にお申し出下さい。(加入されていないと受診できないわけではありません)

  • 当院では保険証への医療機関名の捺印は行っておりません。

  • カウンセリングは行っておりません。

  • ほとんどの方は、薬、注射、検査等がなければ、1割負担で750円、2割負担で1,500円、3割負担で2,250円です。薬、注射、検査等があればその分が追加となりますので、治療内容によって負担金額が変わります。

  • 10割負担になりますので、薬、注射、検査等がなければ、7500円です。薬、注射、検査等があればその分が追加となりますので、治療内容によって負担金額が変わります。

  • おもにこころの健康、生活上の諸問題からくるストレスからの体調不良、やる気が起きない、受診したほうがいいかどうか分からない、自分の症状は精神科・心療内科に受診した方がいいのか等の相談にのることができます。

  • アルコールによる諸問題について、相談はお受けできますが、実際治療となると当院では治療プログラムを持ち合わせていません。 よりしっかり治療を受けたい、受けさせたいとお望みの方は、専門の病院がありご案内できます。

  • まずはお電話でお問い合わせください。精神保健福祉士がご相談をお受けします。その際、費用はかかりません。 また、医師の相談もありますが、診察ではなく保険診療ではありませんので、自費となります。 あくまでもご本人が来院され、医師の診察を受けない限り、診断、お薬の処方はできませんのでご承知下さい。

  • 私たちは守秘義務を負っていて、診察時に患者さまに語っていただいたことを守る義務があります。従って患者さまの診察時の内容が外部に漏れることはありません。ただし病名に関しては保険診療請求の関係から健康保険事務所に伝えられますが、健康保険事務所でも保険事務を扱う者には医療従事者と同じく守秘義務が法的に課せられています。

  • 原則的には診療は本人と病院の契約になりますので、こちらから本人の同意なく御家族に連絡することはありません。ただし生命の危機が迫っているときや事故が起こりそうなことなどが予測され、緊急に入院が必要になったときなどは保護者として御家族に連絡を差し上げることがあります。

  • 当院では自助グループはありません。地域にアルコールに関する諸問題を抱えた方々の自助グループがありますので、詳しくは当院にお問い合わせ下さい。

  • 色々な呼ばれ方をしています。例えば、精神保健福祉士・ソーシャルワーカー・PSW・ケースワーカー等です。 私達は生活上の悩みや色々な問題を抱えている方のお手伝いをします。悩みを一緒に考えてご自身で決めていけるようお手伝いしたいと思っています。 具体的には受診相談、入院相談、経済的なこと、退院に向けての相談、社会復帰施設利用について、在宅生活中の生活上の相談などです。

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