みらい・そだちクリニック

star主な特徴

1. 一般精神科外来

   ※18才以上の方で
   ・ストレスが強い方（イライラ、落ち着かない、緊張、倦怠感）
   ・眠れない方（寝付けない、途中で目覚める、日中の眠気）
   ・不安の強い方（不安、焦り、緊張、パニック発作、あがり症、潔癖症）
   ・気分が沈む方（憂うつ、意欲低下、億劫、罪悪感）
   ・考えがまとまらない方（困惑、混乱）
   ・ひきこもりがちな方（引っ込み思案、無気力、対人恐怖、疑心暗鬼）
   ・物忘れがひどい方（物忘れ、日付や場所の勘違い）
   
   このような方々へ精神科専門医の立場から最適と考える治療を提供しております。

2. 児童精神科外来

   成人を対象とした一般精神科外来と比較して、以下のような特殊性があります。
   
   ・一般に診療に時間がかかる；1回あたりの診療という意味と、経過が長いというふたつの意味があります
   ・成長過程での症状は多様なかたちをとりやすく、診断をきちんと付けることが難しいことが多い
   ・不登校という形を取りやすい
   ・各種検査の重要性；ご本人の状況の根幹に、発達障害による生活のしづらさがあることが多いためです。また他の疾患との鑑別のためにも検査は重要な役割を持っています
   
   上記のような特殊性があるために、児童精神科外来では一般精神科外来と比較して1回あたりの医師の診療時間を長めに設定しており(再診の方は15分程度です)、また臨床心理士によるカウンセリング(1回あたり45分程度です)も優先的に予約を取っています。
   診療の初期の段階では、ご本人は顔を出せないことも珍しくないため、家族相談という形を取ることが多いです。診療の進展によっては、医師の往診を行うこともあります。
   事前相談について；上記の特殊性から、診療の効率化を図るために、事前のメール、または院内で診察までの間に所定の用紙に記載いただくことでのコミュニケーションを限定的に導入しております。詳しくは初診時にご案内いたします。

3. 訪問診療・ひきこもり外来

   ≪　訪問診療について　≫
   重い精神障害のために、受診することが難しい患者さんのところにお伺いして診療を行っています。
   重い精神障害はないものの、引きこもりがち、仕事に就きたいけれどもつけない、 家族以外の人との会話がほとんどないなど、社会生活上の困難を抱えている方に対して、医師が往診するほか、看護師などが訪問を行うことがあります。
   訪問診療については、最初はご家族による相談から始まります。お気軽にお問い合わせください。
   
   
   ≪　ひきこもり外来について　≫
   当院では、「外来」、ご家族および当事者の方の「居場所」　の2つを柱として、ひきこもりの方への診療を行っていく方針です。
   訪問診療がひきこもり外来に必須というわけではありませんが、患者さんの緊張が非常に強く、外出もままならないなどというときに、患者さんのところに伺うことが
   外来診療のきっかけになる場合があります。
   
   当院のひきこもり外来では、必要があれば患者さんのところにお伺いし、診療の見込みなどについて検討したうえで、外来への受診や、当院で開催する「居場所」への参加をおすすめしています。
   
   ひきこもり外来の診療の多くは、ご家族のみの相談から始まります。
   予約は通常の外来の場合と同様、診療時間内にお電話でおとりください。

event_note診療時間

location_on住所・アクセス

school院長紹介

院長：髙橋 淳

このほど佐久市中込に、精神科医院を開設いたしました。
10年来精神科診療に携わる中で、患者さんにもっと近づきたい、もっと力になりたいという思いを日に日に膨らませてきました。
また、ここ数年、子どもの診療をする機会に恵まれました。
さまざまな環境に圧迫され、自信を失っている子どもたちが、将来を前向きに歩めるような手助けをしたい。そんな気持ちを常に持ち続けていました。
それらに対する一つの答えとして、開院を思い立ちました。

「どんな人も、地域での生活を差別されることなく、自由に暮らしていける社会」への願いが、医院名の「そだち」には込められています。 今の社会は、個人の努力を無尽蔵に要求することはあっても、それを正当に認め、評価するという寛容さには乏しいと感じています。地域や社会が成熟することなしに、そこに暮らす人々の精神の病が本当によくなることはないと思います。

地域に埋もれている人々の姿を、少しずつでも伝えること。
その現実をどのようにしていくべきなのか考えるようになり、未来に向かって、人とともに社会全体が成熟していくこと。

それが当院の願いです。

経歴

福島県生まれ
大分医科大学医学部医学科卒業
福島県立医科大学付属病院心身医療科、福島県厚生連塙厚生病院、福島県立会津総合病院、福島赤十字病院勤務を経て
平成21年　栗田病院
平成23年　千曲荘病院　他
平成24年　佐久総合病院（精神科非常勤医師）
平成26年4月　みらい・そだちクリニック開設

home基本情報

questionよくある質問

• Ｑ．保険は使えますか？

  当クリニックは、精神科、心療内科の保険診療機関です。保険もご利用頂けます。
  ※健康保険による診療をされる場合、必ず≪保険証≫をお持ち下さい。

• Ｑ．何歳から診察可能でしょうか？

  診察は3才以降から承っておりますが、薬物療法などの種々の条件は年齢が若いほど制限が多くなります。いいかえれば診察はできてもそれが即治療などの対応に結びつくとは限らない場合が多くなるということです。 初診受付はお電話でお伺いしますが、状況によっては診察をお断りする場合があります。
  なお、当院ではからだの病気に関する小児科診療は承っておりませんのでご了承ください。
  

• Ｑ．家族だけで相談に行きたいのですが？

  相談を受けることは可能です。この場合、個人情報の観点から、ご本人の承諾がなければお話できない事柄が多くなることはご了承ください。
  家族相談の場合は、ご本人の名前での予約、ご本人のカルテを作成しますが、健康保険が使えませんので、自費の扱いとなります。詳しくは受付の際にお問い合わせください。