たちメンタルクリニック
edit最終更新日:2023.03.12
主な特徴
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悩みや苦しみについて,共に考えるためのクリニックです
たちメンタルクリニックは,自分の心理的・精神的な悩みや苦しみを,自分の問題として考える方のためのクリニックです。
私たちはそういう方々と共に考えていきたいと思っています。たちメンタルクリニックは考えるためのクリニックです。 -
力動精神医学の考えに沿った医療を提供
メンタルヘルスの看板を掲げる多数のクリニックにあって,たちメンタルクリニックは,いくつかの際立った特徴をもっています。まず特筆すべき点として,当クリニックは【力動精神医学】の考えに沿った医療を提供している側面をあげることができるでしょう。
力動精神医学は,ジークムント・フロイトの創始した精神分析という人間理解の方法を医学分野に応用し,特にアメリカで発展していったものです。一般の精神医学がもっぱら生物学や生理学に依拠し,疾患や障害を症状レベルで客観的に分類しようとしているのに対して,力動精神医学は,患者さんの体験や経験を主観的に理解しようとします。
生物学的精神医学では薬物療法,力動精神医学では精神療法がそれぞれ軸として据えられております。 -
薬物療法は,必要に応じて最小限度に
当クリニックでは,患者さんの苦しみや問題を疾患水準で理解し投薬だけするのではなく,対人関係や生い立ちなどを含めて,いままでの生活などについて全人的に理解したうえで治療にあたっております。薬物療法もおこないますが,治療の一つの手段に過ぎませんので,それを必要に応じて最小限度におさえることも当クリニックの特徴です。
私たちは精神医療の本質は自分のことをみつめ,自分のことを考えられるようになることが出発点だと考えています。
そうすることで自分のことをより総合的に理解することが出来るようになると,自分をコントロールすることもより上手になると思います。私たちはそれが精神的な健康であると考えています。
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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10:00 ~ 13:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
16:00 ~ 19:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
休診日:木曜日・日曜日・祝日 |
住所・アクセス
住所 |
〒543-0000 大阪府大阪市天王寺区上本町6-6-26 上六光陽ビル601 |
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アクセス・行き方 | 地下鉄「谷町九丁目駅」から徒歩5分 近鉄「大阪上本町駅」から徒歩3分 |
院長紹介

院長:館 直彦
たちメンタルクリニックは私たちが2011年11月に大阪市天王寺区上本町に開設した精神科,心療内科,児童精神科のクリニックです。 当クリニックの特徴は,サイコセラピー(カウンセリング,心理療法,精神療法)を中心に据えていることです。
精神分析的な精神療法やカウンセリングを長年に渡り実践してきた医師及びスタッフが診療に当たります。
まず,丁寧にお話を伺い,きちんと見立て(アセスメント)をしたうえで,それぞれが自分に適した治療を受けられるようにしていきたいと考えております。どうぞお気軽にご相談ください。
経歴
1977年 東京大学理学部卒業
1981年 大阪大学医学部卒業
1983年-1992年 大阪府立公衆衛生研究所精神衛生部
1992年-2001年 東京慈恵会医科大学精神医学教室にて、助手、講師 その間、東京国税局診療所などで産業医の業務を担当
2001年-2003年 多摩川病院(現 ハートフル川崎病院)院長
2003年-2013年 天理大学人間学部、大学院臨床人間学研究科教授
2011年 たちメンタルクリニック開設
2015年 大阪市立大学生活科学研究科特任教授
基本情報
施設名 | たちメンタルクリニック |
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診療科目 |
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対応疾患 |
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アピール |
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電話番号 | 0667771067 |
住所 |
〒543-0000 大阪府大阪市天王寺区上本町6-6-26 上六光陽ビル601 |
HP | https://tachi-clinic.com/ |
ブログ | 無し |
SNS | 無し |
よくある質問
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診察では健康保険の適応が可能です。初診時に,保険証などをお持ちください。
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当クリニックは完全予約制です。診察に来られる場合は,一度,お電話かメールフォームでお気軽にお問い合わせください。
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カウンセリングに関しては,HPの上本町心理臨床オフィスをご参照ください。患者さんと医師の相談の上で,カウンセリングは開始されます。
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当クリニックに駐車場はございません。お近くのパーキングエリアなどをご利用ください。
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現金のみです。当クリニックはクレジット決済などには対応しておりません。
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可能です。現在治療を受けているが経過が思わしくない,果たして現在の診断や治療が合っているのか疑問がある,主治医があまり話をきいてくれない,などという方のお話も積極的に伺います。治療関係のトラブルの相談にも応じます。その際,紹介状などは不要です。
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可能です。本人が初診に来院していただければ保険適応での診察が可能になりますので,経済的にも負担が軽く,一番望ましい形での診察を提供できます。しかし,患者さんご本人が何らかの事情で受診できない場合があるでしょう。こうした相談には通常時間を要するものなので,一度お問い合わせください。なお,この場合,相談はすべて,自費負担(精神保健相談として)になります。
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未成年(思春期・青年期)の方であっても,家族に了解を取る必要はありません。ただし,家族からの情報提供や協力が必要な場合には,ご連絡をお願いすることがあります。
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自分の問題や悩みについて話して相談していくことです。相談する側がクライエント,相談を受ける側がカウンセラーと呼ばれます。カウンセリングには色々な考え方がありますので,詳しく知りたい方はHPのカウンセリングをご参照ください。
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人間は生きている限り,さまざまな問題にぶつかります。そうしや悩みを家族や友人の助けを借りながら解決していくことになりますが,身近な人では難しい問題,あるいは身近な人だからこそ相談できないこともあるでしょう。第三者であるカウンセラーと話し合っていく中で,別の角度から問題を見つめていく,という方法がカウンセリングなのです。
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絶対に良くなるとは断言できません。しかし,多くの研究では,カウンセリングや心理療法には高い効果があることが示されております。クライエントさんの「良くなりたい」という想いが非常に重要な要素であるという結果があるのも事実です。カウンセラーとの相性もまた大切です。主治医やカウンセラーと相談しながら進めていくことが大事でしょう。
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基本的には,クライエントさんとカウンセラーが一対一で話をしていきます。クライエントさんは自分の気持ちや考えなどを自由に話し,カウンセラーがそれを傾聴します。疑問や質問があれば遠慮なくカウンセラーに伝えてくださればと思います。
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カウンセラーの考え方によっても変わってきますが,クライエントさんのニーズが一番大切です。そのニーズによって目的や目標も千差万別でしょう。しかし,あえて一言で表現しようとすれば,「カウンセリングを受ける人がいままでよりも自分らしく生きていけるようになること」と言えるのではないでしょうか。人生観や物事の捉え方,人との接し方,日々の行動など,変えたいものや変わりたいものは色々あるでしょうが,本来の自分らしく生きることが可能になれば,これらも自然と変わってくるでしょう。
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カウンセリングの目的によって変わってきます。基本的には週一回の頻度で,一回45分~50分の面接時間でお会いしていくことになります。問題の性質によっては数回で終わることもあります。しかし,非常に複雑な問題の場合は数か月から数年かかることもあります。
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申し込まれた方のみのご相談にも応じておりますし,家族全体のご相談も応じています。基本的にカウンセリングは一対一ですが,場合によってはご家族に同席していただく場合もあります。初回にご相談の内容をうかがってから,その後どのような形で進めていけばよいのかを検討します。
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こころの問題を話すのは不安でしょう。いきなりすべてを話す必要はありません。まずはお話しできる範囲で話してみてください。また,うまく話せないという不安をカウンセラーに伝えてみるのも大切なことです。
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当クリニックでは,カウンセリングと並行して診察を受けることをお勧めしています。カウンセリングでは主として心の中のことを扱っていきます。しかし,私たちは様々な現実的問題にも直面します。そういう現実の出来事に対応すること(マネージメントと言います)は主治医が行います。また,カウンセリングだけでは考え方が偏ってしまう場合もありますが,診察で話すことでバランスを取り戻すことができることもあります。