飯森クリニック
edit最終更新日:2023.04.10

主な特徴
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臨床医療を30年以上提供
最先端の心身医学、内科学、臨床心理学、精神医学、東洋医学に精通しております。
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ベテランの心理療法家が多数在籍
入院治療やデイケア治療が必要な患者さんや中等度以上の統合失調症の患者さんは基本的には診療致しません。陰性症状(うつ状態)のみの統合失調症の患者さんは治療成績が良いので、診療する場合が御座います。当院併設の研究所にはベテランの心理療法家が多数在籍していますので、PTSD、解離性障害、強迫性障害、醜形恐怖、広場恐怖、特定の恐怖症などの疾患についても積極的に治療いたします。
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:00~17:00 | 〇 | |||||||
10:00~13:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
14:30~19:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
住所・アクセス
住所 |
〒184-0004 東京都小金井市本町 5丁目19-34 ネオコート小金井 |
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アクセス・行き方 | R中央線武蔵小金井駅 北口より徒歩2分。 横断歩道を渡り長崎屋とパチンコ店の間の道をまっすぐに進んでこぐま薬局1Fヨコ奥 |
院長紹介

院長:飯森 洋史
埼玉大学理工学部建設基礎工学科卒。自然と人間との関わりに興味を持ち、学際(いくつかの異なる学問分野にかかわること)的な面からの研究に従事しようと考えたが、手抜き工事の蔓延や土木哲学の不在に失望し、医学の道に進むことを決意した。富山医科薬科大学(現富山大学)医学部医学科卒。学生時代より、心身一如の考え方をする漢方医学に興味を持ち、「全人的医療を考える会」に所属し、日本大学心療内科所属の故桂戴作先生(元日本大学教授・日本心療内科学会初代理事長)、鴨下一郎先生(元環境大臣)との出会いがあり、日本大学医学部第一内科入局となった。日本大学板橋病院・光が丘病院・救命救急センターで研修後、韮崎市立病院内科医員。横浜労災病院心療内科で研修後、日本大学板橋病院心療内科での診療開始。医学の分野にあっても学際的な傾向の強い心身医学を専攻することになった。その後、心身医学の分野での研究に従事する為、国立精神神経センター神経研究所免疫研究部・精神保健研究所心身医学研究部の川村則行博士の下へ内地留学。社会保険横浜中央病院呼吸器科・アレルギー科医長を経て日本大学を退職。
平成12年6月5日飯森クリニック開院。各分野の臨床心理士を招聘し国際心理社会実存医学研究所併設となった。私は心療内科を専攻するにあたり、身体の勉強と精神の勉強をしっかりやろう考えた。更に富山医科薬科大出身なのだから漢方も極めたいと考えた(漢方を勉強すればする程、その心身一如の考え方は心療内科そのものではないかと思う)。身体の勉強は日本大学医学部の第一内科で十分だった。呼吸器疾患、血液疾患、膠原病疾患、感染症疾患、免疫・アレルギー疾患、心身症疾患を中心として結局約10年程、これらの疾患に関わることになった(そのお陰で日本内科学会認定内科医になることが出来たし、日本心身医学会の心身医療「内科」専門医をとることもできた)。
精神の薬については、恩師桂戴作先生の処方を基礎として、その後の様々な研究会や本で得た知識、臨床実践により誰にも負けないと自負している。心理の勉強は、日大心療内科が交流分析学会の事務局であった事から、先ず交流分析の勉強から始まった。次に先輩諸氏から自律訓練法をはじめ、様々な心理療法について研修を受けた。若い頃より小此木啓吾先生の本は読んでいたので、毎週、慶応心理臨床セミナーに2年間通ったり、その後、精神分析セミナーに通ったりしていた。しかし桂戴作先生に手ほどきを受け催眠療法が自分に最も合っていると思い、現在最も力を入れている療法である。その後、臨床動作法、EMDRなども臨床に使えるようになり、臨床の幅が広がっている。また、漢方はずっと勉強し続けてきたが、ここ1−2年は特に多くのセミナーに参加し、専門性を高めてきている。
しかし桂戴作先生に手ほどきを受けた催眠療法は自分に最も合っていると思い、その後、当院で心理療法を担当して頂いていた故宮田敬一先生の指導もあり、現在最も力を入れている療法である。さらに、2016年10月より、日本催眠医学心理学会の理事長に選出され、その技能を高めるだけでなく、その研究と普及に粉骨砕身して努力を傾けている。その後、臨床動作法、EMDR、ホログラフィートーク、ニューロフィードバック療法、思考場(TFT)療法なども臨床に使えるようになり、臨床の幅が格段に広がっている。また、漢方もずっと勉強し続けてきて、稲木一元 松田邦夫 秋葉哲生 高山宏世 檜山 幸孝 大野修嗣(敬称略) 各先生の講義を受講し続け、臨床能力は飛躍的に向上している。
経歴
心療内科医 医学博士(日本大学)
認定催眠士(JSH)日本内科学会認定内科医
日本医師会認定産業医
心身医療「内科」専門医
日本心療内科学会専門医
日本催眠医学心理学会(JSH)理事長
日本臨床催眠学会(JSCH)理事
国際心理社会実存医学研究所・所長
臨床催眠指導者資格(JSCH)
基本情報
施設名 | 飯森クリニック |
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診療科目 |
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対応疾患 |
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アピール |
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電話番号 | 0423823166 |
住所 |
〒184-0004 東京都小金井市本町 5丁目19-34 ネオコート小金井 |
HP | https://www.iimori-cli.com/ |
ブログ | 無し |
SNS | 無し |
よくある質問
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プライマリーケア医として、どんな領域の患者さんも診ますが、気管支喘息や過換気症候群の様な呼吸器疾患も勿論のこと、心身症の病態が考えられる疾患は特に得意です。自分の手に負えない疾患が疑われる場合は、速やかにより適切な施設を紹介致します。
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漢方薬は心身一如の考え方をしており、心身症との相性が良いからです。また、西洋薬のみでは治療法がない領域の症状に対しても、漢方薬で治せる場合が多いからです。脈診、舌診、腹診をきちんと行ってから漢方診断を行い、漢方薬を処方しています。
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うつ病の治療は簡単なようで実は簡単ではありません。それは、うつ病と言われている中に様々な病態のものが含まれているからです。病前性格が執着気質とかメランコリー親和型と言われている性格反応型のうつ病は薬物療法と休息療法でよく治ります。葛藤反応型と言われているうつ病は可能ならカウンセリングの併用が必要です。
パニック障害等に合併する非定型うつ病やディスチミア親和型うつ病は、薬も面接も特別な配慮が必要になります。統合失調症の陰性症状が主体の場合、うつ病と見分けがつき辛いですが、この場合は統合失調症の薬が必要となります。また、薬物療法に加えて認知療法などの心理療法を併用すると、再発しにくくなります。
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現在の日本の保険医療体制では、カウンセリングに保険医療は使えません。従って、有料にせざるを得ず、カウンセラーによって異なりますが、1回につき8000円~14000円位、頂いています。カウンセラーは全員ベテランです。
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催眠療法は無意識に直接働きかける治療法です。例えば、人前で緊張してドキドキしてしまう人に「落ち着け!」と意識に働きかける明示は無効で、逆効果です。催眠導入してから、「人前に出ても落ち着いて居られます」と暗示することが有効です。人間の行動や思考法などは無意識下で行われていることがたいへん多いと考えられます。「こう成りたいけどそう成らないこと」を「そう成ることを実現する」お手伝いが出来る訳ですから、催眠療法の適応は大変広いと考えられます。
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強迫性障害をきちんと治療している施設は関東圏には少なく、困っている人が多いと思います。医師による薬物療法と臨床心理士による心理療法を組み合わせて治療します。当クリニック併設の研究所には強迫性障害を専門とする行動療法の専門家が在籍しています。また、臨床動作法が著効した症例もあります。催眠療法という選択もあります。
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単回のトラウマに対しては大変効果があります。過去に遭遇した出来事が、現在も私を苦しめるなどという症例に、EMDRを施行すると、「これは奇跡だろうか」と思えるほど効果が期待できます。