【全国】犯罪被害者等電話相談

主な支援内容 ~犯罪被害で悩まれている方へ~

人は、あまりに突然、予測できない被害にあうと、心も身体もそれに対応できなくなります。思考も感情も止まり、どうしたらいいのか分からない状態に陥ってしまうのです。「自分が自分ではないような気がする」「冷や汗をかく」「夢の中にいるような感じがする」「周りが目に入らない」「事件のことをよく思い出せない」…それらは被害者の多くが経験する“心の傷”であり、人としてごく正常な反応です。

一人で考え込んだり、じっとこらえたりせず、そんなときはぜひ私たちにお電話ください。きっと、あなたの気持ちに寄り添いながら、お力になることができると思います。
概要 ■全国の「支援センター」で行っている支援

さまざまな困難や悩みに直面する犯罪被害者の方々に対して、全国48の加盟団体(支援センター)で行っている支援活動は、「電話相談」や「面接相談」、そして裁判所・警察などへの付き添いや日常生活の手助けといった「直接的支援」です。

「電話相談」は、被害を受けて傷ついた心を誰にも相談できずに悩んでいる被害者の方々が、胸につかえている思いを安心して吐き出せる重要な場所です。同時に、心身のケアや治療、捜査や裁判手続きへの対応など、被害に伴うさまざまな問題について手助けする「直接的支援」への入口にもなります。

「面接相談」は、被害者の方への「直接的支援」が必要と判断した場合、専門の研修を受けた犯罪被害相談員によって行われます。被害にあわれた方が何を必要としているのかを明確にし、自主性を尊重しながら、これからの支援計画を作成し、「直接的支援」につなげます。

「直接的支援」は多くの場合、面接相談を経て、支援センターの支援員が被害者の方々に直接寄り添って支える活動です。具体的には、警察や裁判所、病院や弁護士事務所などへの付き添い、裁判の代理傍聴、各種手続きの手伝いのほか、加盟団体(支援センター)によってはご自宅訪問や日常生活におけるサポート、弁護士による法律相談や専門家によるカウンセリング、宿泊場所の提供なども行っています。 いずれの支援も無償で、被害者の方々の個人情報や秘密は固く守られているため、安心してご相談ください。

■被害に遭われた方への支援活動
・民間支援団体(被害者支援センター)によるとぎれのない支援

被害者の方は事件発生から裁判が終わった後も長く様々な困難に直面し苦しみます。
そのため、事件発生から裁判終了後も途切れなく継続的に支援を行うことが必要です。
警察、検察などの行政機関や弁護士、病院などは各段階ごとに被害者と関わり支援します。私たち民間支援団体は各機関と連携しながら被害者の方を個人として総合的に、そして継続的に支援することができます。
相談方法
  • 電話
  • メール
受付日時 7:30~22:00
(12/29~1/3までを除く)
費用 無料
所在地 〒113-0033 東京都文京区本郷2-14-10 
東京外国語大学本郷サテライト6F
担当部署 公益社団法人全国被害者支援ネットワーク
HP https://www.nnvs.org/supports_top/
電話番号 0570-783-554
メールアドレス
備考 ■メール相談も行っています。
ホームページの『ご相談フォーム』からメール相談も可能です。
返信には数日かかります。お急ぎの方はお電話ください。

~ご利用にあたって~
犯罪被害者等電話相談を利用されるユーザーの皆様は、利用によって適用される以下の利用規約を承認したものとみなします。

■通話料金
犯罪被害者等電話相談はナビダイヤルを適用しています。通話料金が発生しますので、予め御了承ください。ダイヤル時に通話料金の案内ガイダンスでお知らせします。なお、携帯キャリア各社の通話料無制限プラン(所謂カケ放題)の適用外となりますので、ご注意ください。

■相談方法
①犯罪被害者等電話サポートセンターは基本的に電話でのご相談となります。相談フォームでお問い合わせいただいた場合でも、内容によっては電話での相談となります。

②被害者支援センターはメール相談を受け付けているセンターと受け付けていないセンターがあります。詳細はお住いの県の被害者支援センターホームページをご確認ください。

全国の被害者支援センター一覧はこちら
https://www.nnvs.org/shien/list

■禁止行為
犯罪被害者等電話相談を利用するにあたり、以下の行為を禁止します。

①関係者を装い、詐称する行為
②有害なコンピュータープログラムなどを送信または書き込む行為
③プログラム等の改変等の行為
④営業活動及び営利目的もしくはその準備を目的とした行為
⑤法令に違反し、公序良俗に反する行為
⑥相談業務の運営を妨げるような行為
keyboard_arrow_up