たこたの日記『思い込み』

親は私を苦しめたいんだと思った。苦しいとわかっていてやっているんだと思っていた。私は話す気がなかった。話す理由がなかった。親が私と話をする理由が、私を苦しめるためしかないと思った。実際、親は私と話す時間や心の余裕がなかったと思う。それなら私が休みたいと言ったら何も言わずに学校に連絡すればいいし、親の行動が全然理解できなかった。もし、私が話したくないと言ったら、親はどんな反応をしたんだろう。なんで私は話したくないと言えなかったんだろう。言っても意味がないと思った。いつからそう思っていたんだろう。今でも親とは話したくない。親が私に話しかけてくる理由がわからない。私は話したくないから。親の行動全てが間違っているように見えてくる。声も嫌になる。近くにいるのが怖くなる。親の言動から、何もわかってないんだなと思う。母は私に嫌われていることに気づいていない。伝えるべきだと思う。さすがに、伝えたら母が可哀想だとは思うけど、それより怖い。直接言う勇気はないから、他の人に伝えてもらったとして、結局私に直接理由を聞いてくるんじゃないかと想像して、怖くなる。だからなかなか伝えられない。だけど伝えないといけない。このままでは私が変われない。

ログインするとこの日記をフォローして応援できます

keyboard_arrow_up