親ガチャ

こんな言葉がある事を知りませんでした。

子供は親を選べず、

親次第で
その後の人生も決まってしまう。

そんな言葉のようです。

それは子供が最初に感じる
理不尽さかも知れません。

まだ
未熟で無力な子供には

ある意味
親が世界の全てなのに、

その親に愛されず否定され
守られるどころか虐待される。

それは子供にとって
大きな傷となりハンデとなるでしょう。

心も体も
大きくなってゆく過程で

幹に付けられた傷の影響は
その子の行く末にも

大きな影を落としてゆくでしょう。

そのハンデを克服して

社会に適応していくには、

並々ならぬ
努力も要する事でしょう。

けれど…

逆にそのハンデを
克服しようと足掻く時、

その人は
普通に育ってきた人よりも

もっともっと
大きな強みを持つことになります。

*不屈の精神
*物事を深く洞察する思考
*社会の欠陥を失くそうとする原動力
*人としての器の大きさと強さ
*どんな人をも理解し
受け入れられる人間性…etc

計り知れない人間力が生まれるのです。

実際、

世に名を残した人たちの中には何人もそんな人たちがいます。

その環境に負けず、

無理だと
諦めてしまわなかった人たちです。

そして、それ程
偉大な人物にならないとしても、

いつかは親の縄目を
断ち切らなければならない時が来ます。

自分が一人の人間として

この先を
胸を張って生きてゆくためにも

必要な成長過程なのです。

親が愛してくれなかったとしても
それはあなたの責任ではありません。

親も弱く、未熟なところを持つ一人の人間なのです。

だから自分を正しく見つめ、
自分を抱きしめ、
愛してあげましょう。

あなたがあなたを大切にするなら
他の人もあなたを大切にしてくれます。

それを自尊心と呼びます。

何人も見てきましたが、

どんなに年を重ねようと

自分の未熟さや不運を
親のせいにしている限り、

その人は一人立ちした
本当の大人に成り切れてはいないのです。

いつまでも人のせいにし、

努力することや
変わろうとする事を

自分の責任下に置けないからです。

言わば
人のせいにして逃げ続けているのです。

だから、変われないし
そもそも変わろうともしていません。

いくらでも変わるチャンスがあり、

出来る努力も
いくらでもあったはずなのに…。

一度、自分を振り返ってみましょう。

そんな自分を恥じましょう。

変わろうとする
強い意思さえあれば

いつからだって変われるし、
宇宙もあなたに味方してくれるのです。

変わらないのはあなたの怠慢です。

厳しい言葉だけれど、

それを知り、

いつかは
ちゃんと受け止めて欲しいと思います。

人は本気で変わろうとした時、

いくらでも変われる強さを
誰もが持っているはずなのですから。

ここには

そんなお手伝いをしてくれる仲間が

たくさん居ることを忘れないでください。

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コメント一覧

全3件
  1. schedule2025.12.06

    白音

    初めまして、白音(はくね)と言います

    親に否定され、虐待されてから、「親ガチャ」を考えることが多かったです

    でも、このコラムを見て、勇気をもらい、考えが少し変わりました

    ありがとうございます

  2. schedule2025.11.27

    まさえ

    私自身が母を反面教師にして育ち、また姑である祖母と母に挟まれ、産後の日達の悪かった母に変わり、祖母に面倒を見てもらう事が多かったせいで、祖母に懐いてるからと母から憎まれていたようです。後日、母から聞きました。子供はそういうのも敏感に感じますよね。私なんかより、もっと辛い環境で育った方たちが多くいると思いますが、私の夫だった人が、いい大人になってからも、何だかんだ両親のせいにして、ギャンブルに逃げてるような人だったので、それを含めて書かせて貰いました。
    親に成りきれない大人たちから、もう卒業しましょう!あなたがいつまでも親の影響下に居ることはないのです。どんな親だってとしても、あなたはあなたです。関係なく立派な大人になって、親を見返しましょう!
    そしてその時、きっと親だとしても、一人の弱い人間なんだと思えるでしょう。親を超えてください。あなたの人生はあなたのものです✨

  3. schedule2025.11.26

    ユキ

    初めまして、ユキと申します。

    こんなにも私の気持ちを表現して下さる文章を書いて頂き、ありがとうございます。
    まさに、私の心の中そのものです。

    親との縄を切るのはツライですが、相手(親)から嫌われた以上、切るしかないですね。
    私自身が変わって、不屈の精神で、縄を、ぶった切ってやります。

    勇気をもらえるコラムを、ありがとうございました。

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