カフェラテの日記『趣味はなんですか?』

趣味はなんですか?と聞かれると、プレッシャーを感じるのは私だけだろうか

例えば趣味はランニングですと答えれば、フルマラソンを3時間台でゴールしなければならないような気がするし

登山ですと答えれば、百名山制覇を目指して奮闘していなければならない気がするし

ヨガですと答えれば、当然難しいポーズも難なくこなせていなければならないような気がするし

カメラですと答えれば、一眼レフを持っていなければならない

料理ですと答えれば、何品もの料理を作ってゲストをもてなすことが当然好きでなければならないような気がしてしまう

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昔、趣味というかコーヒーは好きなんですよねと答えたら、じゃあ自分で焙煎したりもするの?と聞かれておったまげたことがある

しかも一人じゃなくて複数人に

今もコーヒーは大好きだけど、焙煎はおろか豆から買うのとかドリップとかすべてだるくてネスプレッソしか飲んでいない…

ていうか自分で焙煎するってどういうこと…?
やる人はやるんかな…?

とにかく、趣味といいつつある程度アマチュアを目指すことが求められてるような気がして息が詰まるのだ

それが嫌で、一時期は「趣味は寝ることと食べることです」と答えていた

そしたらある人に「それは趣味というか生きることそのものだから違うんじゃない?」と指摘されて、たしかに…と思ってしまった

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もし趣味がアマチュアを目指すほど頑張っているものという定義なら、私には趣味と呼べるものがない

そういうのじゃなくてただ好きなものを挙げればいいんだよ!と人々が許してくれるなら、私の趣味は相変わらずコーヒータイムとハイキングと編み物

…でも書いてちょっと時間が経ってから気がついた

趣味でアマチュアを目指せる人は、趣味=好きなことだから頑張れるのかも

私は、趣味で頑張りたくない派

頑張ったら多分嫌いになっちゃうから…

この違いなのかもしれない

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