きぽの日記
visibility44 edit2025.03.11
今日、弟が志望校に合格した。
喜ばしいけど、狂喜乱舞の弟と去年の私とを比べて、やっぱり思うことがあった。
去年、私は志望校に合格した。
お母さんも、お父さんも、家族はみんな喜んでくれた。
私はというと、正直よくわからなかった。
いいや、嬉しくなかったわけじゃない。
きっと嬉しかったと思う。
でも、たぶん、上手に喜べなかったんだろう。
私にとって感情を感じることと、それを表出することとは全く別の行為だった。
嬉しいからといって、それが声を上げて喜ぶこととは直結していなかった。
今日の弟みたいに…
私は彼の様子に去年の自分を重ねて、なんだか情けなくなっていた。
どうして、あんなふうに喜べなかったんだろう?
今の自分に問うてみても、明快な答えは返ってこない。
私は…自分で自分のことがよくわからなくなってしまった。
思えばいつからだろう、ずっとそんな感じだった。
嬉しいこと、悲しいこと、楽しいこと、苦しいこと。
全部右から左に、上から下に、後ろから前に、始めから終わりに。
何もかもが私を通り抜けていってしまうみたいで…
もう、私なんて居なくなってしまったのだろうか。
自問だけが木霊する今日だった。
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