退化の日記『校則を破ったら先生に褒められた思い出』

前髪にストレートアイロンを通すとき、毎回思い出してしまうことを書きました。

中学1年生のとき、私は天パだったので、周りの子のようにおしゃれな前髪を作れませんでした。なのでくるくるの前髪もどきが顔に垂れてこないように、ヘアピンで留めていました。当時の校則も「前髪は眉毛にかからない長さとする」とあったので、特に気にしていませんでした。
ですがいざ中学校生活が始まると、ほとんどの生徒は校則を破っている、しかしおしゃれな前髪でした。私は自分だけおでこが出ているのが恥ずかしくて、毎日嫌な気持ちで学校に行っていました。

その年の冬、縮毛矯正の存在を知り、それをすれば私も前髪が作れるかもしれないと期待しました。数週間後、美容院に行って前髪のみ縮毛矯正とカットをしてもらいました(代金は父に払ってもらいました。本当に感謝しています)。どれくらいの長さに切るかを美容師さんに聞かれて、私は眉下と答えました。校則違反になることは分かっていました。
次の日になって、教室に入るのは怖かったですが、誰にも何も言われませんでした。友達がいなかったからですね。私の変化に初めて声をかけてくれたのは若い女性の先生でした。
「○○、髪切った?かわいいね!前のよりそっちの方が似合うよ」
校則を破った私は、あろうことか先生に褒められたのです。私が恐れて、自分が努力しないことの言い訳にしていた校則は、案外弱かったんだと気づきました。

今では校則の見直しのおかげで「前髪は目にかからない長さとする」になり、私は校則違反を守ることができました。ですがやるせない気持ちにもなりました。

star今日よかったこと♪

・お昼ご飯が大好きな春巻きだった
・フォーゼを1/3くらいまで見た

favorite読んでくれた人へのメッセージ

なかなかに拙い文章だったと思いますが、ここまで読んでくださってありがとうございます。

ログインするとこの日記をフォローして応援できます

keyboard_arrow_up