いわきたいら心療内科
edit最終更新日:2023.03.08

主な特徴
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精神療法
まずは過去から現在に至る、あなたの置かれてきた状況、気持ち、困っている症状をお話しください。
あなたの気持ちを想像しながら聴かせていただきます。
人に話すだけでも驚くほど気持ちが楽になるものです。
そのうえでどうすれば問題が解決するのかを、話し合います。
ひとりで考え込むより、ふたりで話し合ったほうが、よい考えを思いつき、問題解決の手がかりが見えてくるものです。
もちろん話したくないことは、初めから無理に話す必要はありません。
明るく、安心できる話し合いのなかで、症状の改善をめざすための道しるべ(ヒント)をお伝えし、
着実に治療をすすめてゆきます。 -
薬物療法
症状が重く出て生活に支障を来たす場合、心身の苦痛が大きい場合、あるいは疾患の種類により、薬剤による加療が最優先である場合(たとえば統合失調症)などは、薬物療法を導入します。
薬剤について期待される効果、副作用についての説明を行ったうえで、最新の医学知識と、30年近い精神科医としての経験に基いた、最適な薬物療法を選択し、実施します。
最近は、より副作用がすくなく、効果も多岐にわたる、さまざまな薬剤が日々開発されています。
もしご自身で得た知識で、使ったみたいお薬があれば、ご相談ください。希望により漢方薬も使用します。
これまで、あるいは現在服用している薬剤についてなど、疑問があれば、何でもお気軽にお尋ねください。
すべての薬物療法は、十分なご相談のうえで、服用される方の意思を尊重し、使用してゆきます。 -
予防心身医療
心身の症状というものは、わけもなくある日突然に、という場合はほとんどなく、なにかしらの前兆や、軽度の不調(肩こりや頭痛、めまいなどの自律神経症状)、心理的なゆきづまりが先に立って見られるものです。
すこしでも早く心身の不調に気がつき、気分転換をしたり、自らの生活習慣を変えたり、信頼できる人(あるいは専門家)に相談できることが大切です。他の身体疾患と同様、早期発見、早期治療が重要です。
さらには普段から自らの身体の声に耳を澄ます練習をしたり(何が心地よく、何がそうではないかを見きわめてゆくことです)、無理に自分を追いつめていないかを振り返り、ある程度こころに余裕を保っていることが大切です。
こうした日々の過ごし方こそが、心身障害を防ぐために最重要であることを多くの方に知っていただくため、当院では、身体の緊張のほぐしかたを中心に、各種ストレッチやヨガ、呼吸法、アロマテラピーなどを積極的に取り入れた、予防心身医療に関するプログラムを、随時開催したいと考えています。 -
芸術療法、演劇療法、園芸療法など
音楽を聞く。演奏する。描画する。箱庭に取り組む。役割を決めて音読する。とりあえず身体をうごかしてみる。
もちろんそれぞれの分野に精通した先生をお招きしますが、~療法という、かたくるしいものとは考えず、セミナーやワークショップ形式などで、フレキシブルに取り組んでゆければと思っています。
草花を愛でる。育てる。収穫する。
海を眺める。歩く。深呼吸する。
生命としての、自然なよろこびを守り、育てる試みを実践したいと思っています。
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:45~14:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
15:00~19:00 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||
休診日: 火、日、祝 土曜日は月に1度の診察 受付時間30分前に終了 |
住所・アクセス
住所 |
〒970-8026 福島県いわき市平研町1 |
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院長紹介

院長:熊谷 一朗
いわき市平研町1(松ヶ丘公園下)に、いわきたいら心療内科を開設いたしました。
精神科、心療内科を専門とし、うつ病やパニック障害、睡眠障害をはじめとする多くの精神疾患の治療と、こころとからだについてのさまざまな悩みやトラブルを相談できる医療機関です。
現代社会は、科学技術の急速な進歩、高度情報化社会の功罪、地域、家族、職場、学校などでの人間関係の変化により、過度のストレス、不安が高まり、さまざまな精神疾患、社会問題が生まれやすい状況です。自分で努力したり、家族や友人に相談してもうまくいかないときは、一度専門医を受診されてみてはいかがでしょうか。まずはあなたの話に耳を傾け、症状の発現に至るまでの経緯を把握し、問題を解決するためのお手伝いをします。そのうえで必要があれば、薬物療法も行います。もちろん薬により症状が和らぐことは、重要なことですが、それだけでは十分としません。こころやからだの症状が出現するには、それなりの理由があるものです。周囲の環境や、人間関係、ときにはご本人の生き方や物事の捉え方、感じ方を変えない限り、根本的な解決にはつながらないこともあります。対話による精神療法を行い、楽しみや寛ぎを実感できる心身の調和をめざし、物事の捉え方や感じ方を変えてゆくトレーニング(認知療法的なアプローチ)を取り入れることもあります。場合によっては心身の緊張を解し、深い呼吸を身につけるなど、心身操作の練習をしてゆくことも大切です。
リラックスした雰囲気のなか、長きにわたる精神科医としての経験に基づき、治療を受ける方の意思を最大限に尊重し、すべての治療を進めてゆきます。
ひとり一人にとって最適の心身医療を提供できるよう、スタッフ一同心がけるとともに、ほっとした安らぎと、なにげないくつろぎを感じていただけるような、陽だまりのようなクリニックをめざします。
経歴
昭和42年生まれ。いわき市たいら出身。
平成4年、筑波大学医学部を卒業し、東京医科歯科大学医学部附属病院神経精神科に入局。
融道夫教授のもとで臨床精神医学を、花村誠一氏のもとで精神病理学を学んだ後、故近藤章久氏の薫陶を受け、精神分析学に分け入り、津川俊一氏のもとで、教育分析を受ける。
平成8年から11年まで、沖縄県いずみ病院にて、離島への訪問診療など、最前線の精神科臨床を続ける傍ら、高江洲義英氏のもとで芸術療法(描画、音楽療法)を学ぶ。
平成11年から20年まで、東京都内にある心療内科クリニック(メンタルクリニックおぎくぼ)に勤め、児童、思春期からお年寄りに至るまで、幅広い診療を経験する。主に、思春期から青年期の(強迫性障害、解離性障害を含めた)神経症、パーソナリティ障害など、難治症例に対する精神療法を専門とした。
平成20年から現在までは、いわき市たいらにある松村総合病院リエゾン科(精神科)と、舞子浜病院精神科にて、思春期、青年期を中心に、主にうつ病やパーソナリティ障害、発達障害、統合失調症をわずらう患者さんの診療に従事した。同時に都内にある往診専門の総合診療クリニックの精神神経部門担当医として、認知症や数々の精神障害をわずらう患者さんの訪問診療に従事した。
専門は、精神病理学。精神分析学。児童思春期精神医学。
著書に、「回復するちから(星和書店 2016)」など。
平成23年12月、これまでの多くの臨床経験を足場に、いわきたいら心療内科を開設し、現在に至る。
基本情報
施設名 | いわきたいら心療内科 |
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診療科目 |
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対応疾患 |
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アピール |
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電話番号 | 0246225560 |
住所 |
〒970-8026 福島県いわき市平研町1 |
HP | http://iwakitaira.com/ |
ブログ | http://iwakitaira.com/category/blog |
SNS | 無し |