一般財団法人竹田健康財団 竹田綜合病院

star主な特徴

  1. 24時間365日、質の高い精神医療サービスを提供

    当院精神科は全国的に見ても珍しい診療スタイルで精神医療サービスを日々提供しています。病床数が900床を超える病院に200床規模の精神病床を備えている病院は、日本中をみてもほとんどありません。
    当院精神科では、「あたたかい心とたしかな医療」を合言葉に、また、「いつでもどんな時でも治療やケアの必要な患者さんに24時間365日、質の高い精神医療サービスを提供する」をモットーに日々頑張っています。
     
    平成21年11月30日、「こころの医療センター」がオープンしました。
    新しい「こころの医療センター」は、10年後20年後の「こころの医療のあり方」を考えて創りあげてきました。ぜひとも皆さまの信頼を得て、最新最適な医療を行っていきますので、期待していただきたいと思います。

  2. 当院精神科で行っている専門医療

    精神科救急医療

    当院精神科は、会津地域における精神科救急輪番病院の基幹病院として、24時間365日あらゆる緊急、救急ニーズに対応しています。

    急性期医療

    年間500名を超える患者さんが新たに入院され、短い場合には数日の入院で、平均的には約40日前後で大半の患者さんが退院されます。疾患としては、もっとも多いのがストレスに関連した気分障害(うつ病など)で、ほかに不安障害、統合失調症、アルコール依存症、摂食障害(拒食、過食症)、認知症の周辺症状(問題行動)などです。

    回復期医療

    急性期の治療を終えてもなお症状が一部残ってしまう患者さんがいます。当院では安心して自宅に戻れるように数ヶ月入院を延長し、充分な回復を目指す回復期医療を行っています。

    社会復帰サポート医療

    病状が慢性化、症状がやや重く生活機能が低下してしまった患者さんに対し、多職種によるチームを作り、地域の社会資源と連携しながら、在宅(グループホームなども含む)移行を強力に支援しています。

    当院精神科で行っているその他の専門医療

    重症のうつ病に対する修正型通電治療(安全を最優先にするため麻酔科医の管理下のもと中央手術室で行っています。)毎年20名以上の患者さんに行い、高い治療効果を上げています。平成19年度より米国より輸入した「サイマトロン」という機器を使用しています。

    アルコール依存症に対するARPという治療プログラムを用いて治療を行っています。

    ADHDや高機能自閉症の児童生徒を対象に、子どものコミュニケーション能力を向上させるためのCSST(子供版社会生活技能訓練)を定期的に行っています。(現在休止中)

    統合失調症の当事者(患者ご本人、ご家族)を対象に心理教育としての教室を定期的に開催しています。

    病院内の緩和ケアチームに所属し、緩和ケア医療をチームで行っています。

    精神科リエゾンチームが院内の他科と連携して活動しています。

    治療抵抗性統合失調症の治療(クロザピン)

event_note診療時間

時間
8:30~16:30
休診日: 日・祝
備考: 全診療科予約診療制、なるべく紹介状持参を推奨
診察時間は科目により異なる
第2・4土曜休診 臨時休診あり

location_on住所・アクセス

住所 〒965-8585
福島県会津若松市山鹿町3番27号
アクセス・行き方 磐越西線会津若松駅よりバス(竹田病院前下車)約15分
磐越西線会津若松駅よりタクシー約10分
高速バス 鶴ヶ城・合同庁舎前より徒歩5分

school院長紹介

院長:本田 雅人

 昨年は平成天皇が御退位され、令和天皇御即位の改元の年となりました。様々な行事が行われ、天皇陛下の国民に対する『信頼と感謝の想い』が伝わり、国の内外に日本の平和と皇室の存在がアピールできたものと思います。特に、皇室・皇族と国民の距離がより近くなったことに心が温まる感じがします。さて、陛下のお言葉からも、平成の時代は戦争もなく平和な時代でしたが、心を痛める大きな自然災害・事故・事件が多くありました。令和は、穏やかな時代の幕開けと思っていましたが、台風に伴う多くの風水害が引き続き起ってしまいました。天災とはいえ、これは行政や国民の努力、心がけでもっと被害を最小限にできることも含まれており、きっと乗り越えていけることは少なくないと思います。

 Vision TAKEDA-2020が策定され、新たなステージを迎え新規事業が次々とはじまっています。昨年の地域医療フォーラムでは、当財団の目指す取り組みを地域の皆様にお伝えしましたが、高齢者やこども障がい者も皆さんがしあわせに住むことのできる地域づくり、これが国の目指す地域包括ケアシステムです。そして、いよいよ看護小規模多機能型居宅介護施設や総合発達支援プラザなどの新規事業が開始されました。当財団独自の「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」が切れ目なく一体的に提供される体制が完成し、会津の、そして日本のどこからもお手本となる街づくりができるものと思います。社会保障費の増加は必至な中、医療費抑制の方向性は変わりません。医療の質を向上、確保するために、施設の充実や新しい医療機器や技術の導入を行ってきましたが、その適正化には予防・介護は重要な位置にあり、ここに注力していくことが重要です。「かをり」「オレンジ」「ふらっぷ」はこれからの介護、福祉分野の大事な事業所となります。

 研修医のマッチングは県内一の人気で、ついに8年連続フルマッチを達成いたしました。平成16年8名からスタートした当院の臨床研修医制度は、定員が増え、10名となりいよいよ4月からは12名の研修医がやってきます。施設が新しい、研修内容が充実している、積極的な臨床への参加、研修医や上級医とのコミュニケーション、働くスタッフ同士の雰囲気が良いことなどを学生から耳にしますが。何よりコメディカル、事務職も含め病院職員全体で、若い先生を育てていこうという組織風土が好評のようです。

 ダビンチSiからXiに更新となった当院ロボット手術ですが、泌尿器科、外科を中心として東北最多の手術件数を目指しています。若い先生たちにもその機会を多く経験させることで、これからの外科医たちのやる気だけではなく実力を存分に延ばして行きたいと考えています。専門医を目指す先生方には、極めて身近な臨床力をつけるチャンスに巡り合えることができるでしょう。

 ラグビーワルドカップが日本で開催され、日本代表チーム「ブレイブ・ブロッサムズ」はベスト8というワールドカップ史上最高の成績を収めることができました。このチームのスローガンが 「One Team」でした。突出した個人の力よりも、強固な信頼関係でまとめ上げたチームは、全員が献身的にボールをつなぎ一歩一歩前に進みます。観客ばかりかTV観戦の素人のにわかファンまで心を掴み、すべての人が一体感に心を熱くさせられました。チーム医療もこうでなくてはならない。私たちも「One Team」を目指し、直接医療にかかわらないスタッフまでもが家族と感じられるような病院づくりを目指したいと心に誓います。

home基本情報

施設名 一般財団法人竹田健康財団 竹田綜合病院
診療科目
  • 心療内科
  • 精神科
対応疾患
  • うつ病
  • 統合失調症
  • 摂食障害
  • 不安障害
  • 依存症
  • 認知症(物忘れ)
アピール
  • 完全予約制
  • 女性医師在籍
  • 駐車場有
  • エレベーター有
  • バリアフリー
  • クレジットカード決済
電話番号 0242275511
住所 〒965-8585
福島県会津若松市山鹿町3番27号
HP http://www.takeda.or.jp/index.html
ブログ 無し
SNS facebook
備考 予約専用ダイヤル 0242-27-5577

questionよくある質問


  • 地域医療支援病院とは地域の医療機関の医師(開業医など)によって、より詳しい検査や、入院・手術などの専門的な医療が必要と判断された患者さん(紹介患者さん)に対して、適切な医療を提供することを目的とした県知事の承認を受けた病院のことです。
    また、地域医療支援病院は次のような役割も担っています。

    24時間体制で救急医療を提供すること。

    地域の医療機関との連携を図り、高額な医療機器・入院ベッド・手術室などを共同で利用できる体制をとること。

    地域の医療従事者の資質向上を目的とした研修を行うこと。

    会津地区では、竹田綜合病院が地域医療支援病院に指定されています。

  • 山鹿クリニックは開業医(診療所)様と同様の診療報酬点数(国が定めた医療サービスの料金表)となっており、竹田綜合病院外来と比較して診察料において再診料、特定疾患療養指導料(注1)等の料金が異なります。ただし、山鹿クリニックは診療所扱いの為、竹田綜合病院と違い新患の場合の初診時選定療養7,700円(税込)(Q4参照)はいただきません。

    注1 【特定疾患療養指導料とは】

    慢性疾患の病気の患者さんに対して、中小病院(200床未満)や診療所では、「治療計画に基づき、療養上必要な指導」をきちんと行っていなければならないことになっています。また、そのことについて治療計画に基づき、療養上必要な指導を行った場合には「特定疾患療養指導料」という診療報酬料金をいただく仕組みになっています。

    また、外来診療については竹田綜合病院と山鹿クリニックで診療科を分けており、外来診療科の別は以下の通りです。

    竹田綜合病院(総合医療センター)
    1階:放射線治療科

    2階:脳神経外科、脳神経内科、循環器内科、心臓血管外科
        小児科、整形外科、泌尿器科

    3階:外科、消化器内科、産科、婦人科、リハビリテーション科

    10階:緩和ケア内科

    こころの医療センター
    1階:精神科

    山鹿クリニック
    3階 :  内科(糖尿科)、眼科、耳鼻咽喉科、歯科
    5階 : 皮膚科、形成外科、呼吸器内科、呼吸器外科


  • 竹田綜合病院、山鹿クリニック共に診療予約システムを導入しておりますので、診療科の問い合わせを含め、診療ご希望の方は予約センターダイヤル:0242-27-5577にお電話してください。


  • 「紹介状」とは、医師が病院に対して、診察している患者さんの病状やどのような薬を出したのかを書くものです。「診療情報提供書」というのが正式な名前です。ベッド数が200床以上ある病院で初めて治療を受けるときに必要になります。町のかかりつけ医(開業医)から病院へ紹介されるのが一般的なケースです。「紹介状」は必ず持っていないと診察を受けられないというものではありませんが、持っていないと、その病院を初めて訪れたということになりますので、7,700円(税込)の初診時選定療養費支払うことになります。紹介状を持っていると、このお金を払わなくてもよいことになっています。
    なぜこのような制度があるのかというと、病院は難しい手術など、高度な治療ができる設備を持っています。患者さんとしては、大きな病院に行ったほうが安心だと思われるかもしれませんが、こうした高度な医療サービスが受けられる設備は、本当に高度な医療が必要な患者さんのために優先的に使うものです。全ての患者さんが大きな病院を希望すると、本当に重い病気の患者さんが治療を受けるまでの待ち時間が長くなったり、ベッドがいっぱいになって入院できないということになってしまいます。そこで、本当に入院が必要な患者さんには、紹介状を書いて、大きな病院に行っていただくというやり方をしているのです。

  • 駐車場は病院北側に新設A ・B ・C ・D駐車場、また、付近にL・ M駐車場、第1駐車場等の駐車場がございます。場所についてはアクセスをご覧下さい。

  • 「処方せん受付け」の看板のある薬局であればどこでも処方可能ですし、料金も同じです。
    ただし、いくつかの病院や診療所に通っていたり、1つの病院の2つ以上の科目にかかっていたりする場合は同一の薬局でお薬をもらわれることをお勧めいたします。その理由としては、病院が違ったりする場合、それぞれのお医者さんは、他でどのようなお薬が出されているか分かりませんので、もしかすると、予想しない副作用が起こってしまうことがあるかも知れません。 そんなとき、同一の薬局でお薬をまとめて渡すことになっていれば、それぞれどんなお薬が出されているかが分かるので、よくない組み合わせを避けることができます。 これ以外にも、薬局では、患者さんにお出ししたお薬の情報を記録していますので、過去に出されたお薬を参考に、ひとりひとりにあった対応をすることができます。


  • 受けることができます。セカンド・オピニオンは、日本ではまだ普及が完全でないため「主治医に失礼になるのでは」と思われがちでしょうが、その心配はまったくいりません。それは、インフォームド・コンセント(説明と同意)という考え方を分かっている医師でしたら治療法を決定するのは患者さんやご家族であることを十分に認識しているからです。医師からインフォーム(説明)を受けても、情報も知識もない患者さんやご家族にとっては治療法の決定をできなかったり、不安を覚える場合もありますから、専門医に相談し、意見を聞きたいということになるわけです。セカンド・オピニオンを希望される方はまず、担当医師か看護師にお尋ねください。
    また、当院ではセカンドオピニオンをより有効に利用していただく為、平成18年8月よりセカンドオピニオン外来を開設いたしました。これは、主治医以外の竹田綜合病院内の医師がセカンドオピニオンを実施するもので、自由診療(有料)となっております。
    詳しくは地域医療連携課(0242-29-9832)までお問い合わせください。

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