医療法人 家森クリニック
edit最終更新日:2023.04.16
主な特徴
-
子どものためのリハビリテーション科個人クリニックです。
家森クリニックのコンセプトは『得意なことは自分を好きになるためにある。不得意なことは努力して少しずつ乗り越える喜びを知るためにある』 『親は子どもに遠慮がないので不得意に関わると子どもを苛めて駄目にしてしまう。親は徹底して子どもの得意なことを広げ深め高めるために努力し、不得意は他人に任せて育ててもらおう』 『不器用は本当は宝物』です。
殆んどの発達障害児は発達性協調運動障害を持ち、手先や眼球運動の不器用さがあるため、集団生活の中でも失敗が多く、自己肯定感を持てないでいます。自分を褒めることの下手な発達障害のお子さんに、 作業療法その他の個別治療を通じて自分を褒め好きになる経験をしてもらい、ご家族とともに一生の応援団になりたいと思ってクリニックを立ち上げました。京都市では今までは小児に対するリハビリテーションは施設でのみ行われてきました。 家森クリニックは、子どものためのリハビリテーション科個人クリニックです。京都では初めての試みです。ご家族や地域の皆様にも助けていただきながら、地道に育っていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 -
作業療法
作業療法では、主に発達には欠かせない「遊ぶ力」の育ちを一人ひとりに応じて応援します。人や物との交流によって培われる様々な「遊ぶ力」は、コミュニケーションや自信、身の回りの事をする力、学習・体育・行事など学校で行う課題に取り組む力、 そして生活力の基礎となります。これらの育ちを、実際の遊びや運動、活動を通しながら個性に応じて一緒に取り組んでいきます。
-
理学療法
反り返って抱きにくい、おっぱいが飲みにくい、寝つきが悪い、視線が合いにくいなどの育児しにくい症状を見せる赤ちゃんや、ねがえりが一方しかできない、這い這いやお座り、歩くなどの運動発達が遅れている赤ちゃんのなかには、 将来発達障害となるリスクを持っている可能性が疑われます。そんな赤ちゃんの姿勢や運動の治療によって抱きやすく寝付きやすくお母さんに添い易くなり、母子相互の愛着関係がしっかり育ちます。 家森クリニックでは主にボイタ法による理学療法と抱き方指導などを行います。
-
言語聴覚療法
ことばやコミュニケーション・食べる機能の発達を支援していきます。ことばや食べる機能そのものだけでなく、その育ちの基礎となるアイコンタクトや身振りなどのコミュニケーションも含め、一人ひとりの発達を評価し指導を行います。その子なりの表現の仕方を認めながら、わかること・伝わることを増やし、やりとりや二次的なことばの学習(学校での学習)が楽しく行えるよう、指導を進めていきます。
-
心理相談
お子さんの得意・不得意を客観的な情報として把握するために、心理検査を行います。検査結果は数値や特性だけでなく、検査時のお子さんの行動観察や保護者からの情報をもとに多面的に分析します。その総合的な解釈を評価や治療にかかわるスタッフと共有することにより、チームアプローチの支援につなげていきます。結果の解釈を含めた説明を保護者はもちろんのこと、希望されるなら本人にも行います。自分のことを理解することが生きやすさにつながっていくと考えるからです。また、希望されるなら、理解や効果的な支援を求める園・学校にも報告させていただきます。
心療内科
自分の子どもが障害の可能性があると言われたとき、ほとんどのお母さんはその子の将来だけでなく、家族全体の将来について心配し不安におそわれます。 お母さんの精神的安定のためには、不安をひとりで抱え込まず、じっくり聞いてくれる人に話を聞いてもらうことも必要です。
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00〜12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
9:00~13:00 | 〇 | |||||||
14:00〜17:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
15:00~18:00 | 〇 | |||||||
休診日:水曜・土曜午後・日曜・祝日 |
住所・アクセス
住所 |
〒604-0846 京都市中京区両替町押小路上る金吹町461 烏丸御池メディカルモール2F |
---|---|
アクセス・行き方 | 電車でお越しの方 京都市営地下鉄 烏丸線・東西線 烏丸御池駅 2番出口より階段を登りまっすぐ御池通りを西へ。 ひと筋目を北へ徒歩2分 エレベータは3-2番出口。交差点を2回渡り御池通りを西へ。後は同じ。 バスでお越しの方 京都市バス 15、51、65系統 烏丸御池停留所下車 京都バス 61、62、63系統 烏丸御池停留所下車 その他: ※駐車場はございませんので、公共の交通機関をご利用ください。 ※感覚過敏などのため下記のような試みをしても公共機関を使うことが出来ないお子さんの場合はご相談ください。 *一番前または一番後ろ、または一番空いている車両に乗る。 *できるだけ空いている時間帯を選ぶ。 *イヤーマフなどで耳を覆う。 *外の景色に興味を持たせるようにずっと話しかける。 *大好きな本や玩具に興味を集中させる。 *各駅の名前を書いた資料などを予め用意し読み上げながら次の駅を楽しみに変える。 将来の自立に向けて、できるだけ幼少期に公共機関に乗ることに慣れておくことが大切です。 |
院長紹介

院長:岩見 美香
2018年4月より、家森理事長から院長を引き継ぎました。当院診療において大切にしているのは以下の3つのことです。
(1)リハビリテーションで子ども達に笑顔と自信を。
作業療法(OT)では、思いっきり身体を使う遊びを通じて、楽しみながら感覚統合を促します。初めての事が苦手な子ども達でも、いつの間にか新たな挑戦を積み重ね、運動とともに、人と一緒に活動する自信も育みます。理学療法(PT)では、ボイタ法により体幹機能や運動発達を促し、言語聴覚療法(ST)では、食べる事、話す事の楽しみを伝えます。リハビリの手法により、子ども達の身体と心の発達を促します。
(2)保護者にも必要なサポートの提案を。
子どもの診察枠以外に、お子さんと一緒だと話しにくい心配事などをゆっくり相談していただける「保護者診察」の枠を設けています。気掛かりな子どもの行動の意味や、より良い愛着関係を育てる関わり方について一緒に考え、子育ての悩みに寄り添うだけでなく、今、少しでもできることをお伝えしたいと思います。
また、お母さんのための「心療内科」や、京都市児童福祉センターに繋がる「書類・連携外来」もありますので、ご希望の方は受付までお尋ねください。
(3)子ども達やご家族の応援団を増やします。
診療場面や種々の心理検査から見えるお子さんの特性や望まれる支援について、ご家族の中だけでなく、ご希望により園や学校とも情報共有して、理解・支援してくれる方を増やし、安心して集団生活を送るための環境調整のお手伝いをさせていただきます。
その他、法人全体のコンセプトについては「理事長のご挨拶」を、診療内容については「私たちの取り組み」をご覧下さい。
経歴
1986年 京都教育大学附属高等学校 卒業
1992年 滋賀医科大学医学部 卒業
1992年 滋賀医科大学附属病院小児科
1994年 京都市立病院小児科
1997年 滋賀医科大学大学院(その後、医学博士取得)
2002年 びわこ学園医療福祉センター野洲
2004年 滋賀大学教育学部講師
滋賀医科大学附属病院発達外来(非常勤講師)
2009年 聖ヨゼフ医療福祉センター小児科
京都医健専門学校(非常勤講師)
2015年 家森クリニック 非常勤を経て、
2016年~常勤(副院長)、2018年~院長
基本情報
施設名 | 医療法人 家森クリニック |
---|---|
診療科目 |
|
対応疾患 |
|
アピール |
|
電話番号 | 0752560225 |
住所 |
〒604-0846 京都市中京区両替町押小路上る金吹町461 烏丸御池メディカルモール2F |
HP | https://www.yamori-clinic.com/ |
ブログ | 無し |
SNS | 無し |