つゆくさ医院

star主な特徴

  1. 不要な検査は可能な限り行わない

    当院を開設することになった理由が、本当に正しいと思う医療を実践することは、一般的な総合診療の病院では難しいということが最大の理由です。(これまで働かせていただいた病院は極めて協力的で理解も得ておりましたが、漢方診療の患者さんが増えすぎると経営問題が生じてきてしまいました。)

    現在の医療システムでは、総合診療的な病院の経営をするためには検査をある程度しなければ経営が成り立たないシステムになっています。ところが、東洋医学というものはそういった採血やレントゲン、CT・MRIといった検査技術が始まるよりもずっと前からある医学ですから、問診・舌診・脈診などといった費用のかからない診察方法のみで診断と治療をしていく医療で、「時間はかかるけど病院の利益にはならない医療」と言っても過言ではありません。ですから、普通の病院ではそういった医療を実践していくことは難しい状況があります。

    しかし、近年、不要な検査の多さが医療の世界では問題になってきています。以下にアメリカで発表された「不要な検査」に関わる各学会の勧告を掲載しました。日本における実際の診療においても、一般的な方の医療において西洋医学がそれほど頻繁に必要とされないのと同様に、西洋医学的な検査もそれほど頻繁に必要でないことを感じて来ました。そして、不要な検査を減らすことは、患者さんにとっても、国の医療経済にとっても非常に重要なことです。

    当院では、そういった問題をクリアするために、尿検査や簡易的なウイルス・細菌検査を除いて、血液検査などの費用のかかる検査を一切行わないシステムに致しました。無論のこと、医師がそういった検査が必要だと判断した場合は、提携先の病院に紹介するか、近くの病院を受診することを勧めますが、実際は毎年健康診断をされている方も多いですし、そういった状況になることは滅多にありません。血液検査を導入するとそのための資材も看護師さんも必要ですし、その費用を捻出するだけの検査数が必要になってきてしまうのです。同じ理由でレントゲンなどもありません。当院ではそういった人件費や施設費用を削減することで、不要な検査をせずに、一人一人時間をかけてゆっくり診察できる医療を実現させたいと考えています。

event_note診療時間

時間
9:00~17:30
10:00~13:00
14:30~20:00

location_on住所・アクセス

住所 〒182-0024
東京都調布市布田1−18−4
アクセス・行き方 調布駅東口を出て右側へ進み、賃貸情報館(現在はからあげやさんになっています)を左折。「調布百店街」を直進し、大きな通りを渡って直進突き当たり。徒歩4分。

school院長紹介

院長:伊達 伯欣

1977年ブラジル・サンパウロにて日本人の両親の間に生まれる。3歳までブラジルで過ごし、千葉県の成田市で育つ。18歳の時に日本国籍を選択。小中高と野球と空手、音楽に励む。高校卒業後、新聞奨学生を経て日本医科大学医学部に入学。

大学3年生の時から東洋医学(中医学)を学び始め、卒業後は海老名総合病院にて初期研修および内科研修を行い、その後日本医科大学救命救急科、同東洋医学科に在籍。同大学院にて免疫学を学ぶ。救命救急科、東洋医学科、総合診療科の医師として勤務しながら、救急医療の場において処方の8割以上が漢方薬という東洋医学を中心とした総合診療を行なっていたところ、漢方診療の継続を希望される患者さんが増え、2014年10月3日より「つゆくさ医院」を開院することになる。

home基本情報

施設名 つゆくさ医院
診療科目
  • 心療内科
対応疾患
  • うつ病
  • 睡眠障害
  • 認知症(物忘れ)
アピール
  • 土曜診療
  • 日曜診療
  • 祝日診療
  • 19時以降診療
  • カウンセリング
  • 駅徒歩5分圏内
電話番号 0424264838
メールアドレス contact@tsuyukusa.tokyo
住所 〒182-0024
東京都調布市布田1−18−4
HP https://tsuyukusa.tokyo/
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