毒親体験談です　あるあるなのか教えて欲しいです

21歳の大学生です。
過干渉で被害妄想が強い母親、鈍感かつ母が大好きで母側についてしまう父親、両親にうんざりしていて姉の私を踏み台にしてでも母に気に入られようとする弟　という家族構成の実家で暮らしています。

主に災いの中心にいるのは母親で、家庭内カーストの頂点には彼女が君臨していますが、当の本人は子供と父の奴隷という意識を持っていて、度々ヒステリーを起こし、それは、彼女が年を重ねる毎にひどくなっています。

成人しているのだから自力で家を出ればいい話ですし、再来年にはそうするつもりですが、最近のトンデモ体験が衝撃的だったので共有します。

最近、テレビ番組やちょっとしたコンテンツでも、「毒親」というワードが見られるようになりました。
私は、「これを見ても、母は自分が『毒親』だなんて思わないんだろうな」「テレビで取り上げられるエピソードって、えげつないDVのエピソードが主だったりするけど、うちはそこまでではないし」と感じる程度で、特に気にしていませんでした。

が、母にとってはそうではなかったのです。

何気ないことで母の怒りスイッチが入り、私はいつものようにやり過ごそうと「ごめんね」と謝りながら、彼女の言うことを特に反論もせず聞いていました。
しかしタイミングが悪かったのか、いつものようにはいかず、どんどんヒートアップしていきます。私は運が悪かったと、ぼんやりと彼女の言い分を聞いていました。

そして、ついに彼女の手が私の頭に飛んできました。

びっくりしました。叩かれたのは数年ぶりで、直接的な暴力は彼女にとって「虐待」という言葉で線引きされていたと思っていたからです。
堰を切ったように２回、３回と叩き続け、壁に追いやり、私の身体を思い切りどつきながら、衝撃の言葉を放ちました。

「私のこと、毒親だって思ってるんだろ！」

びっくりです。張本人にその意識があったのかとおどろいてしまい、私は絶句してしまいました。
そのあとは、私がこっそり家の愚痴を聞いてもらっている恋人のことを「はけ口か何か知らないけど」と踏みつけにしながら（彼女は絶対に知らないところでしか聞いてもらっていないので、完全に母の被害妄想なのですが、珍しく当たっていました）、
「おかしいのは私じゃなくてお前だ」「あんたは被害者ヅラをしていいと思うな」などと言っていたような気がします。
しかし心がもたないので、正確には忘れてしまいました。ここに書いてやれたのにと今歯噛みしています。

彼女は世間体や、近所・近親からの目をものすごく気にする人です。
うっかり耳に入った「毒親」という強い言葉が、母を刺激したんだろうと思います。
メディアの善意がそんな悪影響を及ぼすパターンがあるんだなぁと衝撃だったのですが、こういうことって、よくあることなんでしょうか？
よかったら教えてください。

長々とすみません。最後まで読んでくださってありがとうございました。