ボランティア活動の始め方!種類から参加方法まで
edit2022.06.07
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ボランティア活動を始めたいと思っても、どうやって参加していいのかわからない、なんとなく不安といった方も多いのではないでしょうか。今日はそんなボランティア活動について、ボランティアの意味から活動の種類、参加方法から注意点まで、ボランティア活動を始めたい人に、ボランティアに関わる全てをお伝えします!
ボランティアとは
ボランティアという言葉は聞いたことがあっても、ボランティアがどういったものか、深く考えたことはないのではないでしょうか。ここでは、ボランティアを理解するために、少しボランティアの歴史や意味などをお伝えします。
ボランティアという言葉は、ラテン語で自由意思を意味する「voluntas」(ウォランタス)という言葉から、喜びや精神を意味するフランス語「volonte(ボランテ)」となり、そこから「voluntee」(ヴォランティア)になったと言われています。
ボランティアというと、無償奉仕というイメージが強いと思いますが、それ以上に、自主的な参加が重要なんですね。
日本ではだいたい1970年代ごろから、ボランティアという言葉が使われるようになりました。また、特に日本でボランティアが注目を集めたのは、阪神・淡路大震災、また東日本大震災です。現地で活動する多くの災害ボランティアの報道が、ボランティアに注目を集めるきっかけになりました。
またボランティアについては、様々な定義がありますが、厚生労働省によると、「自発的な意思に基づき、他人や社会に貢献する行為」と言われています。その他にも、団体によって様々な定義がありますが、共通しているのは、自主性、そして社会貢献性です。ボランティアで重要なことは、自ら興す活動であること、また社会に対しての貢献性なのですね!
ボランティアの4原則
また、ボランティア活動には、大切にするべき4つの原則があると言われています。
自主性・主体性
ボランティア活動は、強制されるものではなく、自主的、主体的な活動であるということ。
社会性・連帯性
ボランティア活動は、社会との連帯性、一体性をもって行われるということ。
無償性・無給性
ボランティア活動の目的は、あくまでも行動であり、金銭の報酬ではないこと
創造性・先駆性
活動は、社会に対して価値を創造するものであり、アイデアや発想によって、社会課題を解決するものであること
ボランティア活動の種類
ボランティア活動には実に様々な種類があります。災害から高齢分野、子供から国際協力まで、ここでは代表的なボランティアを紹介します。
児童分野
児童分野は、文字通りこどもを相手にするボランティアです。こども食堂や学童、学校など、こどもが関わる幅広い場所での募集があります。
高齢者分野
高齢者分野は、高齢者むけのボランティアとなり、老人ホームなどが活躍の場所となります。といっても、ボランティアなので直接の介助をするわけではなく、食事補助、話し相手などが多いです。
障害分野
障害分野では、車椅子の方の補助だったり、聴覚障害、視覚障碍者の方の同行支援、知的障害の方の同行支援などがあります。福祉サービスでは手が届かないところで、様々なニーズがあり、施設などで募集しています。
国際協力分野
国際協力は、海外が活躍の場所となります。海外の貧困国で学校を作ったり、井戸を掘ったり、子供たちの相手をしたり、生活に関わる様々な場所で活躍できます。
環境分野
環境分野は、ゴミ拾いやビーチ清掃といったものから、植林だったり、リサイクルといった、環境保全に関わる様々な活動があります。自然好きな方にはお勧めしたいボランティアです。
災害・防災分野
災害、防災分野は、震災などの被災地に直接いって活動したり、補給物資の支援を行ったり、または町の防災関係に関わるボランティアなどがあります。
ボランティアへの参加方法
ボランティアに参加する方法ですが、まずは自分がどんなボランティアをしたいかを決め、その分野で活動しているボランティア団体を探すといいでしょう。今なら、ネットでボランティアを募集しているサイトからだったり、SNSや社会福祉協議会などで探すと見つけやすいと思います。
ボランティア団体を探せる場所
- ネットの掲示板やサイトから探す
- SNSで探す
- 社会福祉協議会や市役所、ボランティアセンターなど地域の施設から探す
ボランティアのやりがい、得られるものとは
ボランティアは基本的に無償の奉仕となります。しかしその代わりに得られるものは少なくありません。その場でしか得られない経験だったり、かけがえのない出会い。お金で繋がっていないからこそ生まれる素晴らしい価値がボランティアにはあります。中には、ボランティアで人生が変わったという人も珍しくありません。
もちろん、全てのボランティアがそうではありません。人生で時間の使い方はいっぱいあります。でも、あなたがその中でボランティアに時間を使いたいのなら、それは素晴らしい選択だと思います。
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