オンライン・在宅ボランティア完全ガイド|種類・募集サイト・始め方

オンライン・在宅ボランティア完全ガイド|種類・募集サイト・始め方

「介護や育児で家を空けられないけれど、社会と関わりたい」
「地方に住んでいて、近くにボランティア先が見つからない」
「忙しい平日でも、夜2時間だけ何かに貢献できる場所はないだろうか」

そう感じている方にこそ知ってほしいのが、オンライン・在宅ボランティアという選択肢です。新型コロナをきっかけに2020年代に一気に広がり、国連系の翻訳から地方シビックテック、メンタリング、SNS運用支援まで、PCとネット環境さえあれば自宅から世界とつながれる時代になりました。

特に、これまで「外に出る」というハードルでボランティア参加が難しかった介護中の家族・育児中の保護者・障害のある方・地方在住者・夜しか時間がない社会人といった層にとって、オンライン化は参加機会の革命でした。総務省の社会生活基本調査でも、コロナ以降の在宅型社会貢献活動の伸びが示されています(2026年4月時点)。

この記事では、ココトモがオンライン・在宅ボランティアに参加してきた方々の声をもとに、活動9タイプから募集サイト10選、始め方の5ステップ、必要な機材、失敗パターンまで、自宅から始める社会貢献の地図を丁寧にまとめました。「外に出られないから諦めていた」という方も、ぜひご自分のペースで読み進めてみてください。

📌 この記事でわかること

  • 新型コロナをきっかけに急成長したオンライン・在宅ボランティアの全体像と「ハイブリッド型」との違い
  • 翻訳・データ入力・メンタリング・プログラミング・傾聴など主な活動9タイプの特徴と必要スキル
  • activo・ぼ活!・UN Volunteers Online・Code for Japan など主要募集プラットフォーム10選(公式リンク付き)
  • 自分の得意分野把握から応募・キックオフまで5ステップで分かる始め方
  • 必要な機材・ツール、コミュニケーション・期限管理・個人情報などオンラインならではの注意点
  • シニア・主婦・地方在住・障害のある方の具体的なユースケースと体験談3パターン、よくある質問10問まで

オンライン・在宅ボランティアとは|定義と「ハイブリッド型」との違い

オンライン・在宅ボランティアとは、PC・スマートフォン・インターネット環境を使い、自宅から非対面で社会貢献活動に参加する形態の総称です。「リモートボランティア」「在宅ボランティア」「テレボランティア」など複数の呼び方がありますが、ココトモではここでは「オンライン・在宅ボランティア」に統一して扱います。

「完全オンライン型」と「ハイブリッド型」の2系統

実際の活動を整理すると、大きく2系統に分かれます。
1つ目は完全オンライン型。最初から最後までPCの前で完結するもので、UN Volunteers Online の翻訳、TED Translators の字幕作成、Code for Japan のシビックテック、サービスグラントのリモートプロボノなどが代表例です。
2つ目はハイブリッド型。普段はオンラインで活動しつつ、年に数回はリアルなキックオフや成果発表でお会いする、という設計のものです。プロボノ系の長期プロジェクトや、認知症カフェの企画運営チームなどに多く見られます。
どちらが優れているという話ではなく、ご自身の生活スタイルに合うほうを選ぶのが正解です。

「無償=価値が低い」ではない

オンラインだからといって、仕事より軽い責任というわけではありません。むしろ顔が見えないぶん、納期や品質、報連相の丁寧さは対面以上に求められます。一方で、「報酬の代わりに学び・つながり・社会貢献を得る」という対価構造は、対面ボランティアと変わりません。スキルが業務レベルで活きるプロボノ領域とも地続きです。

出典:UN Volunteers Online 公式/総務省 社会生活基本調査 公開資料/全国社会福祉協議会 公開情報(2026年4月時点)

急成長の背景|2020年代に参加層はこう変わった

オンライン・在宅ボランティアが2020年代に急成長した背景を、参加層の変化として整理しました。「自分は対象に含まれるかな?」と確認しながら読み進めてみてください。

時期 主な参加層 代表的な活動
〜2019年 IT系の専門スキルを持つ社会人が中心 OSS翻訳、Wikipedia編集、Webサイト制作プロボノ
2020〜2021年(コロナ拡大期) 外出自粛により対面ボランティアからの移行組 Zoomを使った学習支援、オンライン傾聴、SNS広報
2022〜2023年 地方在住・育児中・介護中の参加層が拡大 翻訳、字幕、データ入力、メンタリング
2024〜2025年 シニア層・障害のある方・副業志向の若手 シビックテック、リモートプロボノ、生成AI活用支援
2026年〜 「対面復帰組」と「在宅継続組」の二極化+ハイブリッド化 ハイブリッド型プロボノ、本人ミーティングの記録支援

特筆すべきは、2022年以降に地方・介護中・育児中・障害のある方の参加が一気に広がった点です。これまでボランティアという言葉が「外に出られる人のもの」だった時代から、自宅にいながら社会と関わる選択肢が当たり前にある時代へと、シーン全体が前進しました。

主な活動9タイプ|自分のスキルから選ぶ

オンライン・在宅で参加できる活動は驚くほど幅広く、専門スキルがなくても始められるものから、本業の知識をフル活用するものまでそろっています。代表的な9タイプを整理しました。

🌐

① 翻訳・字幕

TED Translators の講演字幕、UN Volunteers Online の国連文書翻訳、海外NPOサイトの日本語化など。語学力を社会貢献に変換できる定番領域。1本15分から取り組める案件も多い

⌨️

② データ入力・文字起こし

研究調査の集計補助、講演会の文字起こし、団体の名簿整理など。特別なスキルがなくても始めやすく、主婦層・シニア層の入り口として人気。1案件1〜3時間が目安

🎓

③ メンタリング・進路相談

高校生・大学生の進路相談にZoomで応える形式。大学生・社会人の経験者なら誰でも参加可能。月1〜2回・1回30〜60分から無理なく続けられる

📱

④ SNS運用・広報サポート

小規模NPOのX・Instagram運用代行、投稿企画、画像作成など。Canva使えれば即戦力。月数時間で成果が見えやすく、達成感を得やすい領域

💻

⑤ プログラミング・Web開発

Code for Japan のシビックテック、団体サイトのリニューアル、業務自動化スクリプトなど。本業エンジニアが副業感覚で参加。GitHub中心の進行が一般的

🎨

⑥ デザイン・イラスト・動画編集

団体ロゴ、チラシ、年次報告書、SNS用動画の制作。Adobe・Figma・Canvaいずれでも貢献可能。クラウドソーシング感覚で参加できるプラットフォームも増加中

👂

⑦ オンライン傾聴・相談員

チャット相談、電話傾聴、ピアサポートなど。研修必須・守秘義務厳守の重い責任を伴うが、人の心に直接関われる領域。ココトモの活動とも親和性が高い

📝

⑧ クラウドファンディング応援文章

団体のCF文案レビュー、共感を呼ぶストーリー設計、リターン文の校正。ライティング経験を活かせる短期スポット案件が多い

🌏

⑨ 国際支援(UN Volunteers Online)

国連諸機関や途上国NGOから直接案件を受託。英語力+専門スキル(翻訳・調査・IT・教育など)を組み合わせ、世界中の課題に自宅から関われる本格派

主な募集プラットフォーム10選|公式リンク付き

ここからは、実際にオンライン・在宅案件を探せる主要プラットフォーム10選を、公式URL付きでご紹介します。リンクはすべて2026年4月時点で実在を確認しているものです。

🔍

① activo

国内最大級のボランティア情報サイト。「オンライン」絞り込みで在宅可案件を一覧表示。学生〜社会人まで層が厚く、初めての一件目を見つけやすい

📋

② ぼ活!

ボランティア情報のポータル。リモート可・スキマ時間OKなどの条件検索が便利。短時間×単発の案件が見つかりやすく、お試し参加に向いている

🌐

③ UN Volunteers Online

国連ボランティア計画(UNV)の公式オンラインプラットフォーム。世界中の国連機関・途上国NGOから募集。英語ベースで翻訳・調査・教育など分野多数

⚙️

④ Code for Japan

シビックテックの中核団体。市民が技術で行政・社会課題を解決するプロジェクトに参加可能。エンジニア・デザイナー・PMの活躍の場

🛠️

⑤ サービスグラント

日本のリモートプロボノ草分け。事業計画・マーケ・人事・IT等を3〜6か月の本格プロジェクトで提供。チーム制で1人あたり週数時間のコミット

📇

⑥ 二枚目の名刺

本業を持つ社会人がNPOと協働するプログラム。3か月のサポートプロジェクトが中心で、リモート中心+月1回の対面のハイブリッド型が多い

🤝

⑦ GRANT

スキルマッチング型のプロボノプラットフォーム。スポット〜中期まで幅広い案件を、自分のスキルタグから検索可能。働く世代の利用が多い

🎬

⑧ TED Translators

TEDトーク字幕の翻訳・レビューを担う世界的なボランティアプログラム。1本15分前後の動画から取り組め、語学力アップを兼ねて続けやすい

🌟

⑨ ボランティアプラットフォーム

国内NPO・NGOの活動情報を集約するポータル。在宅可フィルタや国際協力カテゴリが充実。中長期で団体を比較検討する際に便利

🏛️

⑩ ボラ市民ウェブ

東京ボランティア・市民活動センターが運営。在宅で取り組める東京・首都圏中心の案件を網羅。地域に根ざした団体との出会いに強い

上記URLはいずれも2026年4月時点で確認したもの。地方在住の方は、お住まいの都道府県社会福祉協議会・ボランティアセンターのサイトでも在宅案件が掲載されている場合があります。

オンライン・在宅ボランティアの始め方|5ステップ

「興味はあるけど、何から手をつければいいか分からない」という方のために、ゼロから初案件にたどり着くまでの流れを5ステップで整理しました。多くの方が2〜4週間で最初のキックオフに到達できます。

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    ① 自分の得意分野・使える時間を棚卸し

    紙でもメモアプリでも構いません。「語学(読む・書く・話す)」「PCスキル(Excel・Canva・Zoom)」「専門知識(医療・教育・IT・法務など)」「使える時間(平日夜2時間/週末3時間など)」を書き出します。これが応募の自己PRと案件選定の土台になります。

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    ② 9タイプから案件タイプを2〜3個選ぶ

    本記事の活動9タイプから、興味と得意が重なるものを2〜3個に絞ります。最初から1つに絞ると選択肢が狭まりすぎるので、「翻訳とSNS運用」のように複数立てておくのがコツです。

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    ③ プラットフォームに登録(複数推奨)

    activo・ぼ活!・GRANT など2〜3サイトに会員登録します。プロフィール欄にステップ①で棚卸ししたスキルと使える時間を明記。ボランティアの始め方の総論記事も合わせて読むと、登録時の注意点が分かりやすくなります。

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    ④ 1〜2件に応募(短期スポットから)

    いきなり数か月の長期プロジェクトに応募せず、1〜3時間の短期スポットから始めるのがおすすめ。文字起こし1本、SNS投稿テンプレ作成、CF応援文の校正など、達成までが見える小さな案件で「自分にできるか」を確かめます。

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    ⑤ キックオフ→1案件を完走→継続判断

    採用が決まったら、Zoom等でのキックオフに出席し、SlackやChatworkに招待されます。最初の1案件を必ず完走することが信頼の出発点。完走後に「この団体/この領域を続けるか」を判断します。1〜2件続けると、自分に合う形が見えてきます。

1日の流れ|ある翻訳ボランティアの夜2時間

具体的なイメージを持っていただくために、TED Translators で字幕翻訳に関わる会社員Aさん(30代)の、平日夜の典型的な過ごし方をご紹介します。

  1. 1

    21:00 夕食・家事を終え、PCを起動

    本業の終業から3時間ほどあけて、頭が落ち着いたタイミングでデスクへ。お茶を淹れて、Slack のボランティア用ワークスペースを開き、新しいDMがないかをまず確認します。

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    21:10 担当中の字幕プロジェクトを開く

    TED の翻訳プラットフォーム(Amara)にログインし、自分が「Claim」した15分の動画を再開。前回どこまで訳したかを確認し、用語集の更新がないかをチェックします。

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    21:20 字幕翻訳を進める(60〜70分)

    英語を聞きながら日本語字幕を入れていく作業。1分の動画に約10分かかるイメージで、平日2時間で6分前後を進めるのが目安。15分の動画なら2〜3晩で1本完成します。

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    22:30 レビュアーへ提出・進捗連絡

    区切りの良いところで保存し、レビュアー(経験豊富な翻訳者)に「ここまで進めました」とSlackで一報。質問があれば併せて投げ、相手の活動時間に合わせて返信を待ちます。

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    23:00 ログオフ・翌日の準備

    PCを閉じて就寝モードへ。翌日の本業に響かないよう、23時を超えたら無理せず手を止めます。週末は3時間ほどまとめて取り組み、1か月で4〜6本のペースが現実的なバランスです。

必要な機材・ツール|揃えておきたい7点

オンライン・在宅ボランティアを始めるにあたって、最低限揃えておきたい機材・ツールを整理します。多くは在宅勤務環境がそのまま流用できます。

✅ 在宅ボラに必要な7つの基本装備

  • PC(ノートまたはデスクトップ)——10年以内のWindows/Macなら基本問題なし。ブラウザ作業中心ならChromebookでも可
  • 安定したインターネット環境——光回線が理想。モバイル回線でも可だが、Zoom会議では有線または5GHz Wi-Fi推奨
  • Web カメラ(マイク内蔵)——ノートPC内蔵で十分。USB外付けカメラなら数千円で画質が上がる
  • ヘッドセットまたはイヤホン——ハウリング防止のため必須。家族と同居の場合は遮音性のあるものを
  • Slack/Chatwork/Discord——ボラ団体内のコミュニケーションツール。アカウントは無料で作成可能
  • Zoom/Google Meet——キックオフ・定例会議の定番。受信側は無料アカウントで参加可能
  • クラウドストレージ(Google Drive/Dropbox)——資料共有の標準。GoogleアカウントがあればDriveはすぐ使える

プログラミング系はGitHubアカウント、デザイン系はFigmaやCanva、翻訳系はAmaraやmemoQなど、領域ごとに固有のツールが加わります。多くは無料プランで参加可能ですので、必要になってから登録すれば十分です。

オンラインならではの注意点|対面とここが違う

オンラインは便利な反面、対面とは違う気配りが必要です。トラブルを未然に防ぐために、押さえておきたいポイントを整理しました。

⚠️ オンライン特有の注意点

  • コミュニケーションは「やや過剰」が正解——表情・声色が伝わりにくいぶん、Slackでは絵文字・リアクション・「了解です」の一言を惜しまない
  • レスポンスの目安を最初に共有——「平日夜のみ返信可」「週末まとめて確認」など、自分の活動時間を明示しておくと相手も安心できる
  • 期限管理は自分の責任——上司が見ているわけではないので、Googleカレンダー・タスク管理アプリで自衛する
  • 個人情報の取り扱い厳守——団体から提供されたデータを私用クラウドに置かない、家族と共有のPCを使わない、画面ロックを徹底する
  • 守秘義務(NDA)の確認——プロボノ案件では署名を求められる場合あり。読まずに進めず、不明点は事前に質問する
  • 背景・服装はビジネスカジュアル基準——Zoom会議では「相手は仕事仲間」と捉え、最低限の身だしなみを整える
  • 体調管理も含めて「自分の限界」を伝える——病気・介護・本業繁忙で動けない時期は早めにシェアする勇気が、長く続ける秘訣

失敗パターンと対策5選|やる前に知っておきたい

オンライン・在宅ボランティアでよくある「やめてしまう原因」を5つ整理し、それぞれに対策を添えました。最初から知っておくだけで、続けられる確率が大きく変わります。

❌ ありがちな失敗とその対策

  • ① 孤独感で続かない——対面の「ありがとう」が見えにくい。対策:月1回でもオンライン定例会に出る、Slackで雑談チャンネルを活用する
  • ② 納期を守れず脱落——「いつでもいいや」が積み重なる。対策:着手日と提出日をカレンダーに固定し、週次で進捗を自分にレビュー
  • ③ 意思決定が遅くストレス——団体側のレスが遅い、合意形成に時間がかかる。対策:「リーダーは誰か」「決裁ラインは何か」を最初に確認
  • ④ 本業とのコンフリクト——副業規定・競業避止に触れる、業務知識の流用に迷う。対策:会社の副業ガイドラインを事前確認、心配なら無償ボラとして整理
  • ⑤ 抱え込みで燃え尽き——「断れずに引き受けすぎる」。対策:月の総時間に上限を設定(例:20時間/月)、超えたら新規案件は受けない

シニア・主婦・地方在住・障害のある方のユースケース

オンライン化で参加機会が広がった4タイプの方々の、典型的な活動パターンをまとめました。「自分はどのタイプに近いかな?」と当てはめて読んでみてください。

👴

① シニア層(60代〜)

長年の専門知識を活かし、若手NPOのアドバイザーや団体顧問として参加。週1〜2回・1回1〜2時間の伴走型が中心。シニアボランティアと地続き

👩‍🍼

② 育児中の主婦・主夫

子どもの昼寝中・夜の30分単位で進められる文字起こし、SNS運用、デザイン案件が人気。隙間時間を社会との接点に変えられる

🏔️

③ 地方在住者

近場に活動団体がない方が、首都圏や海外NPOに自宅から関与。地方の視点が逆に重宝される。Code for Japan の地域支部とも連携可能

④ 障害のある方

外出が難しい身体障害・精神障害のある方も、PC操作可能なら参加可能。視覚障害の方は読み上げソフトで翻訳・校正に貢献する例も

海外の本格オンラインボラ|UN Volunteers Online の応募条件

国連ボランティア計画(UNV)が運営するUN Volunteers Onlineは、世界中の国連機関や途上国NGOから募集される本格オンラインボランティアの代表格です。「英語に自信がある」「専門スキルを国際協力に活かしたい」という方は、ぜひ視野に入れてください。

応募の基本条件

  • 年齢18歳以上。国籍不問
  • インターネット接続環境を自宅で安定的に確保できること
  • 英語・フランス語・スペイン語のいずれかでコミュニケーション可能(案件により求められる言語は異なる)
  • 案件ごとに求められる専門スキル(翻訳・調査・教育設計・データ分析・IT・デザインなど)
  • 応募から採用まで1〜4週間程度。プロジェクト期間は数日〜数か月まで多様

登録から最初の案件まで

まずは公式サイト(onlinevolunteering.org)でアカウントを作成し、英語のプロフィール・スキルタグ・職務経験を記入します。気になる案件に「Apply」ボタンから応募し、団体側からのインタビューを経て採用が決まります。最初の1件は翻訳・編集レビューなど短期スポットから始めるのが定石で、完了するとプロフィールに評価が積み上がっていく仕組みです。

日本語の関連情報は翻訳ボランティア完全ガイドにもまとめていますので、語学を活かしたい方はそちらも合わせてご覧ください。

体験談3パターン|自宅から世界とつながる

💬 育休中の主婦Bさん(32歳)|SNS運用支援で社会復帰の足がかりに

「第二子の育休で家にこもる日々、社会と切れていく感覚が辛くて。地元の子育てNPOのSNS運用を週3時間引き受けたところ、子の昼寝中に投稿を組めて、月末にフォロワー増の報告がもらえる。『私はまだ何かを動かせる』という実感が、復職前の自信につながりました」(120字)

💬 地方在住エンジニアCさん(38歳)|Code for Japan で全国の自治体と

「東北の地方都市に住んでいて、近くにシビックテックの仲間はゼロ。Code for Japan のSlackに入った日から、東京・大阪・福岡の人たちと毎週Zoomで議論できるようになりました。本業のコードレビューでは得られない、社会課題と直結する実感が、エンジニア人生を確実に豊かにしてくれています」(120字)

💬 視覚障害のある社会人Dさん(45歳)|読み上げソフトで翻訳レビュー

「全盲ですが、PCの読み上げソフトと点字ディスプレイで仕事をしています。UN Volunteers Online の英日翻訳レビューを月10本担当。『読み上げ前提の文体チェック』という観点が逆に評価され、団体から固定で依頼が来るようになりました。家から出ずに国際協力に関われる時代に感謝しています」(120字)

よくある質問|オンライン・在宅ボラQ&A 10問

Q1. スマートフォンだけでも参加できますか?

SNS運用・短時間アンケート・チャット相談などはスマホのみでも可能です。一方、翻訳・データ入力・デザイン・プログラミングなどは画面が広く長時間作業に耐えるPCがないと厳しい場面が増えます。「まずスマホで始め、続けたくなったらPCを検討」が現実的な順序です。

Q2. 英語ができないと参加できる活動は限られますか?

いいえ、日本語のみで参加できる活動は豊富にあります。国内NPOのSNS運用・文字起こし・デザイン・メンタリング・傾聴など、9タイプのうち6〜7タイプは日本語完結です。UN Volunteers Online や TED Translators など国際系を視野に入れる場合に英語が必要になります。

Q3. 月にどれくらいの時間を確保すればいいですか?

案件によりますが、目安は月5〜20時間です。短期スポットなら1〜3時間で完結するものも多く、長期プロボノは月20時間前後がよく見られる水準。最初は月5時間から始め、無理のないペースを探っていくのが続けるコツです。

Q4. 報酬は本当に出ないのですか?

オンラインボランティアは原則無償です。ただし、交通費・通信費の実費弁償が出る案件や、「謝礼」として図書カード等が支給される案件もあります。報酬目当ての場合はクラウドソーシング、社会貢献目的ならボランティアと、最初に整理しておくのがおすすめです。

Q5. 本業の会社にバレたくない/副業規定が気になります

無償のボランティアは、多くの企業の副業規定では「副業」に該当しない扱いとされる場合がほとんどです。ただし会社により判断が分かれるため、心配な場合は就業規則を確認のうえ、人事に念のため一報するのが安全です。競業避止の観点で、自社と競合するNPOへの関与は避けるのが無難です。

Q6. ボランティア保険には入れますか?

全国社会福祉協議会のボランティア活動保険は、対面活動を念頭においているためオンライン活動では補償対象外となるケースが多いです。ただし、ハイブリッド型で対面に出る回には加入しておくと安心。プロボノ案件によっては団体側が独自保険を用意している場合もあります。

Q7. 途中で続けられなくなったら、どう伝えればいいですか?

体調・本業繁忙・家族の事情など、止むを得ない事情はオンラインボラでも珍しくありません。分かった時点で早めに、Slackやメールで率直に伝えるのが鉄則。「○月○日まで対応し、それ以降は引き継がせてください」と伝えれば、団体側も準備ができます。無連絡フェードアウトだけは避けたい姿勢です。

Q8. 高校生でも参加できる案件はありますか?

はい、高校生歓迎の案件は確実に増えています。activo・ぼ活!で「高校生可」フィルタを活用してください。学習支援メンター、SNS投稿企画、文字起こしなどが入りやすい領域です。詳しくは高校生のボランティアガイドもご参照ください。

Q9. 個人情報を扱う案件で気をつけることは?

家族と共有のPCを使わない、データは私用クラウドに置かない、画面ロックを徹底するの3つが基本です。守秘義務契約(NDA)の署名を求められたら、内容を必ず読んでから署名を。子どもの相談記録など機微情報を扱う案件では、団体の研修を受けてからの参加が必須となるケースが多いです。

Q10. オンラインで本当に「ありがとう」を実感できますか?

対面のような直接的な反応は確かに少なめですが、団体からの定期報告・成果物の公開・受益者からのメッセージなど、間接的なフィードバックの仕組みを持つ団体が増えています。月1回のオンライン定例会に出る、年に一度の報告会に参加するなど、能動的に手応えを取りに行く姿勢が、長く続けるコツです。

あわせて読みたい|次の一歩のヒント

参照元:UN Volunteers Online(onlinevolunteering.org)公式情報/Code for Japan(code4japan.org)公開資料/認定NPO法人サービスグラント(servicegrant.or.jp)公開情報/NPO法人二枚目の名刺(nimaime.or.jp)公開情報/activo(activo.jp)公開情報/ぼ活!(vokatsu.jp)公開情報/GRANT(grant.community)公開情報/TED Translators 公式案内/ボランティアプラットフォーム(b.volunteer-platform.org)公開情報/東京ボランティア・市民活動センター ボラ市民ウェブ(tvac.or.jp)公開情報/総務省 社会生活基本調査 公開資料/全国社会福祉協議会 公開情報を参照(いずれも2026年4月時点。プラットフォーム名称・URL・募集状況は変更される場合があります)

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