琥珀真白の日記『最近変化したアイデンティティ観について』

小学校の頃は、たぶん天然って思われてたんだと思う。私も気にしてなかった。

中学校入ってから、「自分、なんか変?」って思い始めた。

友達と話す時、その場の空気に合うコミュニケーションをとることが必要なんだけど、なんか私の場合、いちいち返事が「ズレてる」感じがする。いつもみんなみたいな面白い返事ができない。しらけるというか、真面目な性格が出てしまう。

だから、何かを疑った。

最初は発達障害。「コミュ障」で検索したらヒットしたのが始まりだった。でも、こだわりは強くない、重度の忘れん坊でもない。最近、某チャット相談窓口で「発達障害グレーゾーンかもしれませんね」と言われた。

発達障害じゃないと知ったあと、メンタルも低下傾向になって、今度は精神疾患を疑った。「双極性障害」とか、手当たり次第に当たっては、違う、の繰り返し。
今も、メンタルが弱くなったら、ドクターショッピングを繰り返す。

たった今まで、自分に病名という肩書きがないと、生きていけない気がした。「自分は変だ」「だから、それ相応のアイデンティティがないとヤバいんだ」という思考がいつも根底にあった。

今日、鬱の冬休みあけ、学校に行った自分がいた。あんなに友達を恐怖としてみていたのに、すっと、まるで別人かのようにモードチェンジして、明るく接する自分がいた。

でも、なぜか「別人じゃない」と感じた。
混ざり合う感じ、あの冬休みの自分と融合していく感じと形容すればいいか、そんな気持ちになった。

今まで信じてきた、「アイデンティティがあるからこそ自分がいる」という考え方が変わった。
もはや「自分しかそこにいない」と感じるようになった。

することなすことの全てが「自分」なのであって、特定のアイデンティティの箱に入るようなものじゃないのだと思った。

逆に、周囲から浮いていると思われていい、もっと自己表現したいと思うようになった。嫌われない程度で、ひかれるくらいに浮いている方がちょうどいいと思っている。それが自分をアイデンティティとして形作っていくんじゃないかな?
アイデンティティ決めませんって話と矛盾するかもしれないね。

でも今は、これがいいなと思ってます。私もちょっとまだ理解が追いついてないけどね笑

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おやすみなさい〜

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