あだちの日記『不成立恋愛のお味』

今日は帰省先で好きなラーメンを食べた
父親が先に着いてカシワザキと受付名簿に書いた

遅れて中に入ると、まさかの中学時代の初恋の男の子がいた……が、面影は全くなく、くくった髪の毛の先が茶色で、うしろからみるとリーゼントに見えた あの頃の儚さは?どこへ?

しかも、もう一人同級生の男の子がいた
胸元に遠藤とかかれた名札をぶら下げている
あの遠藤で間違いない
そいつは短髪の金髪に…あのサッカー好青年は?どこへ?

すると、入るなり私を見ながらコソコソと喋り最後イヤなかんじの大笑いをして二人は散り去った 

ゾッとした ちなみに私は地元ではあまり好かれていない!なぜか男子から影で笑われるタイプだった。

これは卒業後に友人から聞いた話だが、わたしは影で競歩と呼ばれていたらしい
走り方が競歩でしかなかったからだそう
→レディーに競歩と名付けられている時点であまり人権はなかったことを察していただきたい。

 
というのも、わたしは地元で男の子に嫌われていた。(男の子とか関係なくスクールカーストぶっちぎって最下位だったので嫌われ者であった。)

なんとなく、今キモがられているという笑い方なんとなくわかるのだ。
こちらを柵越しのキモい動物のようにコソコソチラチラみながら笑う姿!!!!!!
分かってないと思ってますよね?私にはわかるんですよ!と思いながらやり過ごした小中学、おいらこんな街イヤだ!ぜってぇこの街でてやるからな!と思っていた。

大阪に来て、地元が恋しくなるが、なぜいつもこんなに忘れた頃のイヤーな奴らに遭遇してしまう。
みんな横浜という土地がちょうどいいがあまり、誰も地元を離れてなさすぎる。昨夜はマクドナルドでポテトを頼んだ、すると定員さんにあ。と言われ、思わずネームプレートを見ると飯屋崎と書いているぜってえ同級生でしかないのだ、飯屋崎珍しすぎるだろう。

話は戻る。その初恋相手には告白もせずに散ったはずだった。わたしはなんか悪いことしたのか?
あんな含みのある笑い声…なにをしたんだ…

ラーメン啜りながら考えるわたくし

たしか、中3のおわりごろ、そのコは途中で親が離婚して、苗字が畑から小畑に改姓していた…
そんでもって、国語が得意で、あるく国語辞典と呼ばれていて…確か私は一言も話すこともなく……なんだ、なんもしてないじゃないか

かつて意中の相手が横のカウンターを片付けている。
わたしは直接見るのではなく、目の前にある窓越しにそっと見る。
そういえば、当時もキモい感じで相手を見ていたナ…。

なぜか背中がゾゾゾとした。

フラッシュバック!!!

たしか、話しかけれないくせに永遠に穴が開くぐらい見続けたのである…ときどき、バレる!と思って相手を窓越しに見つめたものだ…。しかし、努力の甲斐虚しく、クラスメイトにバレた。カシワザキ、小畑好きなんじゃね?!と囃し立てた。
それに対して小畑は、あんなキモいやつ無理。と即答したらしい。この件をクラスメイト通じて知ったわたしは四肢爆散した。

それ以降小畑は他人以下犬以下のような目で私を見るようになった。

そのことを思い出して、私はラーメンを啜ってんのかなんかもうドロドロとしたもう何すすってのかわかんなくなったよ!
くるまやラーメンにゾゾゾポイント5!!!

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よくわからない文章でも読んでくれてありがとう

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